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(あらすじ・感想)『ウィッチウォッチ』第17巻をヨム!小さな魔女編で笑いと恋が加速

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皆さん、魔女と使い魔のドタバタコメディ『ウィッチウォッチ』はご存じでしょうか?篠原健太さんが贈るこの作品、第17巻では物語が「小さな魔女の冒険」編に突入し、笑いありドキドキありの展開が満載でした!幼馴染コンビの絆はそのままに、ニコがまさかの幼児化!? かわいらしい“ちびニコ”が大暴れするエピソードにほっこりしつつ、実は隠された恋心や今後につながる伏線もしっかり仕込まれているんです。この記事では、第17巻の見どころや深い考察、SNSでの反響まで余すところなくお届けします。笑えて感動できる魔法コメディ、その魅力を一緒に探っていきましょう!

著者紹介

本作の著者は篠原健太さん。代表作に青春コメディの『SKET DANCE』やSF冒険譚の『彼方のアストラ』があり、幅広いジャンルを手掛ける実力派です。ギャグセンスと緻密なストーリー構成に定評があり、『ウィッチウォッチ』でもその才能が遺憾なく発揮されています。1話完結のコメディを積み重ねながら、随所に伏線を散りばめ大きな物語につなげる巧みさはさすが。また、画力の幅も広く、ドット絵風や少女漫画風などシーンに応じた描き分けで笑わせてくれます。社会現象にもなった前作で培った“笑いと感動のバランス”は本作でも健在で、2022年には「次にくるマンガ大賞」にもランクインするなど注目を集めました。篠原健太さんの得意とするハートフルコメディと少年漫画らしい熱さが融合した『ウィッチウォッチ』は、まさに彼の真骨頂と言えるでしょう。

登場人物紹介

若月ニコ(わかつき ニコ) – 本作のヒロインで修行中の魔女。天真爛漫でドジっ子な一面がありますが、実は100以上もの魔法を使える才能の持ち主。「千年に一人の白魔女」とも称され、その希少な力ゆえに黒魔女(ウォーロック)から狙われる存在です。第17巻ではとある理由で幼児化してしまい、保育園児さながらの姿に。しかし魔法の力は健在で、次々巻き起こすハプニングは必見です。無邪気にテンションが上がると魔法をポンと使ってしまうお茶目さも相変わらずで、ちびニコの可愛さに読者もメロメロ!一方、自分の魔法で誰かを助ける経験を経て少し成長した姿も描かれています。

乙木守仁(おとぎ モリヒト) – 通称モリヒト。ニコの幼馴染にして同居人で、鬼の末裔という屈強な高校生です。冷静沈着で家事万能という頼もしさから、第17巻でも“保護者”ポジションでちびニコを支える姿が微笑ましいですね。元々「ニコに1年以内に災いが訪れる」という予言を受け、彼女を守るため正式に使い魔となった経緯があります。鬼の怪力を活かしたパワフルな戦闘スタイルが持ち味ですが、今巻では戦闘よりも育児奮闘⁉ニコのお遊戯会に参観するなど、お兄さん的な優しさが光ります。感情を表に出すのは苦手ですが、ニコのために粉骨砕身する姿にきゅんとする読者も多いでしょう。

風祭監志(かざまつり カンシ) – モリヒト達の仲間で天狗の少年。関西弁で誰とでも打ち解けるムードメーカーです。山で修行中のニコに出会い、その護衛役として加わった経緯があります。中学生ながらコーラやゲームが大好きな現代っ子で、第17巻でも賑やかし担当として大活躍。借金肩代わりの恩からニコ母に頭が上がらない一面もありつつ、人情に厚い性格で場を和ませます。今回は日常回メインなので持ち前の明るさで乙木家を盛り上げてくれますよ。

宮尾音夢(みやお ネム) – 内気な魔女の少女。人見知りが激しく、すぐ逃げ出してしまうシャイガールです。実は以前モリヒトを自分の使い魔にスカウトしに来たことがあり、変身魔法で黒猫になれる能力を持っています。一方で頭の中では自作ソングにノリノリでダンスするようなテンション高めなギャップが可愛いキャラ。第17巻では音夢ちゃん初恋エピソードが描かれ、いつも控えめな彼女が恋する乙女な表情を見せる貴重な展開に!ケイゴと二人で行動する場面では彼女の心情に大きな変化が訪れ、物語の恋愛模様に波紋を投じます。その健気さに「ネムちゃん可愛すぎる!」という読者の声も続出しました。

真神ケイゴ(まがみ ケイゴ) – 元フィギュアスケーターという異色の経歴を持つ狼男の青年。とある魔女に仕えていましたが死別し、縁あって乙木家のルームメイトに加わりました。ネガティブで弱気な性格ながら、満月を見ると強気な“ウルフ”に豹変する二重人格の持ち主です。月だけでなく、クロワッサン程度の三日月形でも即変身してしまうポンコツぶりも愛嬌ですね。第17巻では音夢と行動する中でオオカミの力を発揮し、彼女を守る男前な一面も!普段の気弱さとのギャップに音夢でなくてもドキッとしてしまいます。ウルフ状態では荒々しいオラオラ系になるため、音夢が「ケイゴもウルフも両方好き!?」と悩んでしまう展開も見どころです。

黒和小麦(くろわ コムギ) – 元・黒魔女の少女。かつて敵対した過去への罪悪感から、現在は人里離れた場所で静かに暮らしています。第17巻ではケイゴと音夢が彼女を訪ねるも、小麦自身は後ろめたさから二人を拒絶…。物語序盤で黒魔女たちとの戦いが終結した後、彼女は魔女の聖地「悠仙郷(ゆうせんきょう)」で白魔女として出直す決意をしています。ニコからの許しの言葉も届かず塞ぎ込む小麦ですが、彼女のその後のエピソードは読者の胸を打つ感動シーンとなりました。「裏切り者」と呼ばれた少女が救われる日は来るのか…今後の鍵を握る人物です。

バンドラゴンの使い魔。第16巻135話で初登場した新キャラクターで、子供になってしまったニコのお世話係として現世に召喚されました。人間に変身でき、大人の豊満な女性姿でニコを見守る頼れるお姉さんです。超レアな幻獣ですが、千年に一人の白魔女であるニコだからこそ呼び出せた存在とのこと。第17巻の表紙も飾っており、スプレー缶片手にニコをサポートするドラゴンガールの雄姿が描かれています。意外とちゃっかり者な性格で、乙木家で繰り広げられるドタバタにも自然と溶け込んでいるのが微笑ましいですね。今後の活躍にも期待大の新戦力です。

あらすじ

第17巻は物語第2部の幕開け! 前巻のクライマックスで“災いの日”と呼ばれる黒魔女たちとの激闘が決着し、ニコはモリヒトを救うため自身の時間を代償に幼児化しました。敵勢力も一時撤退し、しばらくは平和な日常回が続くことに。予言によれば「ニコが幼児の間は敵も襲って来ない」とのことで、乙木家メンバーは束の間の穏やかな時間を過ごします。そんな中、ニコが回収した魔法とミハルの力を組み合わせることで黒魔女たちから魔力を再び吸い出せるようになり、モリヒトたちはかつて戦った魔女たちの元へ出向いて能力を解除する手助けを始めました。たとえば瞬間移動の魔女・愛歌(ラブカ)は中学校に通い始めたものの自分の魔力に怯える日々…。そこにニコとミハルが訪れ、彼女から魔法を取り除いて“普通の女の子”として生き直せるよう救いの手を差し伸べます。戦いで傷ついた者たちへのフォローが丁寧に描かれ、読後感も優しいものになっています。

一方、モリヒト不在のある日、仲間のケイゴとネムは人里離れて暮らす元黒魔女・小麦を訪ねました。しかし小麦は罪悪感から二人を拒絶し、追い返されてしまいます。帰り道、折悪しく吹雪に見舞われ遭難してしまうケイゴとネム。寒さと不安で倒れそうになるネムを放っておけないケイゴは、ついにウルフに変身!毛皮でネムを包み込み一晩中守り抜くのでした。いつも頼りないケイゴが命懸けで自分を守ってくれた――その事実に、ネムの胸にはある感情が芽生えます。そう、彼女は以前から薄々感じていた「ケイゴ(人間)とウルフ、二人とも好き…?」という初恋の自覚。翌日のバレンタインデー、ネムは一人の相手にチョコを2つ渡すにはどうしたら…?と頭を抱えるハメに。果たしてネムの恋は実るのか、それともこの不思議な三角(?)関係は波乱を迎えるのか?ドキドキの恋模様に注目です。

そして季節は年明けから節分へ。モリヒトたちは元気いっぱいのちびニコを囲んでお正月や豆まきといった行事を楽しみます。鬼のモリヒトは節分で豆を投げつけられ散々な目に遭ったとか遭わなかったとか…?ニコもお年玉に大はしゃぎしたりと、ほのぼのホームコメディが展開。しかしただ日常が描かれるだけではありません。ニコは「フリーテイル」という魔法で絵本の中に入る遊びを披露します。ところが本を何冊も重ねて発動したため『不思議の国のアリス』と日本昔話『おむすびころりん』『うさぎとかめ』などの物語がゴッチャ混ぜに!おむすびが白ウサギの穴に落ちていき、魔法で高速化したカメがウサギにトラウマを植え付けるという大混乱の童話ワールドが生まれてしまいます。ニコが現実に戻ってくると、そのめちゃくちゃコラボな冒険譚自体が一冊の絵本になってしまうオチも秀逸でした。教師「え、何この本あった?…ラノベ!?」と驚愕。お遊戯会の練習そっちのけで騒動を巻き起こすニコに周囲は振り回されっぱなしです。

こうしたドタバタの日々を経て、迎えたニコの最後のお遊戯会(発表会)。ついに保育園での集大成となる舞台の日です。モリヒトたち乙木家メンバーも観覧に訪れますが、若すぎる“保護者”集団に他の父母たちは「一体何者…?」と怪しげな視線。しかしニコは本人そっちのけで大張り切り!果たして劇は大成功するのか、それともまた魔法騒動が起きてしまうのか…?結末はぜひ実際に読んで確かめてください。笑い声に包まれた中にもほろりと来るラストシーンが用意されており、第17巻は終始飽きさせない内容となっています。

感想

第17巻、個人的には「こんなに笑って泣ける巻も珍しい!」と大満足でした。まず何と言っても“ちびニコ”の可愛さが反則級です。幼児化しても魔女らしい天真爛漫さは健在で、お正月の凧揚げでは空まで飛んで行きそうになるわ、節分では豆を本気でぶつけてくるわ、とにかく元気いっぱい。読んでいて頬が緩みっぱなしでした。特にお気に入りはやはり絵本の中に入るお話。童話と昔話が混ざったカオスな絵本劇には爆笑!先生が読んだ絵本のタイトルが「不思議の国に転生した魔女がおとぎ話の住人に魔法で無双するの有りがちゅ」(長すぎ!)とラノベ風だったのには思わず吹き出しました。魔法の暴走でメチャクチャになった世界をニコがキョトン顔で見ているシーンなど、篠原先生お得意のギャグ演出が光ります。コメディ部分は『SKET DANCE』譲りのキレッキレな展開で、「笑いの神がかってる」と感じる読者も多いのではないでしょうか。

一方でホロリと泣かせる要素もきちんと盛り込まれているのが本巻のすごいところ。序盤の小麦や愛歌にまつわるエピソードでは、かつて敵対したキャラたちにも丁寧にスポットが当たり、読みながら「良かったね」と胸が熱くなりました。特に小麦にニコがかけた言葉と、それに応えるモリヒトのシーンはわずか数ページながらじんと心に沁みる名場面です。実際、「こんな短いシーンで泣かせてくるなんてずるい」という声も上がっており、私も思わずもらい泣きしてしまいました。また、ネムちゃんの初恋ストーリーも可愛さ満点です。雪山で狼彼氏(?)に守られる展開は定番ながら胸キュン必至で、「ネムちゃん頑張れ!」と応援しながら読んだ方も多いのでは。バレンタインにチョコ2個持っておどおどするネムの姿は愛おしすぎて、私も思わず頬が緩みました。恋する女の子の悩みをコミカルに描きつつも切なさも残すあたり、篠原先生の演出は本当に巧みですね。

良かった点ばかり語りましたが、あえて気になった点を挙げるならストーリーの進行速度でしょうか。激動のバトルが終わった直後ということもあり、今巻は日常コメディ寄りでメインプロットは小休止といった印象でした。個人的にはこの緩急のバランスが好きですが、人によっては「もう少し物語を進めてほしい」と感じるかもしれません。ただ、その分キャラクター同士の掛け合いや絆描写が濃密に描かれていたので、私は十分満足です。ニコとモリヒトの疑似親子的なやり取りや、仲間たちとの賑やかな日常は見ていて癒やされますし、こうしたほっこりエピソードこそ本作の醍醐味だと思います。結果的に笑って泣いてキュンとして、とフルコースで楽しめる一冊でした!第17巻は総じて「神回ぞろいの癒やし巻」だったと感じます。次巻以降に向けた種まきもちらほら感じられたので、ここから物語がどう再加速していくのか今から楽しみです。

考察・解説

第17巻はギャグとシリアスのバランスが非常に巧みでした。その裏にあるテーマや伏線を少し考察してみましょう。まず注目すべきは「幼児化したニコ」という大胆な展開。一見ギャグ要素に思えるこの設定ですが、実は物語上重要な意味を持っています。ニコが幼児化したのはモリヒトを救うため自らの時間を差し出した結果であり、言わば彼女の深い愛と自己犠牲の象徴です。この自己犠牲により敵の襲撃が一時停止するという展開は、読者に安心して日常編を楽しませると同時に、「ニコが元に戻る条件は?」「成長したらまた災いが訪れるのか?」といった新たな謎を提示しています。作者はこれを利用して物語に育児コメディの味付けを加えつつ、次のシリアス展開への助走期間としているように思えます。実際、幼いニコとモリヒトの関係性は『よつばと!』のよつば&とーちゃんや『SPY×FAMILY』のアーニャ&ロイドのような父娘ものの魅力があり、ラブコメ要素を一時的に父性・家族愛のテーマへと巧みにシフトさせています。こうしたジャンル横断的な展開は、本作が一作で少年漫画のあらゆる要素をやりきろうとする野心的な試みであることの表れでしょう。

恋愛面にも興味深い伏線がありました。ネムが「ケイゴとウルフ二人とも好き」と自覚した件です。これは単なるギャグ的ラブコメに留まらず、ケイゴというキャラの二重人格の行方とも関係していそうです。ケイゴの中のウルフ人格は今後統合されるのか、それとも独立した存在のままなのか…。読者の間でも「ウルフの人格とネムの恋の決着は同時に描かれるのでは?」という予想が出ています。ネムが“二人”への想いをどう決着させるかは、イコールケイゴ自身が自分の中のもう一人とどう向き合うかにも繋がるでしょう。もしかすると、ネムの真っ直ぐな好意がケイゴの人格統合の鍵になるのかもしれません。篠原先生は過去作『SKET DANCE』でもシリアスな人間ドラマをきっちり描いていたので、この恋模様もただのドタバタには終わらないはず。今後の展開で恋と人格というテーマが絡み合い、読者を唸らせる展開が待っていると考えるとワクワクしますね。

また、第17巻では過去の敵キャラたちのアフターストーリーが描かれた点も見逃せません。愛歌やトキヨ、小麦たち元・黒魔女のその後が語られたことで、単なる消化試合にせず物語世界に厚みを持たせています。愛歌が魔法を断って普通の生活を選ぼうとした矢先に人命救助のジレンマに直面する話など、短編ながらテーマ性がありました。これは「大きな力とどう向き合うか」「能力を捨ててでも平穏を選ぶか」といった、作品全体にも通じる問いかけと言えるでしょう。ニコ自身も“特別な力”を持つゆえに争いに巻き込まれている立場ですから、彼女が将来どう自分の力と付き合っていくのかを示唆しているようにも思えます。篠原先生はギャグの中にもこうしたメッセージ性を忍ばせてくるので侮れません。

最後に演出面の小ネタですが、昭和的パロディや他作品オマージュも健在でした。お遊戯会のシーンでは藤子不二雄風のタッチで描かれるコマがあり、思わずクスリとしてしまいました。これは登場人物が幼児番組を演じる裏で実はドロドロな恋愛劇が…というギャップを強調するための演出ですが、絵柄の変化で笑わせつつ不穏さも匂わせる巧妙な手法でした。さらにニコが使った「グラピック」という魔法(現実の姿を絵風にする)は第7巻以来の再登場で、前回以上にモリヒトの絵がひどい落書きレベルになっていたのも爆笑ポイントです。過去エピソードの魔法を日常回で再利用するサービス精神も嬉しいですね。こうした細部の遊び心まで含め、第17巻は何度読み返しても新たな発見がある充実の内容でした。

読者の反応

第17巻の発売後、SNSや読書メディアでは大いに盛り上がりました。ここでは読者のポジティブな反応とネガティブな反応をいくつかご紹介します。

ポジティブな反応(好評) 🟢

  • 「ちびニコ可愛すぎ!終始ニヤニヤしっぱなしだった」
  • 「絵本の混沌っぷり笑った。先生よう読んだなあれ」
  • 「ネムちゃんの初恋エピソード尊い…ウルフ含めて幸せになってほしい」
  • 「戦い後のフォロー描かれてて優しい世界。涙腺に来た」
  • 「幼児ニコとモイの父娘コメディ最高!『スパイファミリー』みたいで微笑ましい」

総じて「可愛い&面白い」という声が圧倒的でした。ニコの幼児化については「最初はびっくりしたけどめっちゃ癒やされた!」との反応が多数。絵本回のシュールなギャグや、お遊戯会でのドタバタも「笑いが止まらない」と大好評でした。また、ネムの恋心に関して「切なくて良い」「応援したくなる」といった共感の声もあり、恋愛要素も受け入れられている様子です。「短編なのに泣かせにくるなんて…」と感動したという感想も見られ、笑いだけでなく心に響く場面があったことがうかがえます。さらに「ニコ幼児化で作品が『よつばと!』『SPY×FAMILY』味になって最高」といったコメントもあり、ジャンルミックスな展開を楽しむ声が多く見られました。

ネガティブな反応(賛否両論・批判) 🔴

  • 「ニコが子供のままなの長引きすぎじゃ?そろそろ元に戻ってほしい」
  • 「メインストーリー止まってて物足りない…早くバトル再開して!」
  • 「ラブコメ要素増えてきて好み分かれそう。自分はバトル路線が好きかな」
  • 「新キャラ多くて覚えきれないかも。バンとかまだ掴めてない」
  • 「ギャグは楽しいけど、16巻までの緊張感が恋しいというのも本音」

否定的な意見としては、「物語の進行ペース」を指摘する声がありました。ニコの幼児化が思った以上に長期化したため「最初は一発ネタかと思ったら延々子供のままで驚いた」という反応や、「シリアス展開に戻るのはいつ?」と待ち遠しく感じる読者もいるようです。ただ、この点については「緩急あってこそ」という擁護の声もあり評価は分かれるところです。またラブコメ色が強まったことで「バトルメインが好きな自分には物足りない」という意見も散見されました。とはいえ「今は充電期間」と割り切って日常編を楽しんでいるファンが多い印象で、極端に批判的な声は少数でした。新キャラのバンに関しては「まだキャラ掴めない」という声もありましたが、「ドラゴン娘かわいい!」「今後どう絡むのか楽しみ」と期待寄りの反応がほとんどです。総じて、第17巻は概ね好評で、「早く次巻が読みたい!」というポジティブな熱量のほうがSNS上では目立っていました。

皆さんの感想はいかがでしたか?ぜひコメント欄やツイッターで教えてくださいね。

次回への期待

怒涛の展開を経てひと段落ついた『ウィッチウォッチ』ですが、次の第18巻以降への期待も高まります。第17巻のラストではニコの幼稚園生活が一区切りつきました。この流れでいくと、次巻ではニコが小学生として新たなステージに進む可能性があります。実際、公式のあらすじでも「ニコの小学校生活が始まる!!」と予告されており、モリヒトも引き続き粉骨砕身で面倒を見る日々が描かれそうです。幼児編がどのタイミングで終わりニコが元の年齢に戻るのかは大きな注目ポイントですね。光の魔法による「復活の条件」が何なのかも既に示唆されているので、その伏線回収にも期待がかかります。果たしてニコはどんな形で元の姿に戻るのか、そしてその時再び黒魔女たちとの戦いが再燃するのか…ドキドキが止まりません。

恋愛面でも気になる要素が盛りだくさんです。ネムの初恋のゆくえはもちろん、ニコとモリヒトの関係にも変化が訪れるのか注視したいところ。幼児化によって一時停止している二人のラブコメが再開する時、モリヒトが自分の想いに気付く展開もあるかもしれません。今は保護者モードのモリヒトですが、ニコが元に戻れば予言の成就やお互いの気持ちなど避けて通れない問題に向き合うことになるでしょう。篠原先生は長期的な伏線を張るのが上手いので、「災いの日」に関する新たな謎や、ニコの父である魔女協会会長・若月イブキの動向なども今後描かれていくのではないでしょうか。敵サイドもまだ不気味な黒幕が潜んでいそうですし、緩んだ日常から再び緊張感あるバトルへ突入する際には大きな盛り上がりが期待できます。読者からは「次は高校生組(モリヒト達)の進路や、新学年での新展開も見たい」との声もあり、作品世界がさらに広がっていく予感がします。実際、第18巻ではモリヒトやカンシたちが翌檜高校の生徒会と関わる新章も描かれるようなので、日常コメディと学園要素がパワーアップしそうです。

そして忘れてはならないのがケイゴとウルフの問題です。ネムの恋が絡むこのエピソードは、物語の重要なドラマになりそうだと前述しました。ウルフ人格の謎やケイゴ自身の成長が描かれれば、ただのギャグキャラから物語の核を担う存在に化ける可能性もあります。読者の中には「ケイゴ推しだから活躍が楽しみ!」という声も多く、ぜひとも期待に応えてほしいですね。個人的には、ネムがどんな決断を下すのか(まさか「二股」なんてオチはないでしょうが…笑)興味津々です。篠原先生なら予想の斜め上を行く解決策で驚かせてくれるのではないでしょうか。

最後に、アニメ化も果たした『ウィッチウォッチ』ですから、今後はアニメとの相乗効果も楽しみです。まだアニメは序盤のエピソードを放送中ですが、いずれこの第17巻の内容も映像化される日が来るでしょう。ちびニコが動いて喋る姿や、狼ケイゴがネムを守るシーンなど、アニメ映えしそうな名場面が盛りだくさんなので今から待ち遠しいですね。原作ファンとしては「早くこの巻までアニメで見たい!」という気持ちと、原作を先取りしている優越感(笑)とで複雑ですが、それもまた一興です。次巻以降、物語がどう展開していくのか、そしてそれが映像でどう表現されるのか、二重の楽しみを抱えながら続きを心待ちにしています。

関連グッズ紹介

物語の魅力にハマったら、ぜひ関連グッズでも『ウィッチウォッチ』の世界を堪能してみましょう!現在アニメ化もされていることもあり、ファンにはたまらないアイテムが続々登場しています。

まずおすすめは、主人公ニコの可愛さを再現した「ねんどろいど 若月ニコ」フィギュアです。デフォルメながら細部まで作り込まれた逸品で、ニコの笑顔や魔女帽子など付属パーツも充実。お手頃サイズなので机に飾っていつでもニコを愛でられます。表情パーツを差し替えて、驚き顔や照れ顔のニコちゃんを再現できるのもポイント高いですね。

フィギュア系では他にもプレミアムフィギュアシリーズからモリヒトとニコのペアフィギュアがプライズ景品で登場予定です。作中の名シーンを切り取ったようなポージングで立体化されており、ファンならぜひ手に入れたいところ!モリヒトの鬼らしい凛々しさと、ニコの元気いっぱいの笑顔が立像になった姿は見応え抜群でしょう。プライズなのでゲームセンターで挑戦するもよし、ネット通販で確保するもよしです。

また、アクリルスタンドやキーホルダーといった雑貨系グッズも豊富です。ジャンプ公式キャラクターズストアでは各キャラの誕生日イラストを使用したジオラマフィギュア風アクリルスタンドや缶バッジが展開されています。例えば天狗のカンシの誕生日デザインなどファンには嬉しいラインナップ。デスクや棚に飾ったり、バッグに付けて持ち歩いたりと推しキャラを日常に取り入れられます。

他にも、作中アイテムにちなんだユニークなグッズも。ニコが劇中歌った曲の入ったサウンドトラックCDや、乙木家の紋章入りマグカップ、さらにはニコの魔法書を模したノートなんてものまで!遊び心ある商品が多く、「こんなのまであるの!?」と驚くこと請け合いです。特に魔法書ノートは劇中の魔導書そっくりの装丁で、ファン心をくすぐります。日記帳にして、ニコのように魔法の勉強…とはいかないまでも、物語の続きを自分で綴ってみるのも楽しいかもしれませんね。

もちろんコミックス既刊や関連書籍も見逃せません。まずは原作コミックス1巻~最新巻を揃えて、改めて通読してみるのはいかがでしょう。伏線が多い作品だけに一気読みすると新たな発見がありますよ。さらに公式ガイドブックや篠原先生のインタビュー掲載誌などがあれば、作品理解が深まることでしょう(今後発売される可能性もありますね)。

グッズはオンラインショップやアニメイト等で購入可能なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。お気に入りのキャラを手元に置けば、『ウィッチウォッチ』の世界がもっと身近に感じられるはずです!

まとめ

『ウィッチウォッチ』第17巻は、笑いあり涙ありの大充実回でした。物語第2部の幕開けとして、激動の展開から一転してほのぼの日常が描かれる中にも、キャラクターの成長や今後への布石がしっかりと織り込まれていました。ちびニコの愛らしさに癒やされつつ、ネムの恋心には胸がときめき、小麦たちのエピソードでは思わずほろり…。一冊で何度も美味しい贅沢な内容に、読者として大満足です。「笑撃(しょうげき)の展開」とでも表現したい、笑いの衝撃と物語の衝撃が両方味わえる巻だったと思います。篠原先生の描く世界は本当に奥深く、読めば読むほどハマってしまいますね。私は迷わず★5つ評価を贈りたいです!

今後、ニコが元に戻った時に待ち受ける新たな試練や、恋模様の行方、そして再び訪れるかもしれない「災いの日」…気になることは山積みですが、それだけ物語に引き込まれている証拠でもあります。「涙あり笑いありの神展開」と言える第17巻を経て、ますます『ウィッチウォッチ』から目が離せなくなりました。次巻ではどんな魔法とドラマが待っているのか、ファン同士語り合いながら楽しみに待ちたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!皆さんは第17巻をどう感じましたか?ぜひ感想や考察をコメントで教えてください。そしてまだ本作を読んでいない方も、このレビューをきっかけにぜひ手に取ってみてくださいね。笑えて心温まる『ウィッチウォッチ』の世界に、一度足を踏み入れたらもう抜け出せないかもしれませんよ?それでは、次回の第18巻レビューでまたお会いしましょう。魔女と使い魔たちの物語は、これからもクライマックスに向けてますます盛り上がっていきます…引き続き要チェックです!✨

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morishy

職業: 教育系事業会社でIT技術職として勤務するエンジニアです。新しい技術やサービスが大好きで、常に最新トレンドをチェックしています。

趣味: 読書、アニメ・ドラマ・映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモデル作り…と幅広い趣味を持っています。好奇心旺盛な性格で、ジャンルを問わず色々な作品に触れるのが大好きです。

自己紹介: はじめまして!IT業界で培った探究心を活かし、話題の本やアニメ、ドラマなど 様々なエンタメ作品の魅力を発信するブログ を運営しています。好き嫌いなく何でも楽しめる性格なので、小説から映像作品までジャンルを横断して鑑賞中。最近は特に読書やアニメにどっぷりハマっており、「この作品のここがすごい!」という 推しポイント を中心に皆さんに紹介しています。幅広い作品に触れているからこそできる 横断的なレビュー を心がけており、「次はどの本を読もう?」「このドラマ気になるけど面白い?」というときに参考にしてもらえる情報をお届けできれば嬉しいです。作品の魅力を共有し、あなたの新しいお気に入り探しのお手伝いができるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

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