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(あらすじ・感想)『ウィッチウォッチ』第14巻をヨム!日常崩壊と伏線回収の激アツバトル!

『ウィッチウォッチ』は、ドジっ子魔女の若月ニコと、鬼の末裔である幼馴染の乙木守仁(モリヒト)が同居生活を始めるマジカルコメディです。ニコが6年ぶりに修行先から帰還し、予言された“災い”から彼女を守るためにモリヒトが使い魔(ボディガード)役を務めることになるという物語設定からしてワクワクします。普段は魔法トラブル満載の日常ギャグとほんのりラブコメ展開が魅力の本作ですが、第14巻ではついにニコに降りかかる大事件「災いの日」が訪れます。楽しい日常が突然シリアスなクライマックスへ切り替わる怒涛の展開に、読者もモリヒトたちと同じくハラハラさせられました。この記事では、第14巻の見どころや深掘り考察をたっぷりお届けします。笑いとバトルが炸裂する本巻の魅力を味わい尽くし、SNSでも話題沸騰のポイントに迫ります!

著者紹介

本作の著者は篠原健太さん。代表作に週刊少年ジャンプで連載された学園コメディ『SKET DANCE(スケットダンス)』やSF冒険譚『彼方のアストラ』があり、いずれもアニメ化されるほどの人気作家です。学園コメディでありながら謎解きや感動要素も交え、ジャンルを横断する作風で知られており、『ウィッチウォッチ』でもその真骨頂が発揮されています。篠原健太さんはギャグとシリアスの緩急の付け方が巧みで、笑わせた直後にホロリとさせるストーリーテリングが持ち味です。実は『ウィッチウォッチ』では、前作『SKET DANCE』のキャラクターがゲスト登場するセルフコラボ回も話題になりました。こうした遊び心やメタ要素を本編に盛り込みつつ、王道少年漫画の熱い展開も描けるのが篠原さんの魅力と言えるでしょう。本作でも「コメディもバトルもラブコメも全部盛り」の意欲的な姿勢で物語が展開しており、読者を飽きさせません。

登場人物紹介

若月ニコ – 本作のヒロインで天然ドジな魔女。幼少期から魔女修行に出ていましたが、第1話でモリヒトのもとへ帰ってきます。強力な魔法の使い手ながらうっかりミスも多く、可愛らしい性格で周囲を和ませる存在です。第14巻では、そのニコに1年以内に災いが降りかかるという母親の予言がついに現実となり、敵の黒魔女によって闇の中に封じ込められてしまいます。果たしてニコは無事救出されるのか…?巻を通して最大の見どころとなるポイントです。モリヒトへの淡い恋心を自覚しつつあるニコですが、今回はロマンスどころではない緊迫の状況に置かれます。しかしピンチの中でも彼女の健気さや優しさは健在で、仲間を想う心が物語の鍵となっていきます。

乙木守仁(モリヒト) – 鬼の血を引く高校生。怪力と頑強な身体能力を持ちながら、他者を傷つけまいと普段は力を抑えて生活してきました。ニコの使い魔(ボディガード)に任命された当初は戸惑いもありましたが、持ち前の真面目さと優しさでニコを支え、次第に良き相棒に成長しています。クールで頼りになる反面、ニコに対してはツッコミ役に回ることもしばしば。第14巻では予言された“災いの日”が遂に訪れ、モリヒトも本気の戦闘モードへ突入します。黒魔女相手のタイマン勝負では、これまでの修行で培った技を次々と繰り出し大奮闘!鬼の力を解放したモリヒトの姿はまさに主人公らしいカッコよさで、読者を熱くさせます。

風祭監志(カンシ) – ニコの幼馴染で、天狗の末裔にあたる高校生。ニコが魔女の修行中に知り合った友人で、実は使い魔の血統でもあります。ニコの母・伊吹さんから護衛を依頼され、ニコたちと同居生活に加わったムードメーカーです。明るく社交的で誰とでも仲良くなれる反面、種族が違うモリヒトには対抗心を燃やすお調子者な一面も。普段はギャグ担当の彼ですが、第14巻では「夢の魔女」との戦いで意外な強さと成長を見せてくれます。夢の世界に囚われ孤立無援となったカンシが、自身の弱さと向き合いながらも仲間との絆を思い出し奮起するシーンは胸アツ!普段ヘラヘラしている彼が見せる本気の表情に注目です。

真神圭護(ケイゴ) – モリヒトとニコのクラスメイト。ひょんな事件を通じて先祖返りの狼男(ウェアウルフ)であることが判明し、ニコへの恩返しも兼ねて乙木家に同居することになりました。サブカル趣味を自称する飄々とした性格ですが、仲間思いでいざというとき頼れる男です。第14巻では、土を操る黒魔女とのバトルで大苦戦!満月以外では狼への変身能力が不安定なためピンチに陥ります。しかし諦めかけたその時、空から駆けつけた味方と共に反撃に転じる展開は痛快でした。ケイゴの「泥まみれでも必死に羽ばたく者だけが見れる景色がある」というセリフにはシビれます。普段軽口を叩く彼の熱い一面に、読者も思わず惚れ直すことでしょう。

霧生見晴(ミハル) – 中学3年生という年若さながら、強大な力を持つ吸血鬼の末裔です。モリヒトの母方の知人である霧生一族の息子で、生まれつき使い魔(コウモリ)の力が発現していました。その才能ゆえに他者の「生気」を吸収しないと常に飢餓感に苛まれる体質でしたが、モリヒト達と行動を共にすることでその苦しみが和らぐことが判明。両親の計らいで乙木家に居候することになります。第14巻では黒魔女の襲撃に際し、ミハルも単身で戦うことに。高速居合斬りを操る「転瞬の魔女」に対して、触れれば相手の魂を吸い取れるミハルの異能が炸裂します。彼のピンチに駆けつけた仲間との連携プレーや、戦いを通じて見える内面の成長から目が離せません。クールな印象のミハルですが、実は仲間思いで熱い部分が垣間見える巻でもあります。

宮尾音夢(ネム) – ニコの隣町に住むお嬢様魔女。変身魔法で猫に化けることができ、ニコたちに内緒で子猫姿で乙木家に遊びに来ていた経歴があります。物語中盤でネムはニコに接触し、白魔女と黒魔女の存在や、ニコが千年に一度の特別な白魔女で黒魔女に狙われていることを教えてくれました。以降は頼もしい友人として協力してくれています。第14巻では、黒魔女との戦いの中でネムが思わぬ形でヒロイン力を発揮!修行していた“鷹への変身”を駆使して空から登場し、窮地のケイゴを助けます。普段クールでミステリアスなネムですが、大好きなモリヒトを巡ってニコと張り合う乙女な一面もあり、今後の恋模様からも目が離せません。

(以上の他にも、生徒会の個性的な面々や物語のカギを握る人物が登場しますが、第14巻時点での主要メンバーは上記の通りです。)

あらすじ

第14巻のキーワードはズバリ「災いの日」。ニコの母・伊吹さんが予言していた“ニコに降りかかる大災厄”が、ついに現実となるのです。モリヒトたちは高校生活にも慣れ、ニコは「今日は告白日和かも…?」なんて恋に浮かれる穏やかな日常を送っていました。しかし、その幸せは突如として崩壊します。空が不気味に暗転し、ニコの魔法道具が鳴り響らせた警報(アラート)が不吉な事態の到来を告げました。何と各地で黒魔女たちが一斉に襲撃を開始し、ニコとその仲間たちは引き離されてしまいます。

土の魔女・黒和小麦(くろわ こむぎ)はニコを狙い、闇の結界でニコを閉じ込めました。ニコ不在の中、残された使い魔チームはそれぞれ別の黒魔女と対峙することになります。モリヒトは黒魔女の一人ランと直接対決。カンシは夢の魔女に術中へ引きずり込まれ、誰からも存在を忘れ去られる悪夢の世界で孤軍奮闘するハメに。ミハルの前には瞬きを斬撃に変える転瞬の魔女が立ちはだかり、太陽光まで利用した猛攻でミハルを追い詰めます。さらにケイゴは肝心な時に狼男への変身を封じられ、土の魔女が操る巨大ゴーレムに苦戦を強いられました。

各所で仲間たちが必死に戦う中、それぞれのピンチに頼もしい助っ人が次々と駆けつけます。ミハルの窮地には、同じ中学生コンビのジキルフランが参戦。カンシが絶体絶命の場面では、なんと彼の大好きな作中漫画『うろんミラージュ』のキャラクターまで夢の中に登場し、カンシを励ましました。ケイゴの元には音夢が鷹に変身して空から急襲し、彼の封印を解くサポートをします。こうした奇想天外な展開に読者も驚かされつつ、物語はクライマックスへ向け一気に加速します。

巻末では、モリヒトが鬼のコーチ達から教わった奥義を駆使して黒魔女ランとの激しいバトルを繰り広げます。勝負の鍵を握るのはミハルが持つ魔法道具「トワイライト」。そして“皆のお姉さん”的存在の百地(モモチ)先輩まで駆け付け、モリヒト&ミハルと合流して逆転の作戦に打って出ます。果たしてニコを闇から救い出し、黒魔女たちを打ち破ることはできるのか――!?第14巻は丸ごと「災いの日」編の戦いに費やされ、物語の決着は次巻へ持ち越しとなりました。手に汗握る展開の連続に、読了後は早くも第15巻が待ち遠しくなること必至です。

感想

率直に言って、第14巻は「ウィッチウォッチ」史上でも屈指の熱量を感じる巻でした!普段はクスッと笑える日常シーンが持ち味の本作ですが、この巻ではギャグ要素がぐっと抑えられ、序盤からラストまで緊張感みなぎるバトル展開が続きます。最初は「あのホワホワしたニコたちの日常がこんなシリアスになるなんて…!」と戸惑いもありましたが、不思議と作品の世界観とのギャップは感じませんでした。それどころか、笑わせ上手な篠原先生だからこそ描ける熱い戦いなのだと感心しました。

特に印象的だったのは、各キャラクターが自分の弱さやトラウマと向き合い成長を見せる演出です。たとえばカンシが夢の中で「強い天狗になれなかった…」と涙するシーンでは、彼の冗談ばかりの普段とのギャップに胸が締め付けられました。しかし彼はモリヒトとの修行の日々を思い出し、「自分は信じられなくてもアイツ(仲間)の強さは信じられる」と奮起します。その瞬間、「来た!カンシ覚醒!」と心の中でガッツポーズしてしまいました。コミカル担当と思われていたキャラが本気になる展開、熱くならないわけがありません。

一方で、重厚な戦いの中にもちゃんと笑いのスパイスが効いているのが本作ならではですね。夢の魔女のエピソードでは、カンシの好きな菓子パンの妖精(?)が友情を見せたり、「ダブリード」という魔法が某ドラ◯もんのバイバインを彷彿とさせたりと、小ネタが満載でクスリとしてしまいました。シリアス一辺倒にならず所々クッションが入るので、読んでいて疲れないのも嬉しいです。それでいてバトルシーンは手に汗握る迫力。例えばケイゴが絶望の淵から立ち上がる場面、彼の放つセリフがあまりに少年漫画していて熱い!泥まみれになっても飛び続ける意志の尊さが伝わってきて、「ウィッチウォッチってこんな燃える展開もできるんだ」と鳥肌が立ちました。

良かった点を挙げればキリがないのですが、個人的ベストシーンは音夢が鷹に変身して飛来するシーンです。まるでジブリ映画のヒロインのように空から登場する彼女に、「待ってました!」とテンションが上がりました。しかも登場のきっかけが、ケイゴが諦めかけたときに空を仰いだら“鷹”が見えた、という演出がニクい!普段クールなネムちゃんが体当たりでケイゴを助けにくる姿は可愛くてかっこよくて、「ここで株爆上げだよネムちゃん!」と思わず心の中で叫びました(笑)。

一方、気になった点があるとすれば、本巻がほぼバトルオンリーで終わってしまったところでしょうか。決着が次巻持ち越しなのは分かっていたものの、「続きが気になるー!」と良い意味でモヤモヤが残りました。また、戦闘シーン主体の構成ゆえに、ギャグ満載の通常回と比べると情報量が少なく感じてしまう部分もありました。しかしこれは贅沢な悩みというもので、日常回が面白すぎるからこそシリアス回が物足りなく感じるだけで、バトル回自体は十分に見応えがあります。むしろ普段との落差が作品にメリハリを与えていて、「笑いもバトルも本気」という篠原作品の魅力を再確認できました。

総じて、第14巻は胸アツ展開の連続で心を鷲掴みにされる一冊でした。笑いながら興奮して、時にホロリともして、改めて『ウィッチウォッチ』という作品の懐の深さを感じました。物語が大きく動いた重要回であり、読後は早く次を読みたくてウズウズしています。

考察・解説

第14巻の深い読みどころについて、いくつか考察してみましょう。まず注目したいのは「災いの日」編で回収された数々の伏線です。篠原先生はギャグ回の小ネタすら侮れない、と以前から言われていましたが、今回それが見事に証明されました。例えば、黒和小麦=土の魔女の異名が「サンドウィッチ」(Sand Witch)である件。実は彼女、過去のパン屋回に登場していて名前も「クロワさん(クロワッサン)」と伏線が張られていたんですね。土=砂⇒サンド、さらに魔女=ウィッチでサンドウィッチ…とギャグ要素を交えた巧妙な伏線に思わず唸らされました。篠原先生のネーミングセンスと構成力には脱帽です。「ただのコメディ回かな?」と思っていたエピソードが、後になってバッチリ本筋に絡んでくる快感はたまりません。

また、作中作『うろんミラージュ』の本筋介入も語らずにはいられません。普段は登場人物たちが愛読している劇中漫画としてチラッと描かれる程度だった「うろんミラージュ」ですが、今回はなんと夢の世界でカンシを救う重要な役割を果たしました。これには正直驚かされましたね。メタフィクションの逆手を取ったようなこの展開、ネット上でも「発想がすごすぎる」「篠原先生天才か!」と話題になりました。さらに劇中で謎に包まれていた「うろミラ」の作者・うたかた模糊先生が女性だったこと、そしてカンシが彼女の正体に勘付いたらしい描写もあり、一気に世界観が広がった印象です。作者自身がインスピレーションを受けて新キャラを…なんてメタ展開、少年漫画ではなかなか見ない大胆さですよね。「一次創作内で自分で全部やっちゃおう!」という篠原先生の気概が伝わってきて、ファンとしては興奮しました。

さらに、物語全体のテーマとして見えてきたのは「仲間との絆が力を増幅させる」という王道です。第14巻ではモリヒトたち使い魔チームが各自孤立して戦うシーンが多かったものの、皆どこかで仲間の存在が心の支えになっていました。カンシが自信を失いかけた時、彼を奮い立たせたのはモリヒトとの鍛錬の日々の記憶でしたし、ケイゴが逆転の狼化を果たせたのも音夢という仲間の助けがあったからこそです。ミハルに至っては、彼が人並みの生活を送れるようになるには仲間の存在が必要不可欠という設定そのものが、共にいることの意味を物語っています。このように、一人では未熟な彼らが力を合わせることで限界を超えていく姿は、「友情・努力・勝利」の少年漫画ド直球のメッセージでありながら、素直に胸を打たれました。普段コメディ色が強い分、その裏で着実に育まれてきた絆がここへ来て爆発した形ですね。

そして忘れてはならないのがラブコメ要素の行方です。第13巻まではニコがモリヒトに想いを寄せていることが描かれつつも、なかなか関係は進展しませんでした。第14巻冒頭でも、ニコが「告白しちゃおうかな?」と意気込む可愛い姿がありましたが、無情にも災いの日が到来してしまいました…。ある意味、“告白日和”が“災いの日”に化けてしまったわけで、ニコにとっては悲願が阻まれた形です。このラブコメからバトルへのシームレスな転換には舌を巻きましたが、裏を返せば「災いの日」を乗り越えた先に本当の告白日和が訪れるのでは?とも予想できます。ニコとモリヒトの関係は、この試練を経てさらに絆が深まるはずです。命懸けで守り守られる経験をした二人ですから、日常に戻った時、今まで以上に互いを大切に思うのではないでしょうか。次巻以降で二人の距離がどう変化するのか、ファンとしては大いに注目しています。

最後に、第14巻でちらっと示唆された黒幕の存在についても触れておきます。黒魔女たちを影で操っている黒幕らしき人物が、実は各黒魔女の過去回想に共通して登場していることにお気づきでしょうか?ラブカ(転瞬の魔女)の回想で本を手渡した人物と、黒和さん(土の魔女)の回想にいた人物が同一らしいのです。この謎の人物こそ黒魔女勢力のボスなのか、それとも意外な正体が…?現時点では詳細不明ですが、ストーリーの背後により大きな陰謀がありそうでゾクゾクします。物語が一段落した後も、こうした伏線が次なる展開への興味を掻き立ててくれるのがニクいですね。読者の間でも「あの黒幕って○○じゃ?」「実は◇◇が関わっているのでは」と考察合戦が始まっており、今後の展開予想で盛り上がりを見せています。

読者の反応

第14巻の発売直後から、ファンの間では興奮と驚きの声が飛び交いました。SNSやレビューサイトに寄せられた代表的な反応をポジティブ・ネガティブ両面からまとめてみます。

ポジティブな反応(好評) 🟢

  • 災いの日編ヤバすぎ! 使い魔それぞれの激アツバトル展開に心震えた。全員に見せ場があって最高!」
  • まさかのキャラ登場に鳥肌…。夢オチかと思いきや、あの『うろんミラージュ』作者まで出てくるなんて発想が神すぎる」
  • ネムちゃん空から参上は激アツ! 鷹に変身したヒロインが降ってくるシーン最高です!可愛くてカッコよくて惚れる」
  • 「戦闘中でも笑える小ネタ満載でニヤリ。パン回の伏線回収とか篠原先生天才では!?サンドウィッチとか気づいた瞬間吹いた」
  • 名セリフ連発で涙腺崩壊! 『泥だらけで必死に羽ばたけるヤツだけが見れる場所だ』このケイゴのセリフ痺れる…心に刻まれた」

ネガティブな反応(賛否両論・批判) 🔴

  • ギャグ要素皆無で寂しい…。ウィッチウォッチのシリアスは不評らしく、ほぼバトル回の14巻はコメディ好きにはガッカリかも」
  • 「正直、急なシリアス展開についていけないかも。ラブコメ空気からタイマン4連戦はジャンプらしいけど急すぎて戸惑った」
  • 情報量が薄い… 日常回の濃密なネタに比べると、バトル回は展開が王道で読めちゃう分ちょっと物足りなく感じた」
  • 続きが気になりすぎる引きでモヤモヤ…。決着は次巻とか、生殺しです(泣)。早く15巻ください!」
  • 「バトルが本格化したらニコの影が薄いような…。ヒロインなのに終盤ずっと閉じ込められたままで可哀想かな。活躍が見たかった」という声も。

全体的には「燃えた!最高!」というポジティブ評価が圧倒的でした。特に各キャラの活躍や意外な助っ人登場に歓喜する声が多く、「神回」「胸アツすぎて語彙力喪失」といった興奮冷めやらぬコメントがSNS上に溢れました。一方で、一部には「ギャグ路線が好きだから今回はテイストが違って戸惑った」という意見も見られます。ただそれも「日常回が好きすぎる故の贅沢な不満」というニュアンスが強く、作品全体への愛情を感じますね。「早く次巻を読みたい!」という声も非常に多く、本作がファンにとって如何に特別かを物語っていました。

あなたは第14巻を読んでどう感じましたか?ぜひコメントで教えてください!皆さんの熱い感想や考察もお待ちしています。

次回への期待

怒涛の展開で幕を引いた第14巻だけに、続く第15巻への期待は否が応でも高まります。最大の関心事は、やはり「災いの日」編の決着でしょう。ニコを巡る黒魔女との戦いはクライマックス目前ですが、モリヒトたちが立てた奇襲作戦がうまくいくのか?黒幕と思しき人物の正体は明かされるのか?気になる点が山積みです。特にモリヒトVSランの勝負の行方は、読者全員が息を呑んで見守っているはず。ジャンプらしい友情パワーと秘策での大逆転を期待せずにはいられません。

また、黒魔女との戦いが一段落すれば、ニコ達の日常にも変化が訪れるかもしれません。予言されていた災いを乗り越えた先に、どんな“新生活”が待っているのか非常に楽しみですね。第15巻のサブタイトルは「新生活スタート」。もしかすると物語の舞台が新学期や新章へ移行し、今まで以上にワクワクする展開が始まるのかもしれません。災いの日を経験したことで、ニコとモリヒトの関係にも進展があるのでは…と淡い期待を抱いているファンも多いでしょう。中断されてしまった恋の告白が改めて描かれる可能性も大いにあります!

さらに、第14巻で示唆された黒幕の動きも気になるところです。黒魔女たちが敗れたとしても、その背後にいる黒幕が新たな刺客を送り込んでくる展開も考えられます。「千年に一度の白魔女」であるニコの力を狙う勢力は、一筋縄ではいかないはず。となれば、モリヒト達もパワーアップして備える必要があるでしょう。新キャラクターの登場や、既存キャラのさらなる成長も期待できます。

個人的には、音夢やケイゴたちの青春エピソードももう一度見たいですね。シリアスが続いた後だからこそ、箸休め的なほのぼの回やギャグ回が恋しくなっている読者も多いはず。篠原先生のことですから、次巻では笑いと感動のバランスを取り戻しつつ、新章への布石を打ってくれることでしょう。

とにもかくにも、第15巻では「災いの日」編がついに完結し、物語が新たなステージへ突入することが予想されます。ニコたちの日常がどのように変化し、次なる試練が何なのか、想像するだけで今からドキドキが止まりません!ファンとしては発売日を指折り数えて待つばかりです。次回も盛り上がること間違いなしでしょう。篠原先生がどんな驚きを用意しているのか、期待を膨らませて待ちたいと思います。

関連グッズ紹介

『ウィッチウォッチ』の世界観にドップリ浸りたい!という読者のために、作品に関連するグッズや書籍もチェックしてみましょう。

  • コミックス既刊(1〜最新巻): まずは何と言っても原作コミックス。第14巻までの物語を追ったら、ぜひ過去巻も読み返してみてください。1巻から順に読み直すと、「このセリフが14巻で活きてる!」「このキャラ再登場してる!」と新たな発見があります。電子書籍派の方にはジャンプコミックスDIGITAL版もオススメです。Kindleや各種電子書店で購入可能なので、スマホやタブレットでいつでもニコとモリヒトに会えます。
  • TVアニメ『ウィッチウォッチ』関連グッズ: 2025年より放送開始のテレビアニメ版に合わせ、公式グッズも多数展開中です。例えばアニメイト通販では、キャラクターモチーフのアクリルキーホルダーや可愛い缶バッジセットが販売されています。ニコやモリヒトのちびキャラがデザインされたグッズはファン心をくすぐる出来映えですよ。また、ジャンプキャラクターズストア限定で劇中登場の謎Tシャツ(「ブラック・ダークネス・イン・ジ・アビス・オブ・ザ・ユニバース」というインパクト大なプリント!)も販売されています。作中でモリヒト達が着ていたネタTをリアルに再現したアイテムで、ファンなら思わずニヤリとしてしまいますね。
  • 「うろんミラージュ」グッズ: 第14巻で一躍脚光を浴びた劇中漫画『うろんミラージュ』ですが、なんと公式でこの架空作品のグッズも発売されています!アニメ公式グッズとして「うろんミラージュ」おまんじゅうクッションなるものが登場し、あのライオンマスクの作者キャラを模したクッションはSNSでも話題に。他にも「うろミラ」のコミックス風ノートやポスターなど、遊び心満載の商品がラインナップ。作品のメタ要素をグッズでも楽しめるのは、『ウィッチウォッチ』ならではです。
  • キャラクター音声付き目覚ましアプリ: こちらは少し変わり種ですが、ニコやモリヒトがボイスで起こしてくれる公式アプリが配信されています。朝が苦手なあなたも、「モリヒトのツンデレボイスでお目覚め」「ニコに優しく起こされる」なんて幸せな体験ができちゃいます。原作の名セリフを録り下ろしたスペシャルボイスもあるとのことで、ファン必携のアプリです。
  • その他コラボ商品: 最近ではウィッチウォッチ×ナンジャタウンのコラボイベントが開催され、限定グッズやコラボカフェメニューが登場しました。ニコの魔法をイメージしたドリンクや、モリヒトの大好物を再現したフードなど、遊び心たっぷりの内容でした。期間限定ではありますが、公式サイトやアニメイト情報をチェックすると今後もコラボ企画が見つかるかもしれません。ファン仲間へのプレゼントにも喜ばれそうですね。

グッズは手に取るだけで作品世界を身近に感じられるので、推しキャラの商品があればぜひチェックしてみてください。なお、公式グッズは品質もしっかりしていますが、中には非公式の類似品も出回る可能性があります。購入の際は信頼できる公式ショップ(集英社ジャンプショップやアニメイト等)を利用しましょう。お気に入りのグッズを身に着けて、『ウィッチウォッチ』の世界を日常でも楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ

『ウィッチウォッチ』第14巻は、笑いありバトルありの大波乱回であり、シリーズの転換点とも言える一冊でした。物語序盤から張られていた伏線が次々と回収され、読者は「そう来たか!」と何度も驚かされます。コミカルな日常が一瞬で崩壊する衝撃展開や、仲間との絆で逆境に立ち向かう王道の熱さは、まさにジャンプ漫画の醍醐味を味わわせてくれました。「涙あり笑いありの神回」と評する声も頷けます。

星評価をするなら文句なしの★5つ!個人的満足度は120%です。ニコたちの奮闘に笑って泣いて、改めてこの作品のファンで良かったと思いました。特に今回は物語が大きく動いた重要巻であり、「ウィッチウォッチ」という作品がコメディだけじゃなく本格ストーリー漫画としても一級品であることを証明してくれたように思います。

災いの日編を経て、物語はいよいよ新章へ突入します。今後の展開にも目が離せません! 果たしてニコとモリヒトの関係はどう進展するのか?黒幕との最終決戦はあるのか?ワクワクが尽きないですね。筆者も引き続き全力で追いかけていく所存です。

皆さんは第14巻、そして災いの日編をどう感じましたか?お気に入りのシーンやキャラについて、ぜひ語ってください!コメントやSNSで盛り上がりつつ、次巻を一緒に待ちましょう。『ウィッチウォッチ』のこれからに要注目!引き続き読書決定です!

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morishy

職業: 教育系事業会社でIT技術職として勤務するエンジニアです。新しい技術やサービスが大好きで、常に最新トレンドをチェックしています。

趣味: 読書、アニメ・ドラマ・映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモデル作り…と幅広い趣味を持っています。好奇心旺盛な性格で、ジャンルを問わず色々な作品に触れるのが大好きです。

自己紹介: はじめまして!IT業界で培った探究心を活かし、話題の本やアニメ、ドラマなど 様々なエンタメ作品の魅力を発信するブログ を運営しています。好き嫌いなく何でも楽しめる性格なので、小説から映像作品までジャンルを横断して鑑賞中。最近は特に読書やアニメにどっぷりハマっており、「この作品のここがすごい!」という 推しポイント を中心に皆さんに紹介しています。幅広い作品に触れているからこそできる 横断的なレビュー を心がけており、「次はどの本を読もう?」「このドラマ気になるけど面白い?」というときに参考にしてもらえる情報をお届けできれば嬉しいです。作品の魅力を共有し、あなたの新しいお気に入り探しのお手伝いができるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

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