魔女×鬼のドタバタ同居コメディ『ウィッチウォッチ』。幼馴染の魔女ニコと鬼の末裔モリヒトのコンビが巻き起こす日常に、笑いながらホッコリさせられる人気漫画です。第2巻ではその面白さがさらにパワーアップ! 新キャラが続々と登場しニコとモリヒトの生活はますます賑やかに。そして「“犬と雨滴”がニコに災いをもたらす」という不穏な新予言まで飛び出し、物語に波乱の予感が…。第1巻発売時から「次にくるマンガ大賞2021」で12位にランクインするなど注目度も抜群の本作。この記事では、第2巻の見どころや深読みポイントをたっぷり紹介します!笑えるラブコメ展開から伏線の考察までネタバレなしで解説し、読後の方も未読の方も思わず「わかる!」とうなずける内容をお届けします。それでは魔女と使い魔たちの第2巻、いざレビュー開始です✨
Contents
著者紹介:篠原健太さんについて
本作の著者は篠原健太さん。週刊少年ジャンプで数々のヒット作を手がけてきた実力派漫画家です。代表作には、学園コメディの金字塔『SKET DANCE(スケットダンス)』やSF冒険譚『彼方のアストラ』があり、ギャグと感動を織り交ぜた独特の作風で読者の心を掴んできました。『SKET DANCE』は30巻を超える長期連載&TVアニメ化で有名で、笑いあり涙ありの人情ストーリーが支持されました。『彼方のアストラ』は宇宙サバイバルものながらしっかり伏線を回収する巧みさで「このマンガがすごい!2019」オトコ編3位に輝いた秀作です。篠原健太さんは藤子・F・不二雄や鳥山明から影響を受け、ギャグとシリアスのバランス感覚に優れているとも言われます。実は『銀魂』作者のもとでアシスタント経験もあり、その影響か笑いのセンスとテンポは折り紙つき。そんな篠原さんが描く本作『ウィッチウォッチ』でも、持ち味である軽妙なギャグとハートフルなストーリー展開がいかんなく発揮されています。魔法×日常コメディという新たな挑戦の中で、「笑いと感動」のエッセンスを届けてくれる注目のクリエイターです。
登場人物紹介(主要キャラクター)
- 若月ニコ(わかつき ニコ) – 本作のヒロイン。魔女修行を終えて帰郷したばかりの高校生で、幼馴染のモリヒトと同居しています。明るく天真爛漫ですがちょっぴりドジっ子で、魔法の練習でもしばしば予想外の騒動を引き起こすトラブルメーカー。ただし困っている人を放っておけない優しい性格で、持ち前の魔法(と発想力?)で日常をカラフルに彩ります。第2巻では本人の知らぬところで“不吉な予言”の対象になっていますが、肝心のニコは能天気にマイペース。「相合い傘=告白の予兆!?」と恋に夢見がちな一面もあり、モリヒトへの想いをにじませつつ毎日を楽しんでいます。魔女の娘ゆえ狙われる立場ですが、その明るさで周囲を惹きつけるムードメーカーです。
- 乙木守仁(おとぎ もりひと) – ニコの幼馴染で、鬼の力を継ぐ高校生。普段はクールで真面目、感情表現は苦手ですが、根は優しく責任感の強い少年です。父からの命でニコを災いから守る「使い魔(ボディーガード)」となり、一つ屋根の下で生活しています。鬼の末裔だけあって怪力や高い身体能力を持ち、いざという時は鬼の戦闘術「鬼艮闘術(きこんとうじゅつ)」でニコを全力で守ってくれる頼もしさ。第2巻では新たな予言に備えて雨の日も警戒を怠らず、ニコを守ることに奮闘。無自覚にニコと相合い傘になってドギマギさせたりもします。ニコに好意を寄せられていることには鈍感ですが、守るべき存在として大切に想っており、いざニコに危機が迫ると鬼の力で大活躍! 学校では隠れ鬼ですが、その実力は業界(魔女界隈)でも有名なようで、他の魔女からも一目置かれる存在です。普段はツッコミ役に回ることも多く、ニコや後述のカンシのボケに冷静に突っ込む姿も微笑ましいです。
- 風祭監志(かざまつり カンシ) – 第2巻から登場する新キャラで、ニコの魔女修行時代の知り合い。正体は山に住む天狗の少年で、ニコの母・伊吹からの頼みでニコを守るためにやってきた“カラスの使い魔”です。初登場シーンではニコの好きなアニメ「ワンダーフルフル」の犬の被り物をつけた謎の男としてモリヒトたちを襲撃し、一瞬「敵か!?」と思わせましたが、正体が判明するとニコは「カンちゃん!」と大喜び。実はニコを守るという大義名分の裏で、スマホ課金やギャンブル癖で作った借金をニコ母に肩代わりしてもらった恩もあり護衛を買って出たという、ちょっと残念な動機も持っています。性格は明るくお調子者で関西弁で話すムードメーカー。ツッコミ気質で、ドタバタ劇では的確かつキレのあるツッコミを飛ばしてくれます。その関西弁&ツッコミキャラっぷりは『SKET DANCE』のヒメコを彷彿とするとの声もあり、作品に笑いを倍増させる存在です。モリヒトとは鬼と天狗で種族的にライバル意識がある上、ニコを巡っても何かと張り合うため序盤はケンカばかり。しかしいざという時にはニコのため共闘し、風を操る天狗の力で敵に立ち向かうなど男気も見せます。第2巻以降、ニコとモリヒトの生活をより賑やかにする愛すべき新メンバーです。
- 宮尾音夢(みやお ネム) – 第2巻で新登場するもう一人のキャラクター。隣町に住む高校生の魔女で、「人に触られるのが何よりも嫌い」という超がつく人見知り少女。実力は不明ですが、物腰おとなしく内気な性格です。音夢がニコたちの学校にわざわざ現れた目的は、「乙木守仁を自分の使い魔にスカウトする」ため。幼馴染で鬼のモリヒトがニコの使い魔になっていると聞いて羨ましく思い、「自分にも彼を使い魔にする権利があるはず!」と意気込んできたのです。とはいえ根っからの陰キャで赤面症の彼女、いきなりモリヒトを口説く度胸はなく…苦肉の策で黒猫に変身する魔法を使い接触を図ります。猫の姿になれば堂々と近づける…と思いきや、モリヒトの膝の上に乗った拍子に優しく撫でられてしまい、普段は誰かに触れられるなんて御免な音夢もモリヒトになら不思議と安心してしまうという胸キュン展開に!ドキドキのあまり“トゥンク”状態で眠ってしまい、魔法が解けて本人の姿に戻ってしまうドジも踏みました。ニコたちには「自分もモリヒトを使い魔にしたいだけ」で悪意はない様子ですが、ニコからすれば放っておけないライバル候補? 今のところ敵対まではしていないものの、今後モリヒトを巡ってニコと火花を散らすのか、それとも仲間になるのか注目のキャラです。関西弁で明るいカンシとは対照的に、音夢は内気で妄想暴走しがちなところが可愛らしく、読者からも「残念美少女だけど憎めない」と早くも人気を集めています。
あらすじ
新たな予言と“犬”の正体
ニコの母・伊吹からモリヒトにもたらされた新たな予言――「犬と雨滴がニコに災いをもたらす」。それを聞いたモリヒトは「犬」と「雨」に最大限警戒し、雨の日の外出時は常にニコから目を離さず護衛を強化します。ある雨の放課後、ニコと一緒に和菓子を買いに出たモリヒトは、あえて人通りの少ない道を選んで歩き、傘も「相合い傘」でニコを守ろうとします。ニコは「ま、まさか告白される!?」と完全に勘違いしてドキドキしますが、モリヒトはそんな乙女心には気づかず周囲を警戒…。すると突然、「…出てこいよ。下手くそ、尾行してんのわかってんだよ」と茂みに向かってモリヒトが一喝!驚くニコの前に現れたのは、なんとニコが大好きな劇中アニメ「ワンダーフルフル」のイヌのキャラクターのお面を被った謎の人物でした。犬の被り物をした怪しい男がいきなり襲いかかってきたためモリヒトも即応戦!相手は特殊な警棒のような武器で風を起こす魔法攻撃を繰り出し、モリヒトも鬼の力で応戦する激しいバトルに発展します。激闘の末、モリヒトは相手を取り押さえてその犬のお面を剥ぎ取ることに成功。するとその仮面の下から現れた顔を見てニコが驚きの声を上げました。「カンちゃん!!」――そう、この謎の男の正体はニコの修行仲間だった天狗の風祭監志(カンシ)だったのです。ニコにとっては旧知の友人の登場に大喜びですが、モリヒトは突然襲われたことでプンスカ不機嫌。真意を問いただすと、カンシは「伊吹さん(ニコ母)の予言でニコに危機が迫ってると聞いたから助太刀に来たんや!」と宣言します。さらに天狗社会では「鬼ばかり名が知られてるのが気に食わんから、この機会にニコを守って天狗の株を上げたろ思てな!」とライバル心ものぞかせます。(しかし裏では借金を肩代わりしてもらった恩返しという事情もあるのですが…カンシ本人はカッコつけて黙っている様子です。)ひとまず誤解は解け和解したものの、“犬”の被り物騒動にニコはキョトン。実はこの時点で予言の「犬」と「雨滴」の条件自体は満たされてしまっていたのです。雨の日に犬(のお面)を被った人物=カンシが現れたわけですが、それが本当に「災い」なのか、それとも…? モリヒトは予言の解釈にまだ引っかかりを覚えつつも、ともかく味方が増えたことでニコは大喜び。この先は三人で協力してニコを守ろう、と新生活がスタートします。
「学び舎に敵あり」そして突然の事件
カンシの乱入騒ぎも収まり、ニコとモリヒトはカンシを家に招いて歓待します。久々の再会に話も弾む中、カンシは天狗社会の愚痴をこぼしたり借金の言い訳をしたりとマイペースぶりを発揮。モリヒトとカンシは種族間のプライドもあってか言い合いが絶えず、ニコはハラハラしつつも仲裁に入ります。そんな中、新たな予言が出たとの報せが…。実はニコが荷物を取りに少し席を外した隙に、カンシはモリヒトにこっそり紙切れを手渡しました。そこには力強い筆致で「学び舎に敵あり」と書かれていたのです。「災いは事故や病気ではなく、ニコを狙う敵が学校にいるということ…!?」モリヒトとカンシはハッとしてニコのもとへ駆け戻ります。すると玄関先で、ニコがなにやら奇妙な状態に陥っているではありませんか。なんとニコの着ていた服が突然カチコチに硬直し、体を拘束しているのです!もがくニコの服の襟元からぬっと飛び出したのは不気味な一つ目。そしてそいつが不気味に宣言します。「魔女の娘は連れて行く」――次の瞬間、ニコの体は謎の魔法使いによって跡形もなく消し去られてしまいました。モリヒトとカンシは呆然。しかしすぐさま我に返り、敵を追おうとします。突然現れた正体不明の“敵”。それもニコを攫うという大胆不敵な犯行に及ぶ強敵です。果たしてニコの行方は…!?モリヒトとカンシはニコを取り戻すことができるのか──第2巻最大のクライマックスへと緊張感が一気に高まります。(※結末の詳細はぜひ実際に読んで確かめてみてください…ドキドキの展開が待っています!)
新キャラもう一人登場&日常は続く…?
ニコの身に起こった一大事件はひと段落し(※ネタバレ防止のため詳細は伏せますが、命に関わるような深刻な事態にはなっていないのでご安心ください)、物語は再び日常パートへ。舞台はニコとモリヒトが通う私立翌檜(あすなろ)高校です。ある日、学校の門の前に見慣れない少女の姿がありました。制服を見るに隣町の松葉高校の生徒のようです。彼女こそが宮尾音夢(みやお・ねむ)。隣町に住む魔女で、人に触れられるのが苦手という変わった性質を持つ女の子です。音夢が翌檜高校までやって来た目的はズバリ「乙木守仁(モリヒト)をスカウトすること」。実は音夢、魔女の世界で「若くして鬼の力を極めた有望株の鬼・乙木守仁が某魔女(=ニコ)の使い魔になった」というウワサを聞きつけ、羨ましく思っていました。「あたしだってモリヒト君を使い魔にしたい!」――そう考えた音夢はニコに内緒でモリヒトを引き抜こうと接触を試みます。しかし超が付く恥ずかしがり屋の音夢は声をかける勇気が出ず、悩んだ末に魔法で黒猫に変身!猫の姿なら気づかれずに近づけると、モリヒトとニコの後をコッソリ尾行します。そのまま乙木家(ニコとモリヒトの家)に猫のまま侵入することに成功。ところがドジなことにニコやカンシに追い回されるうち、運悪くモリヒトの膝の上に飛び乗ってしまいます。モリヒトがとっさに黒猫(=音夢)を受け止め優しく撫でると、普段なら人に触られるなんて絶対イヤな音夢がモリヒトに撫でられるのは何故か心地いい…!♥ ときめきと安心感で思わず身体の力が抜けてしまい、そのままスヤァ…と寝落ち→魔法が解けて元の人間の姿に戻ってしまいました。こうしてドタバタの末に正体がバレてしまった音夢ですが、ニコから事情を聞かれると真面目に「モリヒトさんをスカウトに…」と目的を告白。突然の“ライバル宣言”にニコはビックリしつつも、「モリヒトは私の使い魔だよ!」と譲る気ゼロです。さすがの音夢も落ち込み、これにはカンシも「どないやねん」とツッコミ。結局モリヒト本人はキョトンとしつつ「俺はニコの使い魔だから」ときっぱり断り、音夢はしょんぼり退散するのでした(健気…)。とはいえ音夢も決して悪い子ではなく、むしろ照れ屋で憎めないタイプ。ニコも「また遊びにおいでよー!」と手を振り、彼女なりに友情のエール?を送ります。かくして、ニコ&モリヒトにカンシと音夢という個性豊かな仲間が加わり、第2巻の物語は幕を閉じます。最後はニコとモリヒトの関係にも微笑ましい進展が…? お騒がせな日常はまだ始まったばかり。だが一方で「学び舎に敵あり」という不吉な予言の真意は依然謎のままです。ニコを狙う黒幕の存在をちらつかせつつ、笑いとワクワクがギュッと詰まった第2巻でした。
感想
第2巻、めちゃくちゃ面白かったです!新キャラが一気に二人も登場して物語に厚みが増し、読んでいてワクワクが止まりませんでした。まず、天狗のカンシが良い味出してますね〜!関西弁でボケとツッコミをかっさらっていく彼のおかげで笑いの密度がグッと濃くなりました。モリヒトとのケンカ漫才のような掛け合いには思わずクスッとしっぱなし。“犬の被り物”で奇襲してきた登場シーンはビックリしましたが、結果的に予言の「犬」がまさかの味方だったというオチにはやられました(笑)。篠原先生、読者の意表を突く演出が本当に上手いです。ニコとカンシが嬉しそうに再会する場面では、モリヒトがプイッと拗ねちゃうのも可愛くて微笑ましかったですね。モリヒトって一見クールだけど、内心は結構やきもち焼き? ニコを守る使命感と彼自身の不器用さがいい感じにブレンドされて、王道ラブコメのニヤニヤポイントになっていると思います。「相合い傘」のくだりなんて、ニコじゃなくてもドキドキしちゃいますよ!
一方、新ヒロイン(?)音夢ちゃんの登場も予想以上に楽しめました。陰キャ魔女というキャラ設定がユニークで、猫に化けて潜入する作戦には「そう来たか!」と爆笑。【黒猫が膝の上で寝ちゃったらそれはもう反則でしょ!】モリヒトに撫でられて赤面する音夢ちゃん、普段は人に触れられるの嫌なのにモリヒトになら安心するとか…ベタだけど可愛すぎます。ニコもハラハラしていましたが、今のところ恋のライバルというよりドジっ子枠の残念美少女って感じでしょうか😅。でも個人的には音夢ちゃんかなり好きなキャラです!何とか仲間に加わってほしいなぁと応援したくなりました。ニコ&モリヒトのボケツッコミにカンシの関西ツッコミ、さらに音夢の天然ボケが混ざったらカオス必至ですが、それもまた楽しそうですよね。
また、第2巻はコミカル一辺倒ではなくシリアス展開も差し込んできたのが印象的でした。ニコが謎の敵に連れ去られる場面ではハラハラして、「え、急にどうした!?」と心臓バクバク。普段ほのぼの読んでいただけに緊迫シーンとのギャップがすごかったです。でもモリヒトとカンシがちゃんとカッコよく活躍してくれて胸熱でした!鬼と天狗の共闘、少年漫画らしい熱いバトルシーンで痺れましたね。篠原先生はギャグ漫画のイメージが強いですが、実はバトル描写も上手なので今後がさらに楽しみです。強敵の不気味さもしっかり描かれていて、物語に程よいスパイスが加わった印象でした。もっとも、そのシリアスパートが割とあっさり解決して日常に戻った時は「お、おう…そうくるか」と肩透かしを食らった感じもありましたが(笑)、あまり重苦しくせずテンポよく次のエピソードに繋げるのは本作の持ち味なのかもしれません。【深刻になりすぎず何事もなかったかのように日常に戻る匙加減が絶妙ですね【17†L94-L99】】賑やかな学園コメディ路線とストーリーの大枠(ニコを狙う敵)のバランスが取れていて、シリアス過ぎないのが読みやすいです。
全体的に第2巻は「笑いのキレ味」と「物語の動き出し」の両方を堪能できる満足度の高い巻でした。強いて気になった点を挙げるなら、物語の本筋(敵の正体とか伏線部分)がまだ断片的でじれったい!ということでしょうか。新予言「学び舎に敵あり」の謎解きはお預け状態なので、早く続きが読みたくてウズウズしちゃいました。でもこれは裏を返せば作品に夢中になっている証拠ですよね。それだけ先の展開が気になるくらい物語に引き込まれています。あと個人的にはニコの魔女っぷり(新魔法とか成長)ももっと見たいかな? 今のところニコは可愛いドジっ子枠で、トラブルの発端になることが多いので😅 そろそろカッコいい魔女らしい活躍シーンも見てみたいなんて思ったり。とはいえ、本作はこの緩急含めて魅力だと思うので、些細な不満はご愛嬌です!ニコとモリヒトのイチャイチャもニヤニヤできましたし、笑ってドキドキして、最後は心がホッコリ温まる…終始ハッピーな気持ちで読み終えました。篠原先生ならではのテンポの良いコメディと、随所に散りばめられた愛おしいキャラクター描写に大満足です。
考察・解説
第2巻では物語にいくつか重要な伏線やテーマが提示されました。ここからは内容を踏まえた深掘り考察をしてみたいと思います(できるだけネタバレは控えつつ、既読の方向けにニヤリとできる分析をお届けします)。
予言「犬と雨滴」「学び舎に敵あり」の真意
まず注目すべきは、やはりニコに降りかかった二つの予言です。一つ目の「犬と雨滴が災い」という予言は、第2巻序盤で早速現実となりましたが、その解釈のひねりが面白いですよね。【予言では一見不吉な“犬”が敵の象徴かと思いきや、実際にはカンシ(犬のお面を被った味方)の登場を指していました】。つまり「雨の日に犬(の姿をした者)が現れる」という条件は当たっていたものの、それ自体は災いではなく仲間の参戦だったというオチです。篠原先生はこうした予言=物語のギミックをユーモラスに扱っていて、「不吉な予言→ドキドキ展開…と思わせて実は笑いに繋げる」という緩急の付け方が秀逸だと感じました。この予言のおかげで読者もニコも終始「犬って何!?誰!?」とソワソワさせられましたし、カンシ登場のインパクトも倍増しましたよね。結果オーライとはいえ、モリヒトにとっては相当ヒヤヒヤした事件だったでしょうが…😂(ニコ本人が何も知らずに呑気だったのが救いでした)。
そして二つ目の予言「学び舎に敵あり」。こちらは物語の核心に関わりそうな重要ワードです。第2巻ラストでニコを攫った謎の魔法使いこそ、まさに「学び舎(学校)に潜む敵」の存在を示唆していました。敵はニコのことを「魔女の娘」と呼んでいたことから、単なる偶発的な悪意ではなくニコの出生や家系に何らかの因縁を持つ存在である可能性が高そうです。となると、敵もまた魔女(それも邪悪な目的を持った“黒魔女”)なのかもしれません。現にニコの母・伊吹さんも魔女ですし、「魔女の娘を狙う」と明言していることから、敵は魔女社会に通じる人物と考えるのが自然でしょう。学び舎=学校に敵がいる、ということはニコたちの通う高校にその敵が紛れているという意味にも取れますよね。だとすると、今後ニコのクラスメイトや教師、新キャラで登場する誰かが敵の正体…なんて展開も? 想像すると一気にミステリー要素が出てきてワクワクします。第2巻では敵のビジュアルはハッキリ描かれず謎だらけでしたが、例えば「あの先生怪しい」「実は新キャラの○○が…」なんて読者同士で予想し合うのも盛り上がりそうです。
篠原先生は過去作『彼方のアストラ』でも序盤の日常会話に密かに伏線を散りばめ、後半で一気に回収する巧みさを見せていました。本作『ウィッチウォッチ』でも一見ギャグの中に重要なヒントが潜んでいる可能性があります。例えば、敵がニコを攫う際に使った「服を硬直させる魔法」はかなり独特ですよね。衣服を操る…となると、布や水分を媒体にする魔法使いなのかも? “雨滴”というワードとの関連も気になるところです。ひょっとすると「雨滴(雨の雫)」は敵が使った魔法のヒントで、空気中の水分を固めて服を硬質化させた…なんてことも考えられます。だとすれば敵は水や液体を操る系統の魔法使いでしょうか。まだ想像の域を出ませんが、篠原先生のことですから伏線はきっと練られているはず! 第3巻以降でこの予言がどう回収されるのか、大いに注目しています。
新キャラ加入で広がる世界観
第2巻最大のトピックは何と言っても新キャラクターの加入でした。カンシと音夢、タイプの異なる2人の魔法使い(と妖怪?)が加わったことで、作品の世界が一気に広がったように感じます。カンシの登場は物語内でも「天狗なんて本当にいるんだ!?」とニコが驚いていましたが、我々読者にとっても「鬼だけじゃなく天狗までいるのか!」とワクワクする展開です。つまり本作の世界には魔女と鬼だけでなく様々な伝承上の種族が存在している可能性が示唆されました。天狗に続いて、第3巻以降では「狼男(ウェアウルフ)」や「黒魔女」など、新たな超常的キャラクターが登場しそうな予感があります(実際に次巻予告でもそれらしきキーワードが…!?)。こうしたファンタジー要素の拡充は物語をどんどん面白くしてくれますよね。ドラゴンや吸血鬼なんかも出てきたりして…? 妄想は尽きません。
また、新キャラの役割にも注目したいです。カンシと音夢、それぞれニコとモリヒトに対応する「使い魔同士」「魔女同士」の関係になっています。カンシはモリヒトにとっては鬼vs天狗でライバル、音夢はニコにとって魔女仲間でありライバルになり得る存在。さらに人間関係的にもカンシはモリヒトの男性同士の友人ポジション、音夢はニコにとって数少ない魔女友達(?)です。2人の加入で主要キャラ4人のパーティが完成した形になり、今後はこのメンバーで協力して敵に立ち向かう展開も期待できます。実際、第2巻終盤ではモリヒト&カンシが息を合わせて敵に挑むシーンが描かれ、抜群のチームワーク(?)を見せてくれました。まだ仲良しこよしとはいきませんが、徐々に絆が深まっていくことでしょう。音夢も今後再登場してニコと友情を育んでくれたら嬉しいですね。彼女のシャイな性格がどう成長していくのか、モリヒトへの淡い憧れが恋心に発展するのか、それともあくまで友達になるのか…気になるところです。ニコにとっては初めてできた(?)同年代の魔女友達ですし、ぜひ仲良くなって魔女トークで盛り上がる姿も見てみたい! 4人それぞれがペアになって協力したり対立したりと、ドラマが生まれそうでワクワクします。篠原作品は『SKET DANCE』でも主要3人組+周囲の仲間たちのチーム感が魅力でしたが、『ウィッチウォッチ』でもチームによる問題解決や青春群像劇が描かれていくのかもしれません。
コメディ×ファンタジー:他作品との比較
『ウィッチウォッチ』の魅力は、魔法ファンタジー要素と学園ラブコメ要素が絶妙なバランスで同居している点です。こうした作風は他の作品でいうと高橋留美子先生の『うる星やつら』や『らんま1/2』を彷彿とさせます。美女(ニコ)が押しかけ同居し、ドタバタ騒ぎを起こす様子はどことなくラムちゃん(『うる星やつら』)や天道あかね&早乙女乱馬(『らんま1/2』)のコンビを思い起こします。ギャグを基調としながら何でもアリのドタバタをやってのける雰囲気はまさに昭和から平成にかけて愛されたラブコメコメディの王道で、本作も古き良きコメディ魂を現代的なセンスで蘇らせている印象です。実際、篠原先生は藤子不二雄作品の短編やギャグ漫画から影響を受けていると語っており、そのDNAが随所に感じられます。ジャンプ作品のパロディネタが出てきたり、小ネタの端々に昔懐かしいギャグの香りがするのもニヤリとさせられます。例えばカンシが持っていた「ブラック・ダークネス・なんちゃら(笑)」な中二Tシャツとか、完全にギャグですよね。ああいう小物一つにも遊び心があって、読者としては隅々まで楽しめます。
さらに忘れてはいけないのが作者自身の過去作との共通点です。前述したように、カンシのキャラクターは『SKET DANCE』のヒメコを彷彿とさせましたし、音夢のようなドジ可愛いキャラはスケット団のサーヤ(ドジっ子新聞部)を連想する人もいるかもしれません。篠原先生は自身の得意パターンを本作でも活かしていて、それが作品の安定感に繋がっているように思います。「笑いと感動の融合」という篠原作品共通のテーマも健在で、ギャグで散々笑わせたかと思えば次の瞬間ホロッとさせる。この緩急の付け方、笑いの裏に情を仕込む手腕はさすがベテランですね。たとえばモリヒトの「使い魔としての使命」がニコへの塩対応の理由になっている設定などは見事だと感じました。普通のラブコメ主人公って、ヒロインに惚れられても鈍感だったり照れ隠しだったりで塩対応しますけど、本作ではモリヒトの性格(生真面目)と使命(守る立場)ゆえに恋愛に踏み込めない理由がはっきりしている。【おかげで読者も「まあモリヒトはニコを想ってこその態度だよね」と納得でき、二人を素直に応援できるんです【17†L100-L108】】。こういう心理描写の巧さも地味に効いていて、単なるギャグ漫画に留まらない深みを生んでいます。今後ニコとモリヒトの関係が進展する際には、この“使命という心的ハードル”をどう乗り越えるかがドラマになりそうで楽しみですね!
総じて『ウィッチウォッチ』第2巻は、コメディ・バトル・ラブコメ・日常とあらゆる要素を詰め込みつつも破綻せず楽しませてくれる稀有な作品であると改めて感じました。篠原先生の成熟した筆致によって、読者はただ笑っているだけでなく常に「次は何が起こるんだ?」というワクワクを抱かされます。魔法×高校生活という王道設定でこんなにもバリエーション豊かな展開を見せてくれる本作、この先も油断ならない予感です…!
読者の反応
第2巻について、SNSや書評サイトでも様々な感想が飛び交っています。好評な声と否定的な声、それぞれ代表的なものをまとめてみました。
ポジティブな反応(好評) 🟢
ポジティブな反応:
- 「カンちゃん登場で『ウィッチウォッチ』さらに面白くなった! 関西弁ツッコミが最高で笑いっぱなし😂」
- 「ニコ&モリヒトのコンビに新キャラ加入で笑い倍増! 学園ドタバタと青春ラブコメ要素のバランスが絶妙で大好き」
- 「脇役キャラが魅力的すぎる! クラスメイトや先生まで個性豊かでどんどん出てくるから飽きない」
- 「守仁(モリヒト)とニコの関係にキュン💕 傘のシーンとか青春そのものでニヤニヤが止まらない」
- 「シリアス展開アツい! 緩急つけて盛り上げてくれるから先が気になるし、次巻も絶対読みます👍」
ネガティブな反応(賛否両論・批判) 🔴
ネガティブな反応:
- 「ギャグ中心でストーリーが進まない印象…。敵の正体とか伏線が引っ張られ気味でじれったいかも」
- 「シリアスシーンがあっさり解決しすぎ? 緊張感が持続しないので拍子抜けしたという声も」
- 「音夢ちゃんの猫になる話、ちょっとフェチっぽくて戸惑った…💦 可愛いけどサービスシーン過剰に感じた人もいるみたい」
- 「新キャラ出て展開盛りだくさんだけど少し散漫に感じた。もう少しメインストーリーに絞ってほしいという意見も」
- 「ニコのドジっぷりに若干イラッとするとの声も。可愛いから許せるけど、成長が見たいという読者もいました」
第2巻の読者反響を総括すると、圧倒的に「面白い!最高!」と好評な声が多い印象です。特にカンシの人気が高く、「関西弁ツッコミがクセになる」「ヒメコ(SKET DANCE)の再来で嬉しい」と篠原作品ファンも大喜びでした。ニコとモリヒトのラブコメ模様に胸キュンする人も続出し、「相合い傘シーンはニヤニヤが止まらない」「ニコモリ尊い…!」とSNS上で盛り上がりを見せていました。シリアス展開についても「意外性があって引き込まれた」という肯定的な意見が多く、物語の先行きに期待するコメントが目立ちました。「敵は誰!?早く続き読みたい!」といった声が上がるのも、それだけ読者が物語に夢中になっている証拠ですね。一方で少数ながら否定的な意見もあり、「ギャグパートが多すぎてメインストーリーが進まない」という指摘や、「せっかくのシリアスが軽く流された感じがする」という声も散見されました。また音夢のエピソードに関しては「サービスシーンっぽく感じた」と戸惑う人もいたようです。ただ、そうした指摘も「でも総合的には面白いからOK!」と締めくくる声が多く、トータルでは評価★★★★☆クラスの高評価を獲得しています。読者からは「次巻も絶対読む!」「これはアニメ化したら絶対バズるぞ」といった熱いコメントも寄せられており、盛り上がりは今後さらに加速しそうです。ぜひ皆さんの感想もコメント欄で聞かせてくださいね😊。
次回への期待
怒涛の展開を迎えた第2巻のラスト。次なる第3巻では物語がどう動いていくのか、期待が高まります!まず気になるのはやはりニコを狙う「敵」の正体です。予言によれば学園に潜んでいるということなので、もしかすると新キャラとして同じ学校の生徒や教師に要注意人物が現れるかもしれません。今までニコたちの周囲にいた人物の中にも実は…?と妄想が膨らみますよね。第3巻予告では“黒魔女”や“狼男”なんて不穏なキーワードも囁かれており、どうやら新たな強敵が姿を現しそうな雰囲気です。ニコが攫われた事件も踏まえて、敵側の目的や背景も徐々に明かされていくでしょう。篠原先生のことですから、ただ単に勧善懲悪ではなく敵キャラにもドラマがありそうで今から楽しみです。
一方、仲間サイドにも注目です。カンシと音夢は今後も物語に絡んでくれるのか? カンシはすっかり居候のような形でニコたちと共同生活を送り始めましたし、モリヒトともケンカしつつも良いコンビになりつつあります。引き続きニコの護衛メンバーとして大活躍してくれるでしょう。天狗の風使いとして戦闘力も申し分ないので、次巻以降のバトルシーンでは鬼×天狗のタッグがまた見られるかもしれません。音夢についても、あのまま引き下がるとは思えません!シャイな彼女なりに「もう一度モリヒト君をスカウト…」とリベンジを狙ってくる可能性も? あるいは敵の魔法使いに対抗するためニコ&モリヒトと共闘してくれる展開もあり得ますよね。ニコからすれば魔女仲間が増えるのは心強いでしょうし、音夢ちゃんがチームに加われば華やかさUP間違いなし。ニコと音夢でモリヒトをめぐる恋のバチバチが起これば、それはそれでラブコメ的に美味しい展開です😍(ニコには悪いけどちょっと見てみたい!?)。いずれにせよ、主要4人の関係性が次巻でどう深まっていくかから目が離せません。
さらに、ニコの魔女としての成長も次回の注目ポイントです。第2巻ではニコ自身は巻き起こるトラブルに振り回されっぱなしでしたが、次巻こそは彼女が自らの魔法でピンチを救う活躍も見たいところ。「ドジっ子魔女」の名誉挽回なるか? 新しい魔法や修行の成果を発揮するシーンがあれば胸が熱くなりそうです。もちろんニコとモリヒトの関係もゆっくり進展中…。今回相合い傘でドキドキしたり、音夢の登場でニコがモヤモヤしたりと、お互い意識する描写が増えてきました。次巻ではついに二人の距離がさらに縮まる展開も期待したいですね! 例えばモリヒトがニコを助けるため鬼の力を暴走させちゃって、ニコが涙ながらに止める…なんて王道イベントが来たりして!? その時ニコが放つ言葉次第では一気に恋愛フラグ成立もあり得ますよ~👀(勝手に盛り上がっています)。篠原先生はラブコメのじらし加減も天才的なので、続巻でも読者をヤキモキさせつつ最後にはニヤリとさせてくれるはずです。
そして朗報として、『ウィッチウォッチ』のTVアニメ化が2025年に放送決定しています!次巻を読む頃にはアニメ情報もどんどん公開されているでしょう。第2巻のエピソードがアニメで動く姿を想像するだけでニヤニヤが止まりませんね。カンシの関西弁ツッコミも声付きで聞ける日が来るとは…楽しみすぎます。アニメを機に原作ファンもさらに増えるでしょうし、第3巻以降ますます盛り上がること必至です。次回、第3巻ではニコに迫る黒い影と新たな仲間たちの活躍に期待大! きっと笑いとバトルとキュンが詰まった神回になることでしょう。今から発売日が待ち遠しいですね。
関連グッズ紹介
『ウィッチウォッチ』の世界をもっと楽しみたい! そんな方のために、作品に関連するグッズや商品をいくつかご紹介します。漫画を読むだけではもったいない、ファンなら押さえておきたいアイテムが満載ですよ。
- コミックス(単行本):まずは基本中の基本、原作コミックスです。第2巻を読んで「面白い!」と思った方は、ぜひ第1巻から改めて読み直し&コレクションしてみてはいかがでしょう。電子書籍派の方にはジャンプ+や各電子書店でデジタル版も配信中。紙派の方はカバー下のおまけや巻末描き下ろし漫画も要チェックですよ! 物語の伏線を確認したりニコとモリヒトの馴れ初めを振り返ったり、もう一度読むと新たな発見があるかもしれません。最新刊まで一気読みして、次回展開への考察を深めましょう。
- キャラクターグッズ(雑貨):ジャンプ公式のグッズストアやアニメイトでは、『ウィッチウォッチ』の可愛いグッズが手に入ります。例えばキャラデザイン入りのクリアカードコレクションやアクリルキーホルダーはファン必携!ニコやモリヒト、カンシたちのミニキャラやモチーフがあしらわれたアイテムは、カバンにつけたりデスクに飾ったりして日常を彩ってくれます。特にアニメイト限定の「メモリアルクリアカードセット」は原作名シーンが透明カードになっていてコレクション性抜群です。また、ジャンプキャラクターズストア限定で作中ネタを反映したユニークグッズも!なんと作中に登場した中二病炸裂Tシャツ「ブラック・ダークネス・イン・ジ・アビス・オブ・ザ・ユニバース」がそのまま商品化されていたりします。劇中でカンシが着ていたあのイタ〜いTシャツを現実に着られるなんて…ある意味レアすぎるアイテムです(笑)。アクリルチャームも付属するとのことで、ネタとしてもコレクションとしても面白いですね。
- フィギュア&アパレル:2025年現在放送中のTVアニメ版に合わせて、フィギュアやアパレル系グッズも充実してきています。例えばメガハウスのG.E.M.シリーズ「てのひらニコちゃん」フィギュアは、手のひらサイズで座ったニコが再現されたファン垂涎の一品。ニコの無邪気な笑顔と魔女帽子のディティールが細かく作り込まれていて、「可愛い!」と話題です。予約必須の人気商品なのでチェックはお早めに。さらにキャラクターごとのアクリルスタンドも発売中で、乙木守仁・若月ニコ・風祭監志・宮尾音夢たち主要キャラを好きな場所に飾って楽しめます。お気に入りのキャラを机の上で応援しちゃいましょう! そのほか、アニメ公式グッズとして缶バッジやステッカー、パズルなんかも出ています。特に1000ピースのジグソーパズルは、美麗イラストをじっくり楽しめるのでおうち時間にピッタリですね。完成後は額装してインテリアにするのも◎。
- 関連書籍・音楽:原作をもっと深く楽しみたい方には、発売中のジャンプコミックス最新刊や関連本もオススメです。ストーリーが気になる方は続巻である第3巻以降もぜひ手に取ってみてください。物語が進むにつれ、さらに魅力的なキャラや驚きの展開が待っていますよ。また、アニメ版の主題歌CDやサウンドトラックも要チェックです。OPテーマ「ときはなて!」(はしメロ)など爽快な楽曲が物語を盛り上げてくれています。音楽から作品の世界観に浸るのも一興です。お気に入りのシーンを思い浮かべながら主題歌を聴けば、気分はもう魔女界へトリップ!?
以上、関連グッズをいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。漫画を読むだけでなくグッズを集めたり音楽を聴いたりすることで、『ウィッチウォッチ』の世界を五感で楽しむことができます。自分へのご褒美にはもちろん、同じ作品が好きな友達へのプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。ぜひお気に入りのアイテムをゲットして、ニコたちと一緒に毎日を魔法色に染めちゃいましょう✨
まとめ
『ウィッチウォッチ』第2巻は、笑いありドキドキありの大充実エピソードでした! 新キャラの加入によって物語は一気に賑やかさを増し、読者を飽きさせない展開の連続。【まさに「涙あり笑いありの神回」と言える一冊で、物語が大きく動き出した重要巻】でもあります。ニコとモリヒトの関係にもほんのり進展フラグが立ち、ニヤニヤが止まらないシーンも満載でした。個人的な評価を★で表すなら★4.5/5! 文句なしに楽しめる内容だったと思います。篠原健太さんお得意の伏線も張られ、今後への期待が高まるばかり。黒幕の存在が示唆され、「学び舎に敵あり」という意味深な予言も飛び出しましたが…続きが気になって夜も眠れません(笑)。次巻ではニコに迫る謎の敵との対決や、新たな仲間の登場などさらに盛り上がること必至でしょう。今後の展開にも目が離せません! 引き続き魔女と使い魔たちの活躍を追いかけていきたいですね。
皆さんは第2巻を読んでどう感じましたか?お気に入りのシーンやキャラはいましたか?ぜひコメントやSNSで感想をシェアしてください📣。読者同士で語り合えば楽しさ倍増間違いなしです。この記事が少しでもあなたの読書ライフの参考になれば幸いです。それでは、「ウィッチウォッチ」を片手に、素敵な魔法コメディの世界をこれからも満喫しましょう! 次回のレビューもお楽しみに✨ありがとうございました。