ドラマ

(あらすじ・感想)『MENTALIST(メンタリスト) シーズン1』(2008年) 第1話「レッド・ジョンの影/Pilot」をミル!衝撃の幕開けと天才コンサルタントの心理戦

私の大好きなアメリカの人気ドラマ『メンタリスト』を最近また見始めました。元「超能力者」という異色の肩書きを持つ主人公が巧みな心理術で事件を解決していく本作、第1話から早くも衝撃展開の連続です。観察眼と話術を駆使した主人公パトリック・ジェーンの活躍に釘付け👀✨。この記事では、ドラマ好きの皆さんがワクワクするポイントを盛り込みましたので、これから観ようか迷っている方も、既に視聴済みの方もぜひお楽しみください!

キャスト・キャラクター紹介

パトリック・ジェーン(演:サイモン・ベイカーさん) – 本作の主人公であり元・自称超能力者の異色コンサルタント。オーストラリア出身のサイモン・ベイカーさんは映画『プラダを着た悪魔』やゾンビ映画『ランド・オブ・ザ・デッド』などで活躍し、ドラマでは『堕ちた弁護士〜ニック・フォーリン〜(The Guardian)』で主演を務めた実力派です。本作『メンタリスト』で一躍世界的人気を博し、ゴールデングローブ賞にもノミネートされました。演じるジェーンは卓越した観察力と心理テクニックで事件の真相を暴く痛快なキャラクター。第1話では遺族の心に土足で踏み込むような大胆さで真実に迫りつつ、時折見せるチャーミングな笑顔と洒落た会話術で視聴者を魅了します。

テレサ・リズボン(演:ロビン・タニーさん) – カリフォルニア州捜査局(CBI)のチームリーダーで、ジェーンの相棒的存在。ロビン・タニーさんは映画『エンパイア・レコード』や魔女映画『ザ・クラフト』、さらにシュワルツェネッガー主演の『エンド・オブ・デイズ』など数々の作品に出演。ドラマファンには『プリズン・ブレイク』の弁護士ベロニカ役でも知られるベテラン女優です。本作では真面目で責任感の強い捜査官リズボンを好演。第1話では自由奔放なジェーンに振り回されつつも、その洞察力を信頼し捜査に協力する姿が描かれ、二人の掛け合いには早くも絶妙なコンビ感が漂います。

キンブル・チョウ(演:ティム・カンさん)ウェイン・リグスビー(演:オウェイン・イオマンさん)グレース・ヴァンペルト(演:アマンダ・リゲッティさん) – リズボン率いるCBIチームのメンバーたち。チョウは寡黙で皮肉屋な捜査官、リグスビーは食いしん坊でちょっとお調子者の爆発物担当、ヴァンペルトは新人で素直な紅一点アナリストです。ティム・カンさんは映画『ランボー/最後の戦場』などに出演経験があり、オウェイン・イオマンさんは『トロイ』などに登場、アマンダ・リゲッティさんは青春ドラマ『The O.C.』や映画『13日の金曜日 (2009)』にも出演しました。それぞれ個性的なキャラクターが揃っており、第1話でもチョウのクールなツッコミやリグスビーの分かりやすいリアクション、ヴァンペルトの初々しい姿が描かれてチームの雰囲気が楽しく伝わってきます。

主題歌

『メンタリスト』には日本のドラマのようなボーカル入り主題歌はありませんが、オープニングで流れるテーマ曲(インストゥルメンタル)が作品の雰囲気を見事に表現しています。手掛けているのは作曲家のブレイク・ニーリーで、軽快ながらどこかミステリアスなメロディが印象的です。事件捜査の緊迫感とジェーンの洒脱さを併せ持つような音楽で、第1話の冒頭から視聴者をドラマの世界に引き込んでくれます。派手な歌詞はなくとも、このテーマが流れると「さあ始まるぞ!」というワクワク感が高まり、毎回スキップせず聞き入ってしまうファンも多いようです。

制作陣情報(監督・脚本・制作)

第1話「レッド・ジョンの影」を演出したのはデヴィッド・ナッター監督。ナッター監督は『X-ファイル』『スーパーナチュラル』『ARROW/アロー』など数々の人気TVシリーズでパイロット版(第1話)を手掛け、「ヒットメーカー」の異名を持つ名匠です。緊張感とユーモアを織り交ぜる演出に定評があり、本作でも冒頭から観客の心を鷲掴みにする巧みなカメラワークが光ります。脚本はブルーノ・ヘラー氏で、本作の生みの親(クリエイター)でもあります。ヘラー氏は壮大な歴史劇『ROME[ローマ]』の脚本・制作総指揮を務めたことで知られ、緻密なストーリーテリングとキャラクター描写に長けた人物です。『メンタリスト』でも犯罪ミステリーに人間ドラマを融合させた巧妙な脚本が魅力で、第1話から伏線の張り方や会話のセンスに「さすが!」とうならされることでしょう。制作総指揮にはヘラー氏のほか、『セックス・アンド・ザ・シティ』を手掛けたクリス・ロング氏らテレビ界のベテランが名を連ね、盤石の布陣でドラマを盛り上げています。

あらすじ

カリフォルニア州郊外で若い少女マーシー・トリバーの遺体が発見され、現場には連続殺人鬼“レッド・ジョン”のおぞましいスマイルマークが血で描かれていました。CBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査チームが出動し、コンサルタントとして所属するパトリック・ジェーンも現場に現れます。マーシーの両親(トリバー夫妻)は自宅前で記者会見中。ジェーンは何食わぬ顔で勝手にその家に上がり込み、台所でサンドイッチとお茶を作り始めるというマイペースぶりです。その後、一人室内に戻ってきた母ジュニパーにジェーンは穏やかに話しかけ、娘の様子について尋ねました。さらに「犯人は誰だと思います?旦那さんが怪しくないですか?」と核心を突く質問を投げます。動揺しつつも夫モーガンと娘の間に去年奇妙な緊張があったことを思い出した母は、夫に疑念を抱き始めます。そこへ帰宅した父モーガンに対し、ジェーンはいきなり「娘さんを殺したのはあなたですね?」とぶつけました。当然ながら父親は激昂し「お前を地獄に落としてやる」とジェーンを罵ります。しかしジェーンは「もし無実なら今頃私は殴られているはずですが?」と冷静に指摘。この一言で母ジュニパーは夫こそ犯人だと悟ってしまいます。耐えきれなくなった母は奥から拳銃を持ち出すと、激しく取り乱す夫に向けて怒りの連射。駆け付けたリズボンたち捜査官が目にしたのは、息絶えた父親と茫然自失の母、そして「正直、見た目ほど酷くないんです」と手を挙げて弁明するジェーンという凄惨かつシュールな現場でした…。

この一件でジェーンは遺族を刺激した責任を問われ、CBIから一時停職処分を受けます。それから二週間後、リズボンたちチームはロサンゼルスで発生した二件の殺人事件を捜査することに。被害者はゴルフプロの妻アリソン・ランドルフと、その一家の主治医グレッグ・タニン。アリソンは自宅ベッドで胸を切り裂かれ失血死、タニン医師はゴルフクラブで撲殺と、いずれも猟奇的な手口であり、現場の壁にはまたしても血塗られたスマイルマークが…!手口からしてレッド・ジョンの犯行を思わせる事件にチームは緊張します。そこへ停職中にもかかわらずジェーンが合流。「レッド・ジョンは自分の宿敵だ。捜査に加えてくれ」とリズボンに懇願しますが断られ、彼女の頭越しに上層部へ直談判して強引に現場復帰してしまいます。「名誉挽回してみせる」とリズボンに宣言するジェーン。そして改めて事件現場を調べた彼は、血のスマイルマークを見るなり「これはレッド・ジョンの仕業じゃない」と断言。犯人は模倣犯だというのです。本物のレッド・ジョンなら必ず部屋に入って最初に目につく場所にマークを残すのに、今回は位置が不自然だと見抜いたジェーン。捜査チームは半信半疑ながら過去の事件資料と照合し、彼の推理どおり今回の手口はレッド・ジョンのパターンから外れていることを確認します。こうしてジェーンの勘が当たった形となり、模倣犯の線で捜査が進むことになりました。

容疑者として浮上したのは二人。一人目は被害者アリソンの夫プライス・ランドルフ。彼には弟タグと妻アリソンの不倫疑惑があり、犯行動機が考えられました。もう一人は被害者タニンの同僚で精神科医のライナス・ワグナー。タニン医師は亡くなる直前に何か秘密の日記を書いていたとの証言があり、さらにタニンが生前「友人の金銭トラブルを知ってしまった」と漏らしていたことも判明します。ジェーンはリズボンと共にワグナー医師に事情を聞きに行きますが、「日記なんて聞いたことがない」ととぼけられてしまいました。しかしジェーンはこの時から既に医師を疑っており、彼に睡眠薬の処方を頼むふりをして隙を作り、こっそり医師のオフィスの鍵を盗み取るという離れ業をやってのけます。

その夜、ジェーンはチームの仲間たちと夕食をとります。新人ヴァンペルトに「過去に超能力者を名乗っていたって本当ですか?」と問われ、ジェーンは「超能力なんて信じない」とキッパリ否定。「霊能力なんて存在しないんだ」と断言するジェーンと、スピリチュアルなものを信じるヴァンペルトの会話は平行線です。和やかな雑談の裏で、リグスビーがヴァンペルトをデートに誘おうと企んでいるのをジェーンが暴露してしまう場面もあり、チーム内にはクスっと笑える空気も流れました😏🍷。そんな中、ジェーンのもとに不気味な手紙が差し入れられます。それは「やあ旧友。久しぶりだね…12人の妻と暮らしているよ。君はなぜ私を捕まえられない?無力で愚かで哀れだろう?…レッド・ジョンより」と書かれた挑発的なメッセージでした。一瞬色めき立つ捜査陣ですが、ジェーンは「レッド・ジョンがわざわざ自分を捕まえにこさせるような真似はしない。これはニセモノだ」と冷静に分析します。とはいえジェーンの心中は穏やかではなく、誰よりもレッド・ジョンへの復讐に燃える彼はその夜一睡もせず何やら分厚い日記帳に書き込みを始めました…。

翌日、リズボンは眠っていないジェーンを心配し、彼女の判断で精神科医ワグナーとのカウンセリング予約を取ります。実はジェーンが徹夜で書いていたのは、被害者タニンの偽の日記でした。ジェーンの作戦はこうです。自作の日記帳を現場に隠しておき、面談の中で「警察がタニンの日記を探している」とワグナー医師にそれとなく吹き込み、動揺した医師が隠された日記を見つけ出そうとする現場を押さえる――。果たしてワグナー医師はジェーンの言葉通り診療後にタニンのオフィスへ忍び込み、部屋中を探し回り始めました。その瞬間、待ち構えていたジェーンが姿を現し、本棚の下から例の日記を取り出します。「やはりありましたよ、先生」と挑発するジェーンに追い詰められた医師は銃を抜き発砲。しかしジェーンはサッと身をかわし、「昨夜あなたの銃から弾丸を抜いておいたんです」とはったりをかましながら机に置いてあった針山を掴んで針を投げつけます。医師がひるんだ隙にジェーンは一目散に逃走、間一髪で駆け付けたリグスビーたちがワグナー医師を逮捕しました。

事件解決後、ワグナー医師はタニンとアリソン殺害の罪を自白します。タニン医師に自身の横領犯罪を暴かれそうになったため口封じに殺害し、アリソンは捜査をレッド・ジョンに誤誘導するためだけに惨殺したことが明らかになりました。全てはジェーンの作戦勝ちでしたが、彼が最後までチームに真相を明かさず単独行動したことでリズボンたちは少々不満げ。しかしジェーンなりの気遣いで彼女たちに罪を着せないよう動いていたことも事後に分かり、リズボンはカエルの折り紙(実は飛び出すオモチャ!)で驚かせてくるジェーンの悪戯に思わず笑顔を見せます😊💦。一方、ジェーンはというと事件後も心休まることなく、5年前に妻子を奪われたあの家へ帰宅します。家具も何もない殺風景な部屋、壁には未だ消されずに残る血染めのスマイルマーク…。ジェーンはその床にポツンと敷かれたマットレスに横たわり、天井ではなく憎きマークをじっと見つめるのでした。彼の心には今も深い後悔と喪失感、そしてレッド・ジョンへの激しい復讐心が渦巻いています。こうして物語は、ジェーンが胸に秘めた暗い過去と宿敵への執念を示唆しながら幕を閉じました。

感想

第1話から想像以上の満足度で、一気にこのドラマの世界に引き込まれました!まず冒頭の家族のシーンは衝撃的すぎる展開で、思わず画面に向かって「えぇっ!?」と声を上げてしまいました😱。主人公ジェーンが遺族の母親にあんな挑発的な話を振るなんて、普通の刑事ドラマでは考えられません。おかげで父親が犯人だと見抜く鋭さには「さすが!」と唸りましたが、その結果まさか母親が…あの結末には心底びっくり。ジェーンのやり方は正義というよりダークヒーロー的で、良くも悪くも型破りですよね。緊迫したシーンなのにジェーンが「大したことありませんよ」なんてとぼけるものだから、ブラックジョークすぎて苦笑いしてしまいました。

一方、中盤以降の二重事件ではジェーンの推理ショーが本領発揮!殺人現場でスマイルマークを一目見て「偽物だ」と断言する場面は痺れましたし、その後の巧妙すぎるおとり捜査には拍手喝采です👏。犯人をおびき出すために一晩で分厚い偽日記を書き上げるなんて、普通は無茶ですがジェーンならやりかねないと思わせる説得力が彼にはあります。演じるサイモン・ベイカーさんのスマートな佇まいと余裕たっぷりの笑みがまたハマり役で、本当に人の心を読み操ってしまう説得力があるんですよね。カウンセリングで嘘八百を並べるジェーンと、それを見抜きつつも振り回される犯人の心理戦は観ていて痛快そのもの!タイトルにもなっている“メンタリスト(精神操術の達人)”の魅力を存分に味わいました。

また、シリアスな捜査の合間に挟まれるクスッと笑えるシーンもこのドラマの良いところ。ジェーンがお茶を淹れたりサンドイッチを作ったりとマイペースすぎる振る舞いには思わず「自由人すぎるでしょ!」と突っ込みたくなります😂🍵。さらに夕食シーンでの仲間たちとの会話劇では、リグスビーの恋心をあっさり暴露してしまうジェーンの意地悪さにニヤニヤ。一見バラバラに見えるチームですが、息の合ったやり取りから仲間としての絆も感じられて和みました。チョウの乾いたユーモアやリズボンの呆れ顔など、キャラクターの掛け合いが楽しくて、重たい事件とのバランスがちょうど良い塩梅です。

良かった点ばかり語りましたが、あえて気になった点を挙げるなら、ジェーンの手法がかなり際どいところでしょうか。遺族に敢えて刺激を与えて事件を解決に導くやり方は、「正義のためとはいえ酷じゃないか?」とも思いました。実際あの母親は夫を撃ってしまったわけで…ジェーンの責任は重いですよね😓。彼自身そのことに罪悪感を抱えている描写が後半にありましたが、常人には真似できない危うさを孕んでいると感じました。ただ、それゆえにキャラクターとして深みが生まれているのも事実です。悲しみと怒りを抱えたアンチヒーロー的主人公というのは新鮮で、今後彼がどうやって自分の過去と折り合いをつけていくのか興味が尽きません。全体としては大満足の第1話で、観終わった直後は「早く次が観たい!」と心を掴まれてしまいました。

考察・解説

第1話では物語の骨子となる設定やテーマがこれでもかと提示されました。中でも大きいのは、やはりパトリック・ジェーンの過去と宿敵レッド・ジョンの存在です。劇中のフラッシュバックにより、ジェーンがかつてテレビ番組でレッド・ジョンを挑発したこと、その報復として妻子を惨殺されていたことが明らかになりました。この背景設定には鳥肌が立つと同時に、「なるほどジェーンが異常なまでにレッド・ジョン逮捕に執念を燃やす理由はこれか」と深く納得させられます。壁に残された血のスマイルマークを消さずに放置し、その下で寝起きしているジェーンの姿からは、彼の強い贖罪意識復讐心がひしひしと伝わってきました。愛する者を奪われた痛みを消すことなく心に刻み続けることで、自らを奮い立たせているのかもしれません。第1話にして主人公の内面にここまで踏み込むとは、脚本の練り込みがすごいですね。

もう一つ注目したいのは、ジェーンの言動の裏にある倫理観のジレンマです。彼は優れた洞察力で真実を暴きますが、その手段は「嘘もいとわない」「人を挑発して本音を引きずり出す」など型破りで危険も伴います。例えば冒頭のケースでは、ジェーンの挑発が結果的に犯人への罰を生み事件を解決しましたが、同時に罪のない母親に銃を取らせ犯罪者にしてしまいました。果たしてジェーンのやり方は正しいのか?視聴者としても考えさせられるところです。しかしジェーン本人も無神経なわけではなく、事件後に停職になることも厭わず自分一人で責任を背負おうとする姿から、彼なりの正義と良心も感じ取れます。このように目的のために手段を選ばない危うさ人知れず傷ついている脆さの両面を併せ持つキャラクター像が、パトリック・ジェーンという主人公の魅力をより一層際立たせていると言えるでしょう。

ストーリー面では、レッド・ジョン事件を模倣した今回の殺人で、本物と偽物の対比が鮮明になりました。本物のレッド・ジョンは自らの美学に則ってスマイルマークを描くのに対し、偽物は細部が甘かった──ジェーンはその僅かな違和感を見逃さなかったのです。このエピソードを通じて「レッド・ジョンは未だ捕まっておらず、今後も影のように事件に付きまとう存在である」というシリーズ全体の構図が提示されました。タイトル「レッド・ジョンの影」が示すとおり、第1話にして早くもレッド・ジョンの魔の手が主人公たちの周囲に差し迫っていることが分かります。今後も彼に関連した事件や模倣犯が登場し、ジェーンを翻弄する展開が待っていそうですね。

考察ポイントとしては他にも、劇中さりげなく散りばめられた伏線対比表現が光っていました。例えば夕食シーンでの会話。超常現象を信じるヴァンペルトと信じないジェーンのやり取りは、今後のエピソードで二人の価値観の衝突や相互理解といったテーマにつながっていきそうです。またリグスビーとヴァンペルトのほのかなロマンス伏線も可愛らしかったですね💕(リグスビーがあからさまに彼女に惚れているのが微笑ましい!)。犯人のワグナー医師が人助けの大義名分で犯行に及んでいた点も見逃せません。彼は「アフリカの貧しい人々を救うため」と語っていましたが、そのために許されない罪を犯したわけで、正義と悪は紙一重だと感じさせられます。そしてそれは、自分の復讐という名の“正義”のためには手段を問わないジェーン自身の在り方にも通じるテーマかもしれません。今後ジェーンがレッド・ジョンを追う中で、自身の倫理観や仲間との信頼関係が試される展開もあるのでは…と深読みしてしまいました。

最後にちょっとした小ネタですが、エピソードタイトルに毎回「赤」に関する言葉が使われているのはお気付きでしょうか?第1話は「レッド・ジョンの影」でしたが、実はシーズン1の各話サブタイトルには「赤(レッド)」やそれを連想させる色名が必ず入っています。これはレッド・ジョンの存在を常に匂わせる演出であり、シリーズ全体を通したユニークな趣向です。ミステリー好きにはこうした細かな遊び心も嬉しいポイントですね。

視聴者の反応

第1話放送後、SNS上でも大きな盛り上がりを見せました。主な視聴者の声をポジティブ・ネガティブ双方から拾ってみましょう。

●ポジティブな反応

  • 「第1話から引き込まれた!ジェーンの心理戦が痛快です👏」
  • 「ラストのどんでん返しに鳥肌…。こんな展開予想できないよ!」
  • 「サイモン・ベイカー演じるジェーンが魅力的すぎる。笑顔にやられた😍」
  • 「会話の掛け合いが軽妙で面白い!シリアスなのにクスッと笑える絶妙さ」
  • 「レッド・ジョンの不気味さがヤバい…。続きが気になって寝られない!」

●ネガティブな反応

  • 「ジェーンのやり方はさすがにやり過ぎじゃ…遺族を傷つけるのはモヤモヤした😣」
  • 「父親の○○な設定が胸糞悪い…。序盤から結構ヘビーで後味が心配」
  • 「展開が派手だけど、基本はお決まりの犯人探しで予想の範囲内かも」
  • 「ジェーン有能すぎて現実味ない?もう何でもアリ感がある😂」
  • 「レッド・ジョンの描写が猟奇的で怖い。人によってはキツいかもしれない」

総じて「面白い!」という絶賛のコメントが多く見られ、第1話の出来に満足した視聴者が大半だったようです。特にパトリック・ジェーンというキャラクターのカリスマ性と、読めないストーリー展開への称賛が目立ちました。「ジェーンかっこいい!」「彼の話術にスカッとした」といった声が次々投稿され、サイモン・ベイカーさんのファンになったという人も続出しています。一方で一部にはジェーンの捜査手法や物語の残酷な側面に戸惑った意見もありました。確かに冒頭の展開はショッキングで賛否両論あるところでしょう。しかしその過激さすら含めて話題沸騰となったのが第1話の凄いところ。良くも悪くも「ジェーン恐るべし!」と視聴者に強烈な印象を残したエピソードと言えそうです。皆さんはどのシーンが印象に残りましたか?ぜひコメントで教えてくださいね!

次回への期待

怒涛の幕開けとなった『メンタリスト』第1話でしたが、早くも「次はどうなるの!?」と期待が高まりますね。ジェーンは停職処分明けでチームに戻りましたが、今回の独断専行についてリズボンたちとの信頼関係に影響は出ないのでしょうか。リズボンはジェーンの型破りな手法に呆れつつもどこか放っておけない様子でしたし、このバディ関係が今後どう深まっていくのか楽しみです。また、リグスビーとヴァンペルトの恋の行方もほんのり描かれ始めています💕不器用だけど憎めないリグスビーの片想いは実るのか、こちらも密かな注目ポイントになりそうです。

そして何と言っても最大の焦点はレッド・ジョンとの対決。今回の事件では姿を現しませんでしたが、挑発的な偽メッセージが送られてくるなど不気味な存在感を放っていました。ジェーンは「レッド・ジョンは必ず自分が捕まえる」と固く誓っていますが、一筋縄ではいかない相手でしょう。次回以降、レッド・ジョンに繋がる手がかりが少しずつ明らかになっていくのか、それとも新たな謎が提示されるのか…想像するだけでドキドキします。第2話では早速ジェーンがどんな奇想天外なトリックで事件を解決してくれるのか、そしてチームメンバーとの絆が深まっていく過程も見逃せません。個人的にはジェーンの過去にまつわるさらなるエピソードや、人間味あふれる素顔が少しずつ描かれていくことにも期待しています。次回も目が離せませんね!一緒に『メンタリスト』の世界を追いかけていきましょう👀✨

配信情報・視聴方法

『メンタリスト』は海外ドラマファン必見の名作ですが、今なら配信サービスで手軽に視聴できます。現在、U-NEXTAmazonプライム・ビデオHuluなど主要な動画配信プラットフォームでシーズン1からファイナルシーズン(シーズン7)まで全話見放題配信中です。特にU-NEXTやプライムビデオには初回無料体験期間がありますので、第1話から一気に“沼落ち”することも可能ですよ😊✨(※2025年10月現在の情報です)。残念ながらNetflixでの配信は終了してしまいましたが、上記のサービスを利用すればいつでもジェーンの活躍を楽しめます。地上波放送版とは違い、自分のペースで観られるのも配信の利点ですね。また、本作のDVD-BOXやブルーレイも発売されています。吹き替え版・字幕版ともに収録されており、美麗なパッケージや特典映像も魅力的です。お気に入りのシーンを繰り返し観たい方やコレクション派の方は、ぜひパッケージ版もチェックしてみてください。

関連グッズ紹介

『メンタリスト』の世界をもっと楽しみたい方のために、関連グッズもいくつかご紹介します。まずはサウンドトラックCD。劇中で使用されたBGMやテーマ曲を収録したオリジナル・サウンドトラック盤がリリースされており、ジェーンの活躍を彩った音楽をお家でも堪能できます🎵。通勤通学のお供に流せば、あなたも今日からメンタリスト気分?! また、ドラマ公式グッズではありませんが「The Mentalist」ロゴ入りTシャツやスマイルマークをあしらったマグカップなど、海外ドラマグッズ専門店で手に入るアイテムもファンに人気です。シンプルなロゴTは普段使いもしやすく、メンタリストファン同士なら一目で分かるかも?劇中でジェーンが愛用するティーカップソファを再現したインテリアグッズなんてものも登場しています☕️(ジェーンが紅茶好きな設定にちなみ、お洒落なティーセットが売れているとか)。さらに、メンタリストのトリック解説本や心理術のハウツー本なども書店で目にします。ドラマをきっかけに心理学やマジックに興味を持った方は、そうした書籍で知識を深めてみるのも面白いでしょう。グッズや関連本で作品世界を日常に取り入れれば、ドラマを観ていない時間もジェーンの“心理テク”を楽しめちゃいますね♪

まとめ

『メンタリスト』第1話「レッド・ジョンの影」は、笑いあり衝撃ありの神回と言っても過言ではない出来栄えでした。巧妙に張り巡らされた伏線と度肝を抜く展開で物語の幕が開き、主人公パトリック・ジェーンという人物の魅力と闇をこれでもかと見せつけてくれます。私は個人的に★5つ中★4.5くらいの高評価をつけたい大満足のエピソードでした!序盤の家族の悲劇には思わず涙し、中盤以降の謎解き劇では手に汗握り、最後はジェーンの哀しげな横顔に心を揺さぶられて…まさに感情がジェットコースターのように忙しい45分間でした。物語はまだ始まったばかりですが、すでに「この先も全部見届けたい!」と視聴継続決定です。レッド・ジョンという巨大な謎が示されたことで、今後の展開からも目が離せませんね。皆さんは第1話をご覧になってどう感じましたか?ぜひコメント欄で感想を聞かせてください😊💕 それでは、次回のレビュー記事でまたお会いしましょう。引き続き『メンタリスト』から目が離せませんよ~!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

morishy

職業: 教育系事業会社でIT技術職として勤務するエンジニアです。新しい技術やサービスが大好きで、常に最新トレンドをチェックしています。

趣味: 読書、アニメ・ドラマ・映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモデル作り…と幅広い趣味を持っています。好奇心旺盛な性格で、ジャンルを問わず色々な作品に触れるのが大好きです。

自己紹介: はじめまして!IT業界で培った探究心を活かし、話題の本やアニメ、ドラマなど 様々なエンタメ作品の魅力を発信するブログ を運営しています。好き嫌いなく何でも楽しめる性格なので、小説から映像作品までジャンルを横断して鑑賞中。最近は特に読書やアニメにどっぷりハマっており、「この作品のここがすごい!」という 推しポイント を中心に皆さんに紹介しています。幅広い作品に触れているからこそできる 横断的なレビュー を心がけており、「次はどの本を読もう?」「このドラマ気になるけど面白い?」というときに参考にしてもらえる情報をお届けできれば嬉しいです。作品の魅力を共有し、あなたの新しいお気に入り探しのお手伝いができるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

-ドラマ
-, ,