ついに最終回を迎えた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ガンダム ジークアクス)』第12話。その内容は予想を遥かに超える怒涛の展開で、毎週話題沸騰だった本作にふさわしいクライマックスとなりました。女子高生が主人公という異色のガンダム作品として2025年春に放送開始した本作ですが、宇宙世紀を舞台に旧作キャラクターも交錯する大胆な物語が特徴です。今回は第12話「だから僕は…」の見どころをネタバレ極力控えめにレビューしつつ、物語の背景考察や制作陣のこだわりも解説します。この記事を読めば、最終話のポイントや隠された真実について一層楽しめること間違いなしです。それでは熱い最終決戦の幕が下りた『ジークアクス』の世界を、一緒に振り返っていきましょう!
キャスト・キャラクター紹介
アマテ・ユズリハ(マチュ)役 – 黒沢ともよさん:本作の主人公マチュことアマテ・ユズリハを演じるのは声優の黒沢ともよさんです。黒沢さんは『響け!ユーフォニアム』の黄前久美子役や『宝石の国』のフォスフォフィライト役などで知られ、多彩な演技力を持つ実力派です。17歳の女子高生マチュ役では、平凡な日常から一転してガンダムに乗り込む少女の成長を熱演しています。今話ではマチュの揺るがない意志と優しさが前面に出ており、クライマックスで見せる力強いセリフには思わず胸が熱くなりました。
ニャアン役 – 石川由依さん:マチュと行動を共にする戦争孤児の少女ニャアンを演じるのは石川由依さん。石川さんは『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマンや『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のヴァイオレット役などで有名な人気声優です。現実主義でしっかり者のニャアン役では、辛い過去を乗り越え必死に生きる健気さを繊細に表現しています。第12話ではマチュとの固い友情が感じられるシーンがあり、石川さんの落ち着いた演技がニャアンの芯の強さを引き立てました。
シュウジ・イトウ役 – 土屋神葉さん:謎の少年シュウジ・イトウ役は土屋神葉(つちや しんば)さんが担当。土屋さんは『ボールルームへようこそ』の主人公・富士田多々良役や、『ハイキュー!!』の五色工役などで知られる注目の若手声優です。本作では「ガンダムがそう言っている」が口癖の不思議な少年シュウジを演じ、ミステリアスかつ純粋なキャラクター像を見事に体現しました。最終話ではシュウジの内に秘めた激情と葛藤が爆発する場面があり、土屋さんの迫真の演技に引き込まれました。
アンキー役 – 伊瀬茉莉也さん:カネバン有限公司の女社長アンキーを演じるのは伊瀬茉莉也さん。伊瀬さんは『HUNTER×HUNTER』のキルア=ゾルディックや『メイドインアビス』のレグなど少年役から少女役まで幅広く演じる実力派です。本作でも非合法クラバチーム「ポメラニアンズ」を仕切る姉御肌の女性アンキーを豪胆かつ色気たっぷりに表現しています。第12話ではアンキーの出番は控えめでしたが、その的確な判断と包容力のある言葉がマチュたちを支え、伊瀬さんの存在感ある声が作品世界に深みを与えました。
※この他にも、ハロ役に釘宮理恵さん(『機動戦士ガンダム00』フェルト役ほか)、シャリア・ブル役に川田紳司さん(『キン肉マンII世』キッド役ほか)など、豪華キャスト陣が作品を彩っています。各声優さんの過去代表作にも要注目です。
制作陣情報(監督・脚本・制作)
第12話を含む本作全体の世界観を作り上げたのは、監督の鶴巻和哉さんです。鶴巻監督はスタジオカラー所属のクリエイターで、『新世紀エヴァンゲリオン』や『フリクリ』で副監督・監督を務めたことで知られます。ガイナックス~カラー出身らしい斬新な映像演出とポップな感性を持ち味としており、本作『ジークアクス』でも大胆な構図やスピード感あるロボットバトルで新しいガンダム像を提示しました。特に最終話では監督自身が脚本・絵コンテまで手がけ、鶴巻流のエッジの効いた演出が炸裂しています。
シリーズ構成・脚本面では榎戸洋司さんと庵野秀明さんという強力タッグが参加しています。榎戸洋司さんは『少女革命ウテナ』や『天元突破グレンラガン』などで脚本を手がけてきたヒットメーカーで、ティーンの葛藤や寓意的ストーリーを得意とする方です。本作では榎戸さんが物語全体の骨子を作りつつ、庵野秀明監督(『エヴァンゲリオン』シリーズの生みの親)がガンダムファンならではの視点で脚本協力しています。庵野さんは「もしシャアがガンダムに乗ったら?」という大胆なプロットを提案したそうで、その発想がまさに『ジークアクス』の根幹を成す異色設定に活かされています。こうしたレジェンド級スタッフ陣のコラボにより、生まれたばかりの本作ガンダムは往年のファンも唸る奥深い仕掛けに満ちた作品となりました。
演出・作画面でも見逃せないのがスタジオカラーとサンライズの共同制作という点です。キャラクターデザインはコヤマシゲトさん率いるスタジオカラーのクリエイター陣(竹氏、池田由美氏、小堀史絵氏ら)が担当し、メカニックデザインは『エヴァ』シリーズにも関わった山下いくとさんが手がけています。最終話の作画監督には井関修一さん(スタジオカラー所属、シン・エヴァ作画監督)や松原秀典さん(『劇場版マクロスF』等で有名)ら実力派が名を連ねており、アニメーションのクオリティも映画さながらの力の入れようでした。監督の鶴巻さん自身「新しいガンダムを作ってみたい」という熱意で本企画が立ち上がったとのことで、制作陣の本気度が伝わる第12話の映像美と演出力は必見です。
あらすじ
第12話「だから僕は…」では、ついにマチュとシュウジの運命が激突します。前話ラストで姿を現したRX-78-2ガンダム(初代ガンダム)の存在に視聴者は驚かされましたが、そのパイロットは伝説のアムロ…ではなくシュウジでした。舞台はコロニー内の劇場跡。シュウジが駆る白いガンダムと、マチュの赤いガンダムGQuuuuuuX(ジークアクス)との最終決闘が幕を開けます。シュウジの目的は「ララァ」という少女を殺すことだと判明します。彼は「シャアがララァを拒絶して傷つけたこの世界(=ジークアクス世界)そのものを壊したい」と語り、ララァという少女を犠牲にしてでも世界をリセットしようとしていたのです。
激昂するシュウジはガンダムの性能を限界まで引き出し、マチュに襲いかかります。シュウジのガンダムは謎の力で巨大化し、凄まじい火力でジークアクスを追い詰めました。マチュも必死に応戦しますが、「ララァを守りたい」というシュウジの執念は凄まじく、一歩も引きません。やがてジークアクスは被弾し満身創痍となります。しかしそのとき、ジークアクスの特殊機能「エンディミオン・ユニット」が発動しました。光り輝くオメガ・サイコミュが解放され、機体に宿っていた“何者か”の意思が目覚めたのです。マチュの脳裏に響く声──それはまるでガンダムそのものの声のようでした。
覚醒したジークアクスは驚異的なパワーを発揮し、ついにシュウジのガンダムを制圧します。マチュはシュウジに機体越しに呼びかけました。「ララァはそんなこと、望んでいないよ」──その言葉は、激昂していたシュウジの心にも届きます。マチュの必死の説得と、ジークアクスから響いた声に後押しされるようにして、シュウジはついに剣を収めました。直後、劇場の崩壊に伴い「向こう側の世界」から来ていたシュウジとララァの姿が淡く光に包まれて消えていきます。マチュは駆け寄ることしかできませんでしたが、消えゆくシュウジは静かに微笑み「ありがとう」と告げました。その隣には守られたララァの姿もあり、二人は手を取り合って元の世界へ帰っていったように見えました。
戦いが終わり、イズマ・コロニーには静けさが戻りました。事件後、マチュはニャアンと共に念願だった地球の海を訪れます。青く広大な海を前に、マチュは遠く空を見上げながらつぶやきました。「シュウジ…またいつか会えるよね。」――そう、彼女は信じているのです。シュウジがいつか“向こう側”から戻ってくることを。そして自分もいつの日か彼のいる世界へ行けるかもしれない、と。マチュは海辺で微笑み、物語は未来への希望を残しながら幕を下ろしました。新たな伝説を生み出したガンダム『ジークアクス』、その最終話は切なさと希望が入り混じった余韻たっぷりの結末となったのです。
感想
率直な感想として、第12話は興奮と感動の連続で大満足でした!✨ 最終決戦となるマチュVSシュウジのシーンは、まさに手に汗握る展開でしたね。特にガンダム同士が劇場で激突する場面では、「これでもか!」というほどの演出盛りだくさんで圧倒されました。シュウジの乗る白いガンダムが登場した瞬間には鳥肌が立ちましたし、巨大化して暴走する様はまるで神話的な迫力でスクリーンから目が離せませんでした。「ガンダムがそう言っている」が口癖のシュウジが本当にガンダムの声を響かせる展開にも痺れました。長年ガンダムを見てきた身としては、あの“声”の正体には思わず涙が…!(わかる人にはわかる胸熱ポイントでしたね)
また、マチュの成長ぶりにも胸を打たれました。序盤では流されがちだった彼女が、最終話では自分の信念で仲間と世界を守るヒーローにまで成長したんだと実感できて熱くなりました。シュウジに向けた「○○はそんなこと望んでない」というセリフ(○○部分はあえて伏せます)は、本作のテーマそのものを象徴する名セリフだと思います。マチュ役・黒沢ともよさんの力のこもった叫びに思わずグッときました。演出的にもその瞬間、バックに流れる挿入歌と相まって魂を揺さぶられるクライマックスでしたね。
一方で、物語全体を振り返ると「難解だけど面白い!」が正直なところでしょうか。確かに設定や展開が盛りだくさんで一度見ただけでは消化しきれない部分もありました。しかし、不思議と嫌な詰め込み感はなく、むしろ情報量の洪水に酔うお祭りのような楽しさが勝っていました。実際SNSでも「最後までお祭りのようだった」「考察勢が追いつかないネタの嵐w」と盛り上がっていたほどです。個人的には、小ネタやオマージュを探すためにもう一度最終話を見返したいですね。それくらいサービス精神満点のフィナーレでした。
欲を言えば、シュウジとマチュの会話シーンをもう少しじっくり見たかった気もします。クライマックスが怒涛だった分、ラストの余韻パートはもう少し尺が欲しかったかな…なんて思ったりもしました。でもラストの海のシーンでの二人の穏やかな表情を見ると、「これで良かったんだ」と不思議と納得してしまうから不思議です。涙腺を刺激するような直接的な泣き展開は避けつつも、じわっと心に沁みる余韻が残る素敵な最終回でした。笑いあり涙あり、そして「ガンダム愛」に溢れた『ジークアクス』第12話、本当に堪能させていただきました!
考察・解説
『ジークアクス』第12話では、物語に散りばめられた謎やテーマが一気に収束し、非常に濃密な内容でした。その裏側にある設定やメッセージについて、なるべく分かりやすく深掘りしてみましょう。
まず注目すべきは「交錯する世界」というテーマです。本作は冒頭から1979年の初代『機動戦士ガンダム』のIF世界(もし○○だったら…)を描くという大胆な構成を取っていました。一年戦争の有名な場面が歪められ、シャアが赤いガンダムに乗って暴れたり、結果として本来死ぬはずのララァが生存しシャアが死亡するパラレル展開が提示されました。このIFの世界(=「向こう側の世界」)がその後のU.C.0085の舞台となっているのが『ジークアクス』の物語なんです。言わば「ファーストガンダムのパラレルワールド続編」という位置づけで、旧作の知識があるほどニヤリとできる仕掛けになっています。ただ、その分設定は複雑で、ララァやシャアといった旧キャラの運命を把握していないと「???」となる部分もあったのではないでしょうか。
では、第12話時点でシュウジ・イトウとは何者だったのかを整理します。シュウジは劇中で度々「〜と、ガンダムが言っている」と発言していました。考察勢の間では「ニュータイプか?それともイタコ(笑)?」と議論になっていましたが、最終回で明らかになったのは、シュウジはララァを救うために生まれた存在だということです。おそらく“向こう側の世界”でララァの強い想念(シャアを救いたいという願い)が、新たな命=シュウジを生み出したのではないか、と推測されます。実際、シュウジ自身は「地球へ行く」という個人的望み以外にこれといった過去の経歴がなく、ふわりと現れる謎の少年でした。第12話で彼が「ララァを次のループに送らせないため世界ごと壊す」と言ったことから、シュウジはララァの代弁者かつ世界の修正者として存在していた可能性があります。ある種、『エヴァンゲリオン』で言うところのカオル君的ポジション(人類補完を導く役割)にも思えますね。
一方のマチュ(アマテ・ユズリハ)は、ごく普通のコロニー育ちの少女でした。そんな彼女がジークアクスに乗ったことでニュータイプの資質が開花し、物語が大きく動き出します。面白いのは、マチュがずっと追い求めていた「キラキラ」(光の粒のような現象)が、ニュータイプ同士の共鳴現象=ララァやシュウジと心を通わせたときに見える光だった点です。第12話でマチュはシュウジとの激突の中でその“キラキラ”を再び目撃し、シュウジの本心(ララァを想う気持ち)を知るに至りました。ここにニュータイプ同士の魂の共鳴というガンダムシリーズ伝統のテーマがしっかり描かれているのが感慨深いです。マチュはラストで「ララァはそんなこと望んでない」と言いましたが、あれはララァの魂の声を代弁したとも受け取れます。ニュータイプに覚醒したマチュだからこそ届いた言葉だったのかもしれません。
さらに、第12話で鍵となったジークアクスの「オメガ・サイコミュ」についても触れておきましょう。オメガ・サイコミュとは従来のサイコミュを超える最新鋭の精神感応システムで、ジークアクスに搭載された秘密兵器です。通常はリミッターがかかっていますが、マチュがシュウジにもらった拳銃でリミッターデバイスを壊すシーンがありました。あれにより制御が外れ、内に宿っていた意思が解放された=エンディミオン・ユニット覚醒と推測できます。では宿っていた「何者かの意思」とは?劇中でマチュに語りかけた声は初代ガンダムのパイロット=アムロ・レイの声そのものでした。つまり、オメガ・サイコミュにはアムロの魂もしくは意思の残滓が封じられていたと考えられます。ファーストのパラレル世界でアムロがどうなったか詳細は不明ですが、少なくとも「ガンダム(=アムロ)がそう言っている」というシュウジの台詞は、文字通りガンダム=アムロの声を彼が感じ取っていたことを示唆しています。ここは鳥肌が立つ設定ですね…。ガンダムの中に宿った英雄の魂が、新世代のマチュを助けシュウジを諭したと考えると、「過去が未来を救った」とも言えるドラマチックな構図です。
最後に、本作の根底にあるテーマについて考察します。それは「繰り返される悲劇の連鎖を断ち切る」ことではないでしょうか。シュウジは過去の悲劇(シャアとララァの悲劇)に囚われ、それを無かったことにしようと極端な手段に出ました。しかしマチュは「それでも今を生きて未来へ繋げる」道を選び、シュウジを止めました。これはガンダムシリーズ全般に通じる反戦と希望のテーマとも重なります。過去に囚われ復讐に走るのではなく、新世代が受け継いだ想いで未来を切り拓く──マチュとシュウジの対比はその象徴に思えます。ララァという存在も「繰り返される悲劇」を体現するキャラクターですが、最終的に彼女が救われたことで物語世界も消滅せず存続できました。実際シュウジがララァ殺害を思い留まった後、世界は無事に続き、マチュたちは日常へ帰還しています(シュウジの消滅は切ないですが…)。世界線の崩壊を防ぎ、新たな未来を紡いだという結末は、本作の希望に満ちたメッセージと受け取れました。
以上、第12話の考察をまとめると、『ジークアクス』は「もしも」の世界を舞台にしながらも根幹は正統派ガンダムのテーマを貫いた作品だと言えます。難解な部分もありますが、裏を返せばファン同士で語り甲斐のある深い物語でした。ぜひ皆さんも自分なりの解釈でマチュやシュウジの心情、物語世界の構造を考えてみてください。きっと新たな発見があるはずです。
視聴者の反応
最終話の放送後、SNSや掲示板でも大いに盛り上がりを見せました。視聴者の声をポジティブ・ネガティブ双方から拾ってみましょう。
ポジティブな反応(好評) 🟢
- 「歴代ガンダムへのオマージュ満載で最高! ファンにはニヤニヤが止まらない最終回だった」
- 「ラストバトル鳥肌…! あの声が聞こえた瞬間、興奮と感動で震えました。神回認定です✨」
- 「マチュの成長に泣いた。普通の女の子が“ガンダムのパイロット”として覚醒する姿に胸アツ!」
- 「映像と音楽のクオリティが映画並み。作画も迫力満点で深夜に叫びそうになった(笑)」
- 「米津玄師さんの主題歌『Plazma』がエンディングで流れて号泣。歌詞がマチュとシュウジに重なって余韻が凄い…」
ネガティブな反応 🔴
- 「ストーリーが難解すぎる… IF設定に次ぐIF展開で正直ついていけなかった。」
- 「キャラの感情描写が薄い気がする。最後の説得劇もご都合に見えてしまってイマイチ共感できず。」
- 「旧作ネタ頼りすぎでは? 元ネタ知らないとポカーンだし、新規には不親切な最終回だったかも。」
- 「作画にムラが… ラスト付近であるキャラの顔が別人みたいでビックリ。もう少し丁寧に描いてほしかった。」
- 「結末が駆け足かな。盛り上がった反面、説明不足な点も多く感じてモヤモヤが残った。」
こうして見てみると、最終話は絶賛派と困惑派で評価が大きく分かれたようです。ポジティブ意見では「サービス満点のお祭り最終回!」「長年のガンダムファンほど楽しめる神展開!」といった声が目立ちました。特にサプライズ登場したRX-78-2ガンダムや“あの声”には興奮したファンが多く、「公式が最大手」「伝説級のファンサービス」とSNSでもトレンド入りするほど話題に。一方でネガティブ意見では、「情報過多で消化不良」「結局シュウジって何者?理解が追いつかない」という戸惑いも少なくなかったようです。確かに、初代ガンダムや宇宙世紀の知識がないと設定のおさらいだけでも大変だったかもしれません。「ララァやシャアの扱いに賛否」なんて声も散見され、大胆すぎるストーリー展開ゆえの宿命といったところでしょうか。
もっとも、総じて多かったのは「賛否ひっくるめてジークアクスらしい最終回」という声でした。「毎回驚かされっぱなしだったけど最後まで走り切ってくれてありがとう!」「良い意味で視聴者を裏切り続けた作品」という意見には多くのファンが共感していたようです。ネット上では早くも様々な考察や解説が飛び交い、「もう一周視聴決定!」というリピーター宣言も多数見られました。同時に「続編が見たい!」「この世界線をもっと掘り下げてほしい」といった要望もあり、反響の大きさと愛され度が伺えます。皆さんは第12話、そして『ジークアクス』全体をどう感じましたか?ぜひあなたの感想もコメント欄で聞かせてくださいね!
次回への期待
第12話でテレビシリーズとしての物語はいったん完結しましたが、ファンとしては「次回」=続編への期待も膨らんでいます!✨ マチュがラストに見せたあの前向きな笑顔と、「またいつかシュウジと会える」という願い…これは続編への布石にも思えますよね。もし第2期や劇場版があるなら、舞台は地球へと移り、マチュとニャアンがシュウジのいる“向こう側の世界”を目指す物語になるのでは?なんて想像が広がります。シャアやアムロといった伝説的キャラクターの行方も気になりますし、ララァがその後どうなるのか、まだ描かれていない余地がたくさん残されています。
現時点で公式から続編制作の発表はありませんが、ガンダムシリーズは番外編やOVA展開なども多いので油断できません。例えば今回登場しなかった他の一年戦争キャラクター(セイラやブライトたち)が別世界でどうなっているかなど、ファンの想像を刺激するネタも満載です。「もし○○だったら」の物語をさらに広げていけるのが本作の強みでもありますから、スピンオフ小説や外伝コミックで補完される可能性もありそうです。実際、ネット上では「小説版で補完希望!」「映像化されなかった設定をもっと知りたい」との声も上がっています。
そして何より、マチュという主人公の今後をもっと見てみたいですよね。彼女はガンダムシリーズ初の女子高生パイロットとして強烈な印象を残しました。最終回でニュータイプに覚醒した彼女が、これからどんな道を歩むのか非常に興味深いです。シュウジとの約束(正確には言葉を交わしてはいませんが、心の繋がり)は果たされるのか?ニャアンとの友情は?母タマキとの関係修復は?…気になる点は尽きません。
もし続編(仮に『GQuuuuuuX2』?)が制作されるなら、新たな戦いの火蓋が切られるのは間違いないでしょう。シュウジのいない世界で新たな敵が現れるのか、あるいはシュウジ自身が再登場するのか…。想像するだけでワクワクします。現実的に考えると、テレビシリーズは全12話で綺麗に終わったので、続きは劇場版やOVAで描かれるパターンかもしれませんね。ガンダムシリーズでは後日談をOVA展開する例(『鉄血のオルフェンズ』の特別編や、『閃光のハサウェイ』など)があるので期待したいところです。
次回作があるとすれば、タイトルに込められた意味「GQuuuuuuX」の謎もさらに解明されるかもしれません。「ジークアクス」の語源や、本編で語られなかった裏設定(例えばニュータイプ研究施設イオマグヌッソ絡みの詳細など)も掘り下げてほしいですね。監督の鶴巻さんや脚本陣が次はどんな仕掛けを用意してくれるのか、想像するだけでファンとしては待ち遠しい限りです。
いずれにせよ、『ジークアクス』の物語はまだ始まったばかりという気がしています。マチュたちの未来、そしてガンダムシリーズの新たな可能性に、これからも目が離せません!次なる展開が発表される日を信じて、引き続き応援していきましょう。
配信情報・視聴方法
「『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』をこれから見てみたい!」「最終話をもう一度チェックしたい!」という方のために、配信・放送情報をおさらいします。
本作は日本テレビ系列にて毎週火曜深夜に放送されました(全30局ネット、火曜24:29~)。地上波を見逃してしまった方もご安心ください。主要な配信プラットフォームで第1話~第12話が視聴可能です!国内最速配信はAmazonプライムビデオで、テレビ放送直後の毎週水曜午前1時に最新話が更新されていました。現在もプライム会員見放題で全話配信中です(初回30日間無料体験もあるので手軽に試せますね)。例えばAmazonプライムビデオで第12話を今すぐ視聴▶︎ といった形でアクセス可能です。
さらに、NetflixやU-NEXT、Hulu、dアニメストアなどほとんどの主要VODサービスでも『ジークアクス』が配信されています。各プラットフォームとも2025年4月~6月にかけて順次配信開始しており、現在は全話一挙見もOK。お好みのサービスで視聴できます。例えばNetflixユーザーならスマホで「ジークアクス」を検索すればすぐ出てくるはずです。
無料で視聴したい場合は、ABEMAやLeminoでの見逃し配信がおすすめです。ABEMAでは毎週日曜22時に最新話が無料公開されていた実績があり、現在も期間限定で一部エピソードを無料視聴できる可能性があります(配信状況はサービス上で要確認)。地上波再放送については未定ですが、BS11での放送が土曜19時に行われていたので、今後BSやCSで再放送される可能性もあります。
また、Blu-ray/DVDのリリース情報も気になるところですよね。劇場先行版『Beginning』のBlu-rayは2025年3月に発売されましたが、テレビシリーズ全12話を収録したBlu-ray BOXの発表も今後あるでしょう。おそらく特典にスタッフインタビューや設定資料、オーディオコメンタリーなどが収録されるはずなので、コレクターの方は要チェックです。
視聴手段が豊富に用意されているのは、作品の人気と注目度の証でもあります。「ガンダム最新作を見逃すな!」というキャッチコピーのもと、配信でも盛り上がっていました。あなたの環境に合った方法で、ぜひ『ジークアクス』の世界を楽しんでください。大画面TVで迫力の戦闘シーンを観るも良し、スマホ片手に布団の中でドキドキするも良し…好きなスタイルで視聴できるのが現代の嬉しいところですね。
関連グッズ紹介
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の世界観をさらに楽しみたい!という方には、豊富に展開されている関連グッズも要チェックです。
まず外せないのがガンプラ(プラモデル)。主人公機である「HG 1/144 GQuuuuuuX(ジークアクス)」は放送開始と同時に最速立体化され、現在大好評発売中です。特徴的なフォルムを忠実に再現し、2種類の頭部パーツ差し替えで異なる形態が再現可能という凝ったギミック付き。可動範囲も広く、劇中のダイナミックなポーズもばっちり再現できます。さらに最終話で登場した覚醒形態(エンディミオン・ユニット展開時)もHGガンプラ化が決定しており、ファンの間で大きな話題となりました。組み立てながら「あの名シーン」を追体験できるガンプラは、ガンダムファンならぜひ手元に置いておきたいですよね。
プラモデル以外では、完成品フィギュアやキャラクターグッズも充実しています。バンダイスピリッツの「METAL ROBOT魂」シリーズからはジークアクスの可動フィギュアがリリース予定で、精密な塗装と合金パーツによる重量感でコレクション性抜群です。また、ヒロインのアマテ・ユズリハ(マチュ)のフィギュアもFigure-rise Standardでキット化されています。制服姿のマチュを自分で組み立てられるユニークな商品で、完成させればガンプラのジークアクスと並べて飾ることもできます。
さらに、日常使いできるグッズも見逃せません。例えばアニメイトでは6月末より「ガンダム ジークアクス フェア」が開催され、新規描き下ろしイラストのクリアファイルやアクリルスタンド、キャラクターをイメージしたトートバッグなど多数の限定アイテムが販売されています(ファンなら思わず全部集めたくなる可愛さです!)。公式グッズ通販サイトでは、劇中歌やBGMを収録したオリジナルサウンドトラックCDも予約受付中です。こちらは初回限定盤3枚組で、本編未使用曲まで網羅した豪華版とのこと。発売日は2025年8月27日予定なので、音楽ファンの方は忘れずにゲットしてください。
他にも、一番くじから『ジークアクス』コラボのくじが登場したり、ガンダムカフェで作品コラボメニュー&グッズ展開があったりと、非常に盛りだくさん。ガンプラ作りに没頭するのも良し、お気に入りキャラのグッズを身につけて日常でニヤニヤするも良しです。特にマチュが劇中で持っているハロ型ポシェットを再現したバッグなんてアイテムもあり、SNSでは「普段使いできる!かわいい!」と話題になっていました。
このように関連グッズを通じて作品世界に浸れるのも、アニメの楽しみ方の一つですよね。ぜひお気に入りのグッズを見つけて、『ジークアクス』愛を深めてみてください。新商品情報は公式サイトやガンダム公式Twitterでも随時発信されているので、要チェックです!
まとめ
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第12話「だから僕は…」は、紛れもなくシリーズ屈指の衝撃回であり、同時に感動的なフィナーレでした。★5段階評価で言えば文句なしの★5! それほどまでに密度の濃い30分で、涙あり笑いあり驚きありのエンターテインメントの凝縮体だったと言えます。最終決戦では往年の名台詞へのオマージュや予想外の伏線回収が次々と炸裂し、視聴者を最後の最後まで楽しませてくれました。まさに「毎週がお祭り騒ぎ」だった本作を締めくくるにふさわしい神回でした。
物語全体を通して見ると、『ジークアクス』はガンダムシリーズの中でも異色の存在かもしれません。パラレルワールド設定や豪華クリエイター陣の参加など話題性も抜群で、賛否も巻き起こしましたが、それだけチャレンジングで革新的な作品だったということでしょう。新旧ガンダムの架け橋となるような物語はシリーズファンの心を掴み、新世代の主人公マチュの奮闘はこれまでガンダムを知らなかった層にも新鮮に映ったのではないでしょうか。結果的に、「ガンダムって難しいと思ってたけどジークアクスは面白かった!」という新規ファンの声も多く聞かれ、ガンダムの裾野を広げることにも成功した印象です。
最終回を見終わって、筆者は今後の展開に期待で胸がいっぱいです。マチュとシュウジの物語はきっとこれで終わりではないはず…! ガンダムシリーズ伝統の“その後”がどこかで描かれることを信じつつ、ひとまずは第12話までの物語に拍手を送りたいと思います。「夢が交わる。」というキャッチコピーの通り、夢のような時間をありがとうジークアクス!という気持ちです。
最後に、この記事を読んでくださった皆さんもぜひ『ジークアクス』第12話の感想を聞かせてください。あなたはこの結末をどう受け取りましたか? 心に残ったシーンやセリフ、考察したいポイントなど、コメント欄やSNSで語り合って盛り上がりましょう! 🔥 作品への熱い想いを共有することで、また新たな発見があるかもしれません。ガンダムジークアクスの未来に幸あれ!そして引き続き、夢のコラボが生んだこの新たなガンダムワールドを一緒に追いかけていきましょう。皆さんの熱い感想・考察、お待ちしています! 🚀