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(あらすじ・感想)『ウィッチウォッチ』第7巻をヨム!キスで解ける魔法!? 友情の呪いが生む恋の予感

こんにちは!今回は篠原健太先生の人気マジカルコメディ『ウィッチウォッチ』第7巻をレビューします。魔女と使い魔たちのドタバタ同居生活を描く本作、第7巻では笑いながら思わず胸が高鳴る展開が待っていました。ニコの魔法がまさかの「キス」で解けたり、幼なじみの間に隠された“友情の呪い”が明らかになったりと、ギャグ満載の日常に恋の予感がちらつくエピソードが盛りだくさんです。本記事では、第7巻の見どころや深読み考察、そして読者の反応までたっぷりお届けします。ネタバレを極力避けつつ、笑いとドキドキのポイントを優しく解説しますので、これから読む方もご安心を!それでは一緒に魔法と笑いの世界へ飛び込んでみましょう。

著者紹介

本作の著者は篠原健太先生。1974年生まれ、千葉県出身の漫画家です。2005年に『赤マルジャンプ』でデビューし、2007年から週刊少年ジャンプで連載した代表作『SKET DANCE』が大ヒット、2011年にテレビアニメ化もされました。同作で第55回小学館漫画賞(少年向け部門)を受賞し、続くSF冒険譚『彼方のアストラ』でも2019年にマンガ大賞を受賞しています。篠原先生の作風はギャグとシリアスの緩急を自在に操る点が特徴で、笑わせながら時にホロリとさせる巧みなストーリー構成に定評があります。どの作品でも「キャラの魅力」と「笑い」を軸にしつつ、毎回異なる世界観を描き出す表現力は圧巻。『ウィッチウォッチ』でもその持ち味が存分に活かされており、コミカルな日常とファンタジー要素が見事に融合。過去作で培ったユーモアと優しさが詰まった本作は、篠原先生にとって新境地でありつつファンにはニヤリとする要素も満載です。「読者を楽しませたい」という姿勢が一貫して感じられる作家さんで、笑いと共に心が軽くなるような優しさが魅力ですね。

登場人物紹介

主要キャラクターと第7巻での見どころをまとめます。

  • 乙木 守仁(モリヒト) – 本作の主人公。鬼の力を持つ少年で、古い盟約によりニコの使い魔(ボディガード)となった幼なじみです。クールで生真面目な性格ですが責任感が強く、ニコを守るために同居中。第7巻では、ニコを「友達以上」に見れなくなるある“呪い”にかかっていることが判明し、物語に重要な転機をもたらします。ニコへの想いに無自覚なモリヒトが、この秘密を知ったらどう変わるのか要注目です。
  • 若月 ニコ – 本作のヒロイン。天真爛漫なお調子者の魔女で、モリヒトの幼なじみ。6年間の修行を終えて戻り、モリヒトと同居中です。ドジっ子ゆえに魔法の失敗でトラブルを起こしがちですが、人の役に立つ立派な魔女を目指して奮闘中。語尾に「〜のよ」と付ける口癖が可愛らしい天然少女です。実はモリヒトに片想い中で、第7巻では料理に挑戦して彼を喜ばせようとしたり、魔法を巡って頬にキスされて赤面したりと恋する乙女な一面が炸裂します。
  • 風祭 監志(カンシ) – モリヒトたちのクラスメイト。カラスの使い魔の血を引く天狗術使いの少年で、一人称は「ワシ」という関西弁キャラ。気さくで人懐っこく、乙木家の同居メンバーに加わったムードメーカーです。第7巻では皆と一緒に巻き込まれるギャグ回で大活躍(?)。落書き風の絵になってしまう事件では、彼だけ版画タッチの姿になってしまい笑いを誘いました。
  • 真神 圭護(ケイゴ) – モリヒトたちと同じクラスの男子。サブカル好きの皮肉屋で自称「サブカルクソ野郎」。元フィギュアスケート選手でしたが事故で引退という過去を持ちます。実は先祖返りで狼男(オオカミ男)の使い魔の能力に目覚めた特殊な存在。満月では変身せず、三日月型を見ると荒々しい別人格“ウルフ”に変身するという変わった体質です。第7巻では、「変身できない自分は役立たずだ…」と落ち込むケイゴが、ニコから空飛ぶ魔法の指輪を譲り受けて特訓!元スケーターの運動神経を活かし空中で大活躍し、クールな見せ場を作ります。普段は皮肉屋のケイゴですが、この巻では仲間想いな一面も見せてくれます。
  • 宮尾 音夢(ネム) – 隣町の名家出身の魔女で、ニコたちと友達になった一年生。「変身の魔女」で黒猫の姿に化ける能力を持ちます。以前はモリヒトを自身の使い魔に勧誘しようと、猫に化けて乙木家に出入りしていました。しかしモリヒトに撫でられる快感に抗えず正体を明かせないうちに、ニコ達と打ち解け協力者に。第7巻では、ケイゴ=ウルフの秘密を知るネムが、三日月を見せる約束を果たすため乙木家を訪問。特訓中のケイゴを見て共感し、自分が例の黒猫だと打ち明けようとする場面も…。さらにモリヒトにかけられた友情の呪いにも彼女だけが気づくキーパーソンです。当初モリヒトに好意を抱いていたネムですが、ウルフに弱みを握られてから奇妙な三角関係に発展し、最近はケイゴ(=ウルフ)に心惹かれ始めている様子。同一人物でありながら性格の違う二人(?)のどちらを選ぶのか、ネムの恋模様も見逃せません。

(※他にも、生徒会長の清宮天流など個性的なキャラ多数。第7巻では清宮が意外な切れ者ぶりを発揮し、ポンコツ生徒会をまとめ上げる有能さで読者を驚かせました。)

あらすじ

文化祭も無事に終わり、平穏な日常が戻った…かと思いきや、乙木家のメンバーたちは突然“謎のデスゲーム”に巻き込まれてしまいます。正体不明の人物から挑まれたサバイバルゲームにドタバタ対応したり、モリヒトが子供の頃に描いた漫画の世界にみんなが引きずり込まれ体が落書きのような二次元絵になってしまう奇想天外な事件が起きたりと、第7巻でも次々とおかしなトラブルが発生!日常回と思いきやスリリング(?)なエピソードが続きます。

そんな中、ニコは「たまには自分がモリヒトに美味しい料理を作ってあげたい!」と奮起し、慣れない料理に挑戦。しかし出来上がった料理は見るも無残…。苦し紛れに惚れ薬の粉を振りかけて味をごまかそうとします。ところがハプニングでその粉をニコ自身が浴びてしまい、街中の人々がニコにメロメロになる大騒動に発展!魔法を解く方法はただ一つ、「キスをすること」だと判明します。追い詰められたモリヒトは意を決し、なんと人前でニコのほっぺにキスを敢行❤!魔法にかかった群衆も正気に戻り、事態は収束します。突然のモリヒトの男前行動に、ニコも読者もドキドキでした。

物語後半、今度はモリヒトが納戸の片付け中に幼少期にニコからもらった手紙を発見します。それは子供の頃、孤立していたモリヒトにニコが渡した「ずっとずっとモイちゃん(モリちゃん)の友達だよ」という内容の手紙でした。幼いニコの友達宣言に救われ、その手紙を支えに過酷な修行も耐えてきたというモリヒト。しかし実はこの手紙、ただの友情の証ではなく魔法の“呪い”がかけられていたのです!その呪いとは、「モリヒトがニコを恋愛対象として見られなくなる」というもの。知らず知らずのうちにニコがモリヒトに“一生友達止まり”の縛りをかけてしまっていたんですね。しかも呪いを解く方法は「友達以上の恋愛感情を抱かせること」という難しい条件とのこと。本人たちも気づかない驚愕の事実ですが、この秘密にただひとり勘付いたのがネムでした。「モ…モリヒトくん、呪いにかかってる…!?」と青ざめるネムをよそに、当のモリヒトとニコは手紙を懐かしんでいるばかり…。果たしてモリヒトはこの“友情の呪い”を解き、ニコを異性として意識できるようになるのか?次巻へ大きな宿題を残し、第7巻は幕を閉じます。

感想

率直に言って、第7巻は笑い満載でありながら胸キュン要素もたっぷりで大満足の内容でした!今回は黒幕である黒魔女とのバトルはお休みで、日常コメディ回が中心。シリアス展開は一旦置いといて、終始ニヤニヤ&爆笑しながら読めるエピソードが詰まっていました。例えば冒頭のニコの料理大失敗エピソードは、「はいはいドタバタコメディね」と油断していたら、まさかのモリヒトが人前でニコにほっぺにキス!という展開で思わず声が出ました。普段クールなモリヒトが全く躊躇せずキスする男前っぷりには、「おおっ!?」と驚かされましたね。その後になって急に照れて寝不足になるモリヒトも微笑ましくて、こちらまでニヤニヤしてしまいました。ニコも憧れのモリヒトに不意打ちキスされて赤面…この二人、ついに恋に進展か!? と読んでいてテンションが上がりました。

ギャグシーンもキレキレでした!個人的に大笑いしたのは、みんなの体が落書きみたいなペラペラの絵になってしまう話です。普通の背景の中をモリヒトたちだけ落書き状態で駆け回るシュールな絵面が可愛くてツボでした。しかも視点を変えると絵も角度が変わるなど、2Dの落書きが3D空間に存在している表現が細かい!極めつけはカンシだけ版画風のガタガタな絵になってしまったオチ。「ひとりだけ気持ち悪すぎるでしょ!」と思わずツッコミ(笑)。作者の遊び心全開で、絵柄までいじってくる攻めた演出に腹筋が崩壊しました。第6巻のマインクラフト風回もそうでしたが、こうしたメタ的なギャグ回を差し込んでくるセンス、本当に大好きです。

また、第7巻ではキャラのラブコメ描写が濃くなったのも印象的でした。ニコが「料理してる私を見てほしい!」と張り切る姿は恋する乙女そのもので微笑ましいし、モリヒトも内心ではニコを大切に想っているのが節々に感じられます。キス事件後、モリヒトが自分の気持ちに戸惑って眠れなくなる描写には「頑張れ!気づけ!」と応援したくなりました。それだけに、ラストで明らかになった「友達宣言の呪い」には驚きと同時に妙に納得…。幼なじみゆえに進展しない二人のもどかしさは、まさか魔法のせいだったとは!この設定、幼なじみは恋愛に発展しにくいというラブコメの定番を文字通り呪いにしたようで面白いですよね。篠原先生らしいユーモアを感じつつ、「じゃあ呪いが解けたらどうなる!?」と期待が膨らみました。ニコとモリヒトの関係性に今後変化が訪れるのか、とても気になります。

欲を言えば、黒魔女の災い予言など本筋のストーリー進行が今回は無かったので、シリアス展開を待ち望んでいる読者には少し物足りないかもしれません。ですが私は、こうした日常回でキャラクター同士の絆が深まるのを見るのが大好きです。笑えるだけでなく登場人物への愛着が増すエピソードばかりで、むしろ物語に厚みが出たように感じました。篠原作品はギャグで緩めつつ後で伏線を効かせてくることも多いので、今回のエピソード群もきっと後々効いてくるはず…? と想像しながら読むのも一興です。第7巻、終始笑ってホロっとして、読み終える頃には心がほっこり暖かくなる素敵な巻でした。

考察・解説

第7巻では物語のテーマや伏線にも関わる興味深い要素がいくつか提示されました。ここではそれらを深掘りしてみましょう。

まず注目すべきは、やはり「友達宣言の手紙」による呪いについてです。幼少期の何気ない約束が実は魔法になってモリヒトを縛っていたという展開は、ラブコメ好きにはニヤリとさせられる設定でしょう。昔から「幼なじみは恋人に昇格しづらい」なんて言われますが、本作ではそれを文字通り魔法の呪いに置き換えてしまったのです。篠原先生の遊び心とメタ視点が光るアイディアですよね。「友達でいよう」という優しい言葉が、実は恋愛成就を阻む枷になる――現実でもありそうな皮肉を魔法で表現するとはお見事です。

この呪いを解く条件が「友達以上の恋愛感情を抱かせること」というのも興味深いポイント。いくら魔法とはいえ誰かに恋愛感情を抱かせるなんて、一筋縄ではいきません。人の心を強制的に動かすことなど難しいですし、下手をすれば呪いを解こうと焦るあまり関係がギクシャク…なんてことにもなりかねない。実際ネムも「これは大変な条件だ」と頭を抱えていました。しかし一方で、「人が人を好きになること」自体は理屈じゃないよなあとも思わされます。好きなものは好き、理由なんて無い、というのは恋愛の真理ですよね。モリヒトも今は無自覚でも、もともとニコを大切に想っているのは確か。友情が恋に変わる可能性は十分あると劇中でも示唆されていましたし、むしろ放っておいても自然に心が動き出すのかも? 呪いという障害をどう乗り越えるか、同時に「友情と愛情は紙一重」なテーマにも感じられて、これからの展開を色々考察したくなります。

また、第7巻は恋愛フラグが至る所に立っていた印象です。ニコ×モリヒトはもちろん、ケイゴ×ネム(×ウルフ)の微妙な関係性も目が離せません。ネムは当初モリヒト狙いでしたが、ウルフに弱みを握られて以降、ケイゴの優しさにも触れて心が揺れている様子。ケイゴ自身もツンデレ気質なだけで仲間想いな一面がありますから、今後ネムに対してどう出るのか…。同一人物のウルフとケイゴのどちらに惹かれるのかという不思議な三角関係でもあり、恋模様の行方が非常にユニークです。まるでジキルとハイドを好きになっちゃうようなものですが、ネムはウルフの凶暴さよりケイゴの不器用な優しさに惹かれているようにも見えます。ここにも「外見や肩書きではなく中身を見ている」ネムの成長が感じられますね。ラブコメとしては変則的ですが、この三角関係(?)がどう決着するのか楽しみです。

お話全体の構造についても考えてみます。第7巻はコメディ回が多く、一見ストーリー本筋から寄り道しているようにも思えます。しかし篠原先生はギャグの中にも大事な伏線やテーマを仕込むことで知られています。実際、今回の「言霊(ことだま)」的な要素──言葉にしたことが現実に影響する(友達宣言が呪いになる)──は、作品の核に関わるメッセージかもしれません。魔法や超常現象を扱う本作では、“言葉の力”が良くも悪くも現実を動かすことが描かれています。ニコの手紙しかり、他にも言霊エピソードがありましたが、これらは「発した言葉には魂が宿る」というテーマを感じさせます。ファンタジーとして面白いだけでなく、読者にも「言葉は大事にしよう」と静かに問いかけているのかもしれませんね。

さらにメタ的な楽しみとして、第7巻は随所にポップカルチャーへのオマージュが見られました。例えば第57話の扉絵イラストは往年の名作『怪物くん』のパロディになっており、思わず懐かしくなったファンも多いようです。篠原先生は自身が影響を受けた漫画・アニメへのリスペクトを作品に忍ばせることがあり、『SKET DANCE』連載中も他作品ネタが話題になりました。『ウィッチウォッチ』でもそうした小ネタ探しが密かな楽しみになっています。今回も落書き回でカンシだけ版画風だったのは某ホラーゲームの演出に似ている、なんて声もSNSで見かけました(深読みしすぎでしょうか!?)。いずれにせよ、小さなギャグや絵の隅々まで遊び心が散りばめられているのは篠原作品の魅力であり、熱心なファンほど「ニヤリ」とさせられる要素でしょう。こうした仕掛けを発見して盛り上がれるのも、コアなファンにとっては醍醐味ですね。

最後に、篠原健太作品に共通するテーマにも触れておきたいです。先述の通り篠原先生はギャグとシリアスのバランスが巧みですが、根底にあるのは「仲間との絆」や「日常と非日常の共存」といったテーマだと感じます。『SKET DANCE』でも部活仲間の絆と成長が描かれましたが、『ウィッチウォッチ』では魔女×使い魔の同居という非日常設定を通じて、現代の優しい共同生活の物語を紡いでいます。ギャグで賑やかに描かれる共同生活の裏で、一人一人が悩みや役割を抱え、それでも支え合っている姿は心温まりますよね。モリヒトとニコの関係も友達以上恋人未満ですが、お互いを思いやる優しさにあふれています。篠原作品ならではの「棘のない優しさ」が本作でもしっかり継承され、令和の今にフィットした穏やかな笑いと絆の物語になっていると感じました。第7巻はその優しさと絆がさらに深まるターニングポイントと言えるでしょう。

読者の反応

第7巻について、SNSや書評サイトでも多くの反響が寄せられています。ポジティブな声とネガティブな声、それぞれいくつかピックアップしてみました。

ポジティブな反応(好評) 🟢

  • 「7巻はギャグとラブコメのバランスが最高!毎巻思うけどウィッチウォッチ本当に面白い!」
  • 「モリヒトの不意打ちほっぺチューに悶絶💕躊躇なくキスする展開に驚いたし、その後動揺するモリヒトが可愛すぎ!恋愛フラグ立ちまくりでもうニヤニヤ止まらん」
  • ケイゴの活躍シーンめっちゃ熱かった!元スケーター設定がこんな形で活きるなんて…仲間を守る姿に不覚にも感動」
  • 「毎回ギャグが切れ味抜群だけど、今回はほんわか良い話もあってほっこり。ニコとモリヒトの関係に進展の兆しが見えて胸アツ!」
  • 「日常回なのに神回!笑い倒した後に最後で『え、そう来る!?』って伏線っぽい秘密が出てきてやられた。篠原先生さすがです。」

ネガティブな反応(賛否両論・批判) 🔴

  • 「笑えたけど本筋が全然進まないな~。災いの予言とか黒魔女とか放置で日常ばっかりなのはもどかしい」
  • 「ケイゴ、見せ場はあったけどやっぱ基本クソ野郎すぎるw 根は悪い奴じゃないんだろうけど言動が好きになれん」
  • 「7巻読んだけどニコとモリヒトくっつかないのかーい!ラブコメカップル成立はまだお預けでちょっとじれったい」
  • 「ネムのママ出てきたけどキャラ濃すぎて引いた…過保護というか依存っぽくてちょっと気持ち悪かったかな」
  • 「久々に読んだら新キャラ増えてて誰?状態…。途中から読むと混乱するかも。一話完結多めとはいえ5巻飛ばしたら話わからんかった」

総じて、「ギャグとラブコメの黄金比!」と第7巻を絶賛する声が多く見られました。モリヒトとニコの関係に進展の兆しが見えたことに興奮する読者も多く、「ほっぺにキス」のシーンはSNSでも大盛り上がりでした。「ついにモイちゃん(モリヒト)報われてほしい!」という幼なじみカップル推しの声も多数です。一方で、「ストーリーが進まない」「カップル成立がまだ先延ばし」と展開のスローペースにヤキモキする意見もありました。特に物語の軸である“災いの予言”に触れられなかった点は「シリアスパートも見たい」というファンには少し不満だったようです。またケイゴのキャラクターについては賛否両論で、「憎めない良い奴」と評価する声がある一方、「やっぱり言動が好きになれない」という辛口コメントも。ネムの母親の強烈なキャラにも戸惑う反応が見られました。ただ全体的には「笑えたからOK!」「伏線っぽい要素も出たし次巻が楽しみ!」という前向きな感想が大半を占めており、第7巻のエンタメ性の高さに多くの読者が満足したようです。皆さんは第7巻、どのシーンが印象に残りましたか?

次回への期待

第7巻のラストで明かされた「友情の呪い」という衝撃展開を受けて、次の第8巻では物語がいよいよ大きく動き出しそうです。まず気になるのは、モリヒトにかけられたこの呪いをどう解いていくのかという点です。ニコやネムはモリヒトのために策を練るのか、それともモリヒト自身が心境の変化に気付くのか…。モリヒトがニコを恋愛対象として意識する瞬間が早く見てみたいですよね!読者としては「モリヒト、がんばれ!早く呪いに勝ってニコを特別な女の子だと認めてあげて!」と声援を送りたくなります。次巻ではこの“友達宣言”エピソードの後編が描かれるはずなので、二人の関係にどんな変化が訪れるのか注目です。

一方、黒魔女からニコに降りかかる災いの予言という本筋にも進展があるかもしれません。第7巻はコメディに徹していましたが、物語全体では千年に一度の特別な白魔女であるニコを巡るシリアスな陰謀が進行中です。予言された“一年以内の災い”のタイムリミットも刻一刻と近づいているはず…。第8巻以降で黒魔女との本格対決が描かれる可能性も十分あります。読者の間でも「次巻こそ黒魔女動くか?」「そろそろバトル展開来い!」と期待する声があり、笑い満載の日常パートの次に待つ緊迫の展開にみんなそわそわしているようです。

また、ネムとケイゴ(ウルフ)の関係も次巻以降の見どころでしょう。ネムは既にケイゴ=ウルフの秘密に気付いていますが、まだ二人にそれを伝えられていません。彼女が勇気を出して真実を打ち明けるのか、それとも別の形でバレてしまうのか?さらにネム自身の恋心がどちらに向かうのかも気になります。同居メンバーであるミハル(第6巻から登場した古の眷属の少年)も含め、乙木家チームの連携が今後の鍵を握りそうです。次巻ではチーム全員で「古の眷属」の力を探しに行くエピソードも予告されています。新キャラも交えたパワーアップ展開になるのか、ますます目が離せません。

そして何と言っても、ニコとモリヒトの恋の行方です!呪いを乗り越えて、モリヒトはニコへの特別な感情を自覚できるのか。そしてニコの想いは報われるのか。次回以降、幼なじみコンビの関係性に大きな進展があるかもしれません。篠原先生のことですから一筋縄ではいかない展開も用意していそうですが、ファンとしては二人の距離が少しでも縮まる瞬間を見守りたいですよね。第7巻の最後で提示されたドキドキの伏線が、第8巻でどう回収されるのか今から楽しみで仕方ありません。笑いも恋もますます加速しそうな『ウィッチウォッチ』、次巻も絶対にチェック必須です!

関連グッズ紹介

『ウィッチウォッチ』をもっと楽しみたい人向けに、第7巻および作品に関連するオススメグッズや書籍を紹介します。お気に入りのキャラと一緒に日常を過ごせるアイテムや、作品世界に浸れるグッズが色々展開されていますよ。

  • コミックス『ウィッチウォッチ』第7巻(ジャンプコミックス) – 改めて本編を読み返したい方はマストバイ!紙の単行本は2022年8月4日発売、全192ページに54話~62話の9エピソードを収録しています。電子書籍版も各ストアで購入可能で、スマホやタブレットで気軽にニコとモリヒトの活躍を楽しめます。まずは試し読みで第7巻の冒頭をチェックしてみては?
  • キャラクターアクリルスタンド&キーホルダー – 作品の人気キャラたちが可愛いスタンドフィギュアやキーホルダーになっています。例えばROUND1コラボver.アクリルフィギュアスタンドはニコ、モリヒト、カンシ、ケイゴ、ネム、ミハルの全6種がリリース。制服姿のキャラ絵柄が描かれた透明スタンドで、お部屋に飾れば乙木家メンバーが勢揃い!同デザインのラメ入りアクリルキーホルダーもあり、推しキャラをカバンに付けて持ち歩けます。お気に入りのキャラといつでも一緒にいられるアイテムです。
  • JCS限定「ブラック・ダークネス…」Tシャツ(アクリルチャーム付き) – ジャンプキャラクターズストアから受注販売された限定グッズ。ウルフが叫びそうな中二病フレーズ「Black-Darkness-in-the-Abyss-of-the-Universe」が大胆にプリントされたインパクト抜群のTシャツです。さらにニコのシルエットが描かれたアクリルチャームもセットになっており、ファン心をくすぐること間違いなし。フリーサイズで価格は税込6,600円と少々お高めですが、コアなファンならコレクションしたい逸品です。ウルフ気分になれる(?)このTシャツを着て作品愛をアピールしてみては。
  • フィギュア&ぬいぐるみ – キャラクターを立体で愛でたい人にはフィギュアがおすすめ。2025年9月にはメガハウスの「るかっぷ」シリーズから若月ニコのフィギュアが発売予定。上目遣いのニコがちょこんと見上げる姿は可愛さ満点で、机に飾れば癒やされること必至です。また、セガプライズからは宮尾音夢(ネム)のフィギュア(Luminasta)が2026年1月登場予定。こちらは魔女姿のネムをスタイリッシュに立体化。さらに、かわいいぬいぐるみマスコット(コレぬい!)も順次リリースされており、ニコやモリヒトたちのミニぬいぐるみがゲーセン景品などで手に入ります。お気に入りキャラをお部屋に招いて、物語の続きを妄想しちゃいましょう。
  • 関連カードゲーム&書籍 – 『ウィッチウォッチ』はトレーディングカードゲーム「Reバース for you」にも参戦決定!2025年8月にはブースターパック、9月にトライアルデッキが発売され、ニコやモリヒトのカードでデッキを組んで遊べます。カードゲーム好きな方は要チェックです。また、アニメ化に合わせて各種ガイドブックや公式ファンブックの刊行も期待されています(※執筆時点では未発売)。今後発売されるかもしれない設定資料集やイラスト集など、公式からの続報にも注目です。

上記グッズはアニメイト通販や公式グッズショップ、各種オンラインストアで購入可能です。ぜひお気に入りのアイテムを手に入れて、『ウィッチウォッチ』の世界を日常でも楽しんでくださいね!

まとめ

『ウィッチウォッチ』第7巻は、笑いありドキドキありの神回でした!日常ギャグのテンポは相変わらず絶妙で、お腹を抱えて笑える場面が満載。その一方で、モリヒトとニコの関係性に関わる衝撃の新事実(友情の呪い)が明かされ、物語が大きく動き出す重要な巻でもあります。幼なじみコンビに訪れた恋の兆しには胸がときめき、「ついに二人の関係進展か!?」とページをめくる手が止まりませんでした。個人的な満足度は星5つ中★4.5!ギャグとラブコメのバランスが抜群で、終盤には次巻への期待で心を鷲掴みにされました。

今後の展開にもますます目が離せませんね。友情の呪いは解けるのか?二人の恋は実るのか?そして黒魔女との戦いの行方は…? 第8巻以降、物語はクライマックスに向けて加速していくはずです。笑いと魔法に包まれた乙木家のみんなの物語を、引き続き追いかけていきましょう!次巻を読む前にもう一度第7巻を復習しておくも良し、これから読み始める方もぜひこの神展開を堪能してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんは第7巻を読んでどう感じましたか?お気に入りのシーンやキャラへの想いなど、ぜひコメント欄やSNSで教えてください!✨ #ウィッチウォッチ を付けて感想をシェアして盛り上がりましょう。それでは、魔法いっぱいの『ウィッチウォッチ』ワールドをこれからも一緒に楽しんでいきましょう!次回のレビューもお楽しみに。👋

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morishy

職業: 教育系事業会社でIT技術職として勤務するエンジニアです。新しい技術やサービスが大好きで、常に最新トレンドをチェックしています。

趣味: 読書、アニメ・ドラマ・映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモデル作り…と幅広い趣味を持っています。好奇心旺盛な性格で、ジャンルを問わず色々な作品に触れるのが大好きです。

自己紹介: はじめまして!IT業界で培った探究心を活かし、話題の本やアニメ、ドラマなど 様々なエンタメ作品の魅力を発信するブログ を運営しています。好き嫌いなく何でも楽しめる性格なので、小説から映像作品までジャンルを横断して鑑賞中。最近は特に読書やアニメにどっぷりハマっており、「この作品のここがすごい!」という 推しポイント を中心に皆さんに紹介しています。幅広い作品に触れているからこそできる 横断的なレビュー を心がけており、「次はどの本を読もう?」「このドラマ気になるけど面白い?」というときに参考にしてもらえる情報をお届けできれば嬉しいです。作品の魅力を共有し、あなたの新しいお気に入り探しのお手伝いができるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

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