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(あらすじ・感想)『ウィッチウォッチ』第1巻をヨム!ドジっ子魔女×鬼の予測不能マジカルコメディ開幕

主人公の若月ニコ(左)と乙木守仁(右)。魔女であるニコと鬼の末裔である守仁が同居生活で巻き起こすドタバタ劇にワクワクが止まりません。『ウィッチウォッチ』は『SKET DANCE』や『彼方のアストラ』で知られる篠原健太さんの最新作。週刊少年ジャンプで2021年から連載中の人気漫画で、2025年4月からはTVアニメも放送されています。累計発行部数は2025年時点で300万部を突破し、既にファンの間で大きな話題となっている作品です。本記事では、第1巻の見どころやストーリーの魅力をネタバレを極力避けつつ紹介・考察します。魔女と鬼のマジカルコメディ、その 笑いワクワク の世界をたっぷりお届けします!

著者紹介:篠原健太さんの魅力と作風

本作の著者・篠原健太さんは、日本の漫画家。代表作に学園コメディ『SKET DANCE(スケットダンス)』やSF冒険譚『彼方のアストラ』があり、幅広いジャンルでヒット作を生み出してきました。『SKET DANCE』は2007~2013年に連載され、第55回小学館漫画賞少年向け部門を受賞、テレビアニメ化もされた人気作です。続く『彼方のアストラ』では2019年にマンガ大賞を受賞し、ウェブ発ながら高い評価を得ました。こうした経歴からもわかるように、篠原さんはコメディからシリアスまで自在に描けるストーリーテラーです。

篠原健太さんの作風の特徴は、ギャグセンス意外性に富んだ物語構成。過去作『SKET DANCE』で培った多彩なギャグ演出は本作でも存分に発揮されており、昭和的なベタ笑いからネットミーム的なネタまで幅広く盛り込まれています。一方で物語全体には程良い緊張感も漂い、笑いの中に伏線を張り巡らせて読者をハッとさせる巧みさも健在です。実際、本作でも「ギャグに笑っていたら急に背筋が寒くなった」といった声があるほど、笑いとシリアスのバランスが絶妙です。篠原さんならではのユーモアとサービス精神が光る本作、どんな物語世界が展開するのか期待が高まります。

登場人物紹介:主要キャラクターと第1巻の見どころ

  • 乙木守仁(おとぎ モリヒト) – 本作の主人公の一人。鬼の血を引く高校生で、生真面目かつ冷静沈着な性格です。幼なじみのニコを守るため、古い盟約に従って彼女の使い魔(つかいま)となり同居を開始します。普段はクールでツッコミ役に徹する守仁ですが、いざニコに危機が迫ると鬼の怪力を発揮して彼女を守ろうとする一面も。第1巻では、ニコの暴走する魔法に振り回されつつも、彼女を支える頼もしさを見せてくれます。「これが俺の新しい日常か…」と呟きながらも責任感を持ってニコに付き合う姿が微笑ましく、ときにカッコいい頼れるヒーローです。
  • 若月ニコ(わかつき ニコ) – 本作のもう一人の主人公である魔女見習いの少女。6年ぶりに魔女修行から戻り、守仁と再会して同居することになります。明るく天真爛漫な性格で、幼なじみの守仁に再び会えたことで舞い上がるドジっ子魔女です。魔法の腕前は修行中ゆえにまだ未熟で、第1巻でもさっそく魔法の失敗からドタバタ騒ぎを引き起こします。家の壁をうっかり吹き飛ばしてしまったり、魔法薬で予想外のハプニングを招いたりとトラブルメーカーぶりを発揮しますが、持ち前のポジティブさで乗り越えていきます。ニコ自身は守仁と一緒に過ごせる毎日にときめいており、恋愛感情とも友情ともつかない初々しいリアクションも見どころです。失敗だらけでもめげずに頑張るニコの姿は読者を応援したくなる可愛らしさでいっぱいです。

※そのほか、第1巻では守仁の父やニコの母(伊吹)が登場し、二人の同居を取り計らう重要な役割を果たします。物語が進むと、天狗の少年・風祭監志(カンシ)や狼男の真神圭護(ケイゴ)、黒猫に変身する魔女・宮尾音夢(ネム)といった個性的な仲間も加わり、さらに賑やかな展開になっていきますが、第1巻では主に守仁とニコのコンビにフォーカスして物語が進みます。

あらすじ

第1巻のストーリー概要:
鬼の力を持つ高校生・守仁のもとに、魔女の修行を終えた幼なじみのニコが6年ぶりに帰ってくるところから物語は始まります。突然の再会にニコは大喜びし、古びたほうきでいきなり空を飛ぼうとするなど魔法の腕前を披露しますが、早速その魔法が大暴走!ニコの制御しきれない魔法により、守仁の家の一部が吹き飛んでしまう大騒動になってしまいます。守仁は「これが俺の新しい日常か…」とため息をつきつつも、幼なじみの無邪気な暴走に振り回される日々が幕を開けました。

幸先不安な同居初日でしたが、実はこの同居生活には ある理由 がありました。ニコの母・伊吹の予言によれば、「ニコには1年以内に大きな災いが降りかかる」というのです。その災いからニコを守るため、鬼の一族である守仁の家系が使い魔になるという古い盟約が交わされており、守仁の父は出張に出る代わりに息子にニコの護衛役を任せたのでした。かくして、守仁はニコの使い魔兼ボディガードとなり、二人きりの奇妙な同居生活が始まったのです。

同じ高校に通うことになった二人は、学校でも周囲を巻き込んで騒動を起こします。ニコは魔女であることを隠しつつも、持ち前の世話好きでクラスメイトの悩み相談に首を突っ込んでは魔法で解決しようとしてしまうため、毎回ハラハラドキドキの展開に。予測不能なニコの魔法は小さなトラブルを次々と引き起こし、そのたびに守仁が必死にフォローに回る羽目になります。例えば、ある時は失くし物探しのために魔法を使った結果、教室中が騒然となる珍騒動に発展…なんてエピソードも。周囲の人々から見れば不思議な事件ばかりですが、ニコと守仁のコンビは何とか問題を収めていきます。

第1巻のラストでは、ニコと守仁がお互いの信頼を深め、「これから一緒に頑張っていこう」と前向きな気持ちで同居生活を続ける様子が描かれます。同時に、伊吹の予言した“災い”の影も少しずつ迫りつつあることが示唆され、物語は次巻以降へと続いていきます。果たしてニコに降りかかる運命とは何なのか──読者の気になる謎を残しつつ、第1巻は幕を閉じます。

(未読の方でも安心して楽しめるよう、核心的なネタバレは避けました。物語の詳細な結末や真相はぜひ実際に第1巻を読んで確かめてみてくださいね!)

感想:笑いの連続&キャラの魅力に引き込まれる!

第1巻を読んだ率直な感想としては、「想像以上に笑った!」の一言に尽きます。序盤からニコのドタバタ魔法失敗劇に思わずクスッとさせられ、その後も次々繰り出されるギャグのテンポが心地良く、終始ニヤニヤが止まりませんでした。特に印象的だったのは、冒頭でニコが家の一部を吹き飛ばしてしまうシーン。シリアスになりそうなピンチの場面なのに、守仁の冷静すぎるツッコミと諦め顔のギャップが面白くて、大笑いしてしまいました。篠原先生お得意のコメディ演出が随所に炸裂しており、漫画でここまで自由に笑わせてくれるのか!と感心するほどです。

また、キャラクターの魅力もしっかり感じられる第1巻でした。天然ドジっ子なニコはとにかく明るく一生懸命で、「こんな子が友達にいたら楽しいだろうな」と思わせる愛らしさがあります。魔法が失敗してシュンと落ち込む表情から、すぐケロッと立ち直るポジティブさまで、生き生きとした描写に好感が持てました。守仁も一見クールですが、ニコのために奮闘する姿は頼もしく、時折見せる優しさにキュンとします。幼なじみコンビの掛け合いは微笑ましくて、読んでいてこちらまでニヤニヤしてしまいました。二人の関係がまだ恋愛未満なところも初々しくて、今後の進展をつい期待してしまいます。

良かった点ばかりを書きましたが、あえて気になった点を挙げるなら、ギャグのノリの好みは人を選ぶかもしれないという点でしょうか。テンポが非常に早くボケとツッコミが畳みかけてくるので、普段あまりギャグ漫画を読まない方には「ついていけない…」と感じる箇所もあるかもしれません。しかし個人的には、この突き抜けたノリこそ本作の持ち味であり、むしろ週刊連載ならではの勢いとして楽しめました。シリアス展開との落差に驚く場面もありましたが、そのギャップが物語にメリハリを生んでいて、「笑っていたのに急にハラハラして引き込まれる」という独特の読後感がクセになります。第1巻の時点では大きなバトルシーンはありませんが、逆に日常コメディ中心のおかげでキャラ達の個性をじっくり掘り下げて描いており、物語の基盤がしっかり築かれている印象です。

総じて、第1巻は期待以上の満足度でした!コミカルなやり取りに何度も笑わされつつ、最後には「次はどうなるんだろう?」とワクワクさせられ、すぐに続巻を手に取りたくなる…そんな魅力が詰まった内容です。篠原先生のファンにはもちろん、初めて読む方にもぜひこの楽しさを味わってほしいと心から思いました。

考察・解説:物語に隠されたテーマと他作品との比較

『ウィッチウォッチ』第1巻は、表向きはドタバタな魔法コメディですが、その裏にはいくつか興味深いテーマや伏線が感じられます。まず注目したいのは、「日常と非日常の共存」というテーマです。ニコと守仁の繰り広げる日常生活は学園ものラブコメのようにも見えますが、一方で「1年以内に災いが訪れる」という不穏な予言が物語全体に緊張感を与えています。普段はドタバタと笑わせつつも、ふとした瞬間に「本当に平和なままでいられるのか?」という影を落とすことで、読者に先を期待させる構成になっているのです。これは篠原先生の過去作にも通じる手法で、たとえば『SKET DANCE』でもギャグの合間にシリアスな過去エピソードを差し込んだり、『彼方のアストラ』でも冒険の中にミステリー要素を潜ませたりと、ジャンルを横断する物語展開が巧みでした。『ウィッチウォッチ』でもラブコメ×バトル×日常×ファンタジーという4つの要素がバランスよく盛り込まれており、ただのコメディに留まらない奥行きを感じさせます。

また、キャラクターの役割や関係性にも深読みしたくなるポイントがあります。鬼の少年と魔女の少女という組み合わせは、一見ファンタジックで奇抜ですが、実は「力を持つ者が大切な人を守る」という王道のヒーロー物語の変奏とも捉えられます。守仁はその怪力ゆえに他者を傷つけてしまうことを恐れてきた過去がありますが、第1巻のラストでは「ニコを守るために力を使う」と決意しています。これは“力の責任”というテーマにも繋がっており、今後守仁が自らの鬼の力とどう向き合っていくのかは物語の重要な見どころになりそうです。一方のニコは、自分の魔法が原因でトラブルを招いてしまうことが多いものの、持ち前の優しさで周囲の人を助けたいと願っています。失敗ばかりでも人を想う気持ちは本物で、だからこそ守仁も彼女を見捨てず支えているのでしょう。「不完全だけど支え合う」二人の関係性は、とても温かく描かれていて、読者にも応援したい気持ちを抱かせます。

他作品との比較で言えば、魔女×人間の同居コメディという点で、かつてのラブコメ漫画『うる星やつら』や魔女っ娘アニメなどを思い起こす読者もいるかもしれません。天然女子とツッコミ男子のペアが騒動を巻き起こす構図は王道ですが、『ウィッチウォッチ』の場合はそこに現代的なギャグセンスと少年漫画らしいバトル要素が加わっているのが新鮮です。「魔女の宅急便」のような心温まる魔女の日常ものとも違い、もっとハイテンポで賑やかな作風なので、むしろ『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』のようなギャグ漫画が好きな人に刺さるノリかもしれません。実際、昭和的ギャグからトレンドネタまで織り交ぜたパロディ要素は幅広い世代にアピールできるものになっており、読み手によって笑いのツボが違うのも面白いところです。「ギャグ漫画で週刊連載一番の癒し」と感じる人もいれば、「一話完結の話によって当たりハズレがある」と評する人もいて、このあたりは好みの分かれる部分でしょう。しかし、賛否が分かれるほど挑戦的な笑いを提供しているとも言え、その独特なセンスこそが本作のSNS映えする魅力となっています。

篠原作品ならではの仕掛けもファンには見逃せません。例えば連載2周年記念のエピソードでは、『SKET DANCE』のヒメコたち歴代キャラクターが本作の世界にゲスト登場し、本作の舞台が『SKET DANCE』の12年後で同じ街であることが明かされるサプライズがありました。こうしたメタ的な遊び心やクロスオーバー要素は、長年の篠原ファンにとって嬉しいサービスですし、新規読者にとっても「実は他作品と繋がっている世界なんだ!」と作品世界の広がりを感じられるポイントでしょう。過去作を知らなくても物語は楽しめますが、知っていれば二度美味しいネタが仕込まれているのは、作者の愛を感じますね。

総合すると、『ウィッチウォッチ』はコメディ好きにはたまらない作品でありながら、先の展開を考察したくなる謎も秘めた奥深いストーリーとなっています。魔女と鬼というファンタジー設定に学園ラブコメとバトル要素を加え、篠原健太さんが得意とするエンターテインメント性が存分に発揮された本作。第1巻時点でも感じられたそのポテンシャルは、今後ますます大きな展開へと繋がっていくことでしょう。

読者の反応:SNSでの評価・口コミまとめ

実際に『ウィッチウォッチ』第1巻を読んだ読者からは、好意的な声否定的な声の両方がSNS上で寄せられており、賛否両論の盛り上がりを見せています。ここでは、代表的なポジティブ意見とネガティブ意見を5つずつピックアップしてみました。

ポジティブな反応(好評) 🟢

  • 「めちゃくちゃ面白い!ギャグのセンス最高!」 – 初読で爆笑したとの声多数。テンポの良い掛け合いにハマる人が続出。
  • 「キャラ同士の掛け合いがクセになる」 – ニコと守仁をはじめ、登場人物たちのやり取りが微笑ましく癖になるとの意見。
  • 「笑っていたら急にシリアス展開がきてゾクっとした…」 – ギャグ一辺倒かと思いきや不意に真面目なシーンが挟まれ、物語に引き込まれたという感想。
  • 「日常コメディかと思いきやバトル要素もあって熱い!」 – 少年ジャンプらしいバトル展開の予感にワクワクするという声。
  • 「篠原先生の過去作ファンにはニヤリとする要素満載」 – SKET DANCEなど作者ファンへのサービスに歓喜する声。小ネタやパロディも豊富で読み応え十分との評価。

ネガティブな反応(賛否両論・批判) 🔴

  • 「正直ノリについていけなかった…」 – ギャグが多すぎてついていけず、笑い所が分からなかったという声。
  • 「ギャグが寒いと感じる。古臭いネタも多いかも」 – 一部の若い読者からは笑いのセンスが合わない、滑っているように感じたとの指摘。
  • 「シリアスとコメディの切り替えがちぐはぐに思える」 – 急に真面目になる展開に違和感を覚え、「どっちつかず」に感じたという意見。
  • 「ニコのキャラが苦手…暴走が他人に迷惑かけすぎ?」 – ニコのドジっぷりが行き過ぎて倫理的にどうなの?と感じた読者も。序盤での騒動に否定的な反応。
  • 「物語の本筋が見えにくい」 – エピソードが一話完結型で進むため、大きなストーリーの方向性が掴みにくいとの声も。一部では展開の遅さを指摘する意見。

以上のように、第1巻については「ギャグが最高に面白い!」という熱狂的な支持から、「自分には合わなかったかも…」という辛口な意見まで、様々な反応が見られました。特にギャグのノリやテンポ感は好みが分かれやすいポイントのようで、「ハマる人にはとことんハマるが、合わない人にはピンと来ない」という評価に落ち着いている印象です。それでも全体的には高評価の声が多く、「ジャンプ連載の中でも毎週の癒し」というファンもいるほど支持を集めています。第1巻読了時点では今後の展開次第で評価が変わる可能性もありますが、これだけ議論が盛り上がるのは作品自体の注目度の高さの表れとも言えるでしょう。

次回への期待:第2巻以降はここに注目!

波乱含みの同居生活がスタートした『ウィッチウォッチ』。第1巻の結末を受けて、次の第2巻以降では一体どんな展開が待っているのか、今から期待が膨らみます。まず気になるのは、やはり伊吹の予言した「災い」の行方でしょう。ニコに降りかかるとされる災厄とは具体的に何なのか? 第1巻ではまだ正体が明かされていないため、今後どのような敵や試練が二人を待ち受けているのかドキドキが止まりません。「魔女が魔法使いに襲われる」というヒントもありましたが、果たしてどんな魔法バトルが繰り広げられるのか、ジャンプ作品らしい熱い展開に期待です。

そして、第2巻以降で注目したいのは新キャラクターの登場です。第1巻では主にニコと守仁の二人がメインでしたが、予告的に匂わされているように今後は仲間が増えて物語がさらに賑やかになるはずです。ニコの修行時代の知り合いである風祭カンシ(天狗の末裔の少年)や、狼男の真神ケイゴ、正義の魔女ネムなど、個性豊かなキャラクターたちが仲間に加わることでしょう。特にカンシはニコを陰ながら護衛するよう伊吹から頼まれていた人物でもあり、第2巻では彼が本格的に物語に絡んできそうです。癖の強い新キャラたちが合流することで、ギャグの掛け合いも一層パワーアップしそうですね。

また、ニコと守仁の関係性にも変化が訪れるのか注目です。今のところ幼なじみとして仲良くやっていますが、同居生活を続ける中で恋愛感情が芽生えたりするのか、二人の距離感の変化にもキュンとさせられる予感がします。ラブコメ展開が加速すれば、守仁のクールな仮面が崩れて赤面する場面なんてものも見られるかもしれません。もちろんコメディ主体の作品ですからベタベタしすぎることは無いでしょうが、読者としては二人の関係が少しずつ進展していく様子も長い目で見守りたいところです。

そして忘れてならないのが、篠原先生お得意の伏線回収意外な展開です。第1巻ではまだ序章ゆえ謎が提示された段階ですが、今後ストーリーが進むにつれ「あの時の描写はこう繋がっていたのか!」という驚きがきっと待っているでしょう。魔女と鬼という設定を活かしたファンタジー世界の掘り下げにも期待です。白魔女と黒魔女の存在や、使い魔の血統など、用語解説を見ると様々な設定が用意されているようなので、そうした世界観が物語にどう絡んでくるのかも楽しみですね。

第2巻のサブタイトルは「友情のスクラム」。このタイトルから推測するに、仲間との強力な連携(スクラム)が描かれる展開になるのかもしれません。スポーツ的な比喩にも思えますが、いずれにせよニコと守仁が新たな友人たちと力を合わせて困難に立ち向かう物語が描かれそうです。災いに立ち向かうチームワーク、そして日常パートではますます増えるボケとツッコミのカオス…想像するだけでワクワクしますね!

今後アニメ放送も進んでいく中で、原作漫画の展開にもさらに注目が集まることでしょう。次巻以降も笑いとドキドキ満載のマジカルコメディから目が離せません。個人的には、ニコがこれからどんな魔法を覚えて成長していくのか、守仁が鬼の力をどこまで制御していくのか、といったキャラクターの成長要素にも期待しています。皆さんもぜひ第2巻以降の展開を一緒に予想しながら、『ウィッチウォッチ』の世界を追いかけていきましょう!

関連グッズ紹介:作品の世界をもっと楽しむアイテムいろいろ

『ウィッチウォッチ』の世界観に浸ったら、関連グッズや書籍もチェックしてみましょう。作品をより深く楽しめるアイテムが続々登場しています。

  • コミックス – まずは原作コミックス! 第1巻〜最新巻までジャンプコミックスとして好評発売中です。紙の単行本はコレクションにぴったりですし、電子書籍ならスマホでいつでも読めて便利。2025年8月現在、既刊22巻まで刊行されており、一気読みしたい方には全巻セットの販売もあります(※セット購入特典や割引キャンペーンが行われることもあるので要チェックです)。
  • TVアニメ Blu-ray/DVD – 2025年春から放送中のTVアニメ『ウィッチウォッチ』を繰り返し楽しみたい方には、Blu-ray/DVDがおすすめです。第1巻は2025年7月30日発売で、ティザービジュアルを使用した特製グラフやミニキャラ缶バッジセットなど豪華特典付きの限定版もリリースされています。映像特典やオーディオコメンタリーも収録予定とのことで、ファン必携のアイテムです。
  • キャラクターグッズ – 可愛い&カッコいいキャラたちを身近に感じられるグッズも豊富に展開中! 例えば、主要キャラの描き下ろしイラストを使用したアクリルスタンド缶バッジ、ニコやモリヒトをデフォルメしたラバーストラップなどが発売されています。ふわふわの手触りが楽しいぬいぐるみマスコット(KIRA MUCCHIシリーズ)第1弾・第2弾も登場し、ニコやケイゴたちを可愛くデフォルメした人形は飾って癒やされること間違いなし。さらに、ジャンプキャラクターズストア限定で作中エピソード名にちなんだデザインTシャツが販売されるなど、ユニークなアイテムも盛りだくさんです。部屋に飾るも良し、身につけて日常使いするも良し、ファンであればぜひ手に入れたいですね。
  • 関連書籍・公式ガイド – まだ発売されていませんが、今後公式ファンブック設定資料集の刊行も期待されています。篠原先生のインタビューやラフスケッチ、世界観解説などが収録されたガイドブックが出れば、作品理解がさらに深まることでしょう。また、ノベライズやスピンオフ短編集などの展開もあるかもしれません。最新情報はジャンプ公式サイトやアニメ公式サイトで随時発表されるので、ファンならチェックをお忘れなく。

(上記グッズは記事執筆時点の情報です。在庫状況や発売時期は公式サイト等でご確認ください。リンクから商品ページへ飛べるものもありますので、興味がある方はぜひクリックして詳細をチェックしてみてくださいね!)

まとめ:笑いと魔法が詰まった第1巻は必読!今後の展開も見逃せない

『ウィッチウォッチ』第1巻のレビュー・考察をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。結論から言えば、第1巻は期待以上に楽しめる一冊でした!ドジっ子魔女と生真面目な鬼という異色コンビが織りなす物語は、笑いありドキドキありで最初から最後まで読者を飽きさせません。個人的満足度は★4.5/5。序盤から飛ばしてくるギャグの破壊力に大笑いし、終盤では伏線が張られたことで「これは今後とんでもない展開になるぞ…!」と興奮させられ、気づけばすっかり虜になってしまいました。

第1巻はキャラクター紹介と世界観の導入回でありながら、すでに「涙あり笑いありの神回」と言っても過言ではない充実ぶり。一話完結の読みやすさもあってスイスイ読めますし、それでいて物語の軸となる謎(予言の災い)も提示されているため、物語の先への期待感もしっかり高まります。物語の幕開けとして申し分ない出来であり、これから巻を追うごとにどう物語がスケールアップしていくのか、本当に楽しみです。

今後の展開にも目が離せませんね!ニコと守仁の関係がどう深まるのか、新たな仲間や敵の登場で物語がどう動くのか、ワクワクする要素が盛り沢山です。篠原健太さんのことですから、この先もきっと予想の斜め上を行くような魔法展開で私たち読者を驚かせ、笑わせ、時にはホロリとさせてくれることでしょう。引き続き読書決定! 次巻も発売日に手に取ってしまうこと請け合いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんは第1巻を読んでどう感じましたか?お気に入りのシーンやキャラクターについて、ぜひコメント欄で教えてくださいね。この記事が面白かったと思った方はSNSでシェアしていただけると嬉しいです。それでは、ニコと守仁の今後の活躍に期待しつつ、次回のレビュー・考察記事でお会いしましょう!📚✨

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morishy

職業: 教育系事業会社でIT技術職として勤務するエンジニアです。新しい技術やサービスが大好きで、常に最新トレンドをチェックしています。

趣味: 読書、アニメ・ドラマ・映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモデル作り…と幅広い趣味を持っています。好奇心旺盛な性格で、ジャンルを問わず色々な作品に触れるのが大好きです。

自己紹介: はじめまして!IT業界で培った探究心を活かし、話題の本やアニメ、ドラマなど 様々なエンタメ作品の魅力を発信するブログ を運営しています。好き嫌いなく何でも楽しめる性格なので、小説から映像作品までジャンルを横断して鑑賞中。最近は特に読書やアニメにどっぷりハマっており、「この作品のここがすごい!」という 推しポイント を中心に皆さんに紹介しています。幅広い作品に触れているからこそできる 横断的なレビュー を心がけており、「次はどの本を読もう?」「このドラマ気になるけど面白い?」というときに参考にしてもらえる情報をお届けできれば嬉しいです。作品の魅力を共有し、あなたの新しいお気に入り探しのお手伝いができるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

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