ドラマ

(あらすじ・感想)『VIVANT (ヴィヴァン)』(2023年) 第4話をミル!さらなる裏切りと隠された正体が明らかに

日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)は、初回からスリリングな展開で視聴者を惹きつけてきました。第4話となる今回は、物語が一気に動き出し「敵か味方か、味方か敵か」というキャッチコピー通りの衝撃展開が待っていました。視聴前は「今度はどんな謎が明かされるのか?」とワクワクしていましたが、視聴後は驚きの連続に思わず声が出るほど!この記事では、第4話の見どころや深まる謎について、ネタバレを極力さけつつレビュー&考察していきます。主人公の意外な一面や新キャラクターの登場など、盛り上がったポイントを優しくひも解きながら解説しますので、まだ視聴していない方もぜひご安心ください。それでは、ドラマ好きのあなたに贈る第4話のレビューを始めましょう!

キャスト・キャラクター紹介

乃木憂助(のぎ ゆうすけ) – 堺雅人さん:本作の主人公。丸菱商事エネルギー事業部2課の課長で、一見すると冴えない中年社員ですが、その正体には秘密が隠されています。演じる堺雅人さんは『半沢直樹』や『リーガルハイ』など数々の大ヒットドラマで主演を務めており、その多彩な演技で知られています。今回は穏やかな顔と冷酷な顔という二面性を熱演し、終盤では日曜劇場では異例とも言えるダークヒーロー的な冷酷さで視聴者を圧倒しました。堺さんらしいキレのあるセリフ回しと迫力は、「冷酷ささえも魅力に変える」と評されるほどで、第4話ではその演技力が存分に発揮されています。

野崎守(のざき まもる) – 阿部寛さん:警視庁公安部・外事第4課のエリート警察官で、乃木と共に行動します。阿部寛さんは『TRICK』『ドラゴン桜』や日曜劇場『下町ロケット』などで知られる実力派俳優です。長身で渋い存在感が持ち味の阿部さんは、本作でもクールな公安警察・野崎役を熱演。第4話では裏で進行する陰謀に迫り、尾行や捜査で活躍する姿が描かれました。時にユーモラスなやりとりを見せつつ、シリアスな局面では鋭い洞察力を発揮する野崎は、阿部さんの幅広い演技で非常に魅力的に描かれています。

柚木薫(ゆずき かおる) – 二階堂ふみさん:世界医療機構(WHO)に所属する医師で、物語の舞台バルカ共和国で乃木たちと関わることになる女性です。二階堂ふみさんは映画『ヒミズ』でベネチア国際映画祭新人賞を受賞した経歴を持ち、『ストロベリーナイト・サーガ』や『プロミス・シンデレラ』などドラマでも活躍する実力派女優です。本作では聡明で芯の強い女医・薫を演じており、第4話でも冷静に状況を見つめつつ人命を救おうと奔走する姿が印象的でした。二階堂さんならではの表情豊かな演技で、薫の優しさと勇敢さが伝わってきます。

黒須駿(くろす しゅん) – 松坂桃李さん:第4話から姿を見せた新キャラクターで、謎の工作員。実は乃木の“後輩”にあたる別班(秘密諜報組織)のメンバーで、寡黙ながら有能な人物です。松坂桃李さんは『孤狼の血』や『麒麟の翼』など映画でも活躍し、『ゆとりですがなにか』などドラマでも幅広い役柄を演じてきた人気俳優です。今回は初登場シーンから圧倒的な存在感を放ち、SNS上でも「松坂桃李、ここでキター!!」と大きな話題になりました。クールな中に狂気を秘めた役どころを松坂さんがどう演じるのか、これから注目です。

ノゴーン・ベキ – 役所広司さん:国際テロ組織「テント」のリーダーであり、物語最大の鍵を握る存在です。実は乃木憂助の父・乃木卓という過去を持つ人物でもあります。役所広司さんは『Shall we ダンス?』や『バベル』など国内外で評価の高い名優で、昨年の映画『パーフェクト・デイズ』ではカンヌ国際映画祭で男優賞に輝きました。そんな役所さんが演じるベキは、一見穏やかながら底知れない威厳と迫力を持つキャラクター。第4話まででは名前と一部の姿のみですが、その存在感は圧倒的で、登場シーンには思わず背筋が伸びるような緊張感があります。

ノコル – 二宮和也さん:テントのNo.2で、「謎の青年」と呼ばれる存在です。二宮和也さんはアイドルグループ嵐のメンバーで、『硫黄島からの手紙』や『ブラックペアン』など俳優としても高い評価を得ています。本作ではサプライズ的に出演が発表され、視聴者を驚かせました。第4話時点では物語本編で大きく動いてはいませんが、ノコルはベキとの関係が“謎の親子”とも称されており、今後の展開で重要な役割を果たしそうです。二宮さんの出演により作品のスケール感がさらに増し、ファンからも「ニノの登場ヤバい!」と期待が高まっています。

他にも新庄浩太郎役の竜星涼さんや、乃木の部下・山本巧役の迫田孝也さん、天才ハッカー太田梨歩役の飯沼愛さんなど、多彩なキャストが登場します。豪華俳優陣それぞれが個性的なキャラクターを演じ、第4話では彼らの“裏の顔”が次々と明らかになる見どころ満載の回となりました。

制作陣情報(監督・脚本・制作)

『VIVANT』の原作・演出を手掛けているのは福澤克雄(ふくざわ かつお)監督です。福澤監督はTBSの日曜劇場枠で数々のヒットドラマを生み出してきた名演出家で、代表作に『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』『陸王』などがあります。社会派ドラマや企業エンターテインメントを得意とし、本作では自ら企画・原案に携わった完全オリジナルストーリーを展開しています。2か月半に及ぶモンゴルでの大規模ロケを敢行するなど、その演出はスケールが大きく、テレビドラマの常識を超えた迫力があります。福澤監督いわく「テレビの意地」を見せるべく制作費や手間を惜しまなかったとのことで、その熱意が映像の随所に表れているように感じます。

脚本を担当するのは八津弘幸(やつ ひろゆき)さんを中心としたチームです。八津さんは『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』といった大ヒットドラマの脚本を手掛けており、緻密などんでん返しと人間ドラマの融合を得意とする脚本家です。第4話は八津弘幸さんと李正美さんの共同脚本で、シリーズ前半「誤送金編」のクライマックスを盛り上げました。複数の脚本家が参加していますが、全体を通して伏線が巧みに張り巡らされ、最後に一気に回収していくスタイルはさすがです。

また音楽には作曲家の千住明さんが参加し、壮大なオーケストラサウンドがドラマの世界観を盛り上げます。千住明さんは『風林火山』『利家とまつ』など大河ドラマや映画音楽で知られ、その重厚で美しい旋律が『VIVANT』でも印象的です。第4話終盤、主人公の変貌シーンに流れるテーマ曲の高揚感は鳥肌もので、映像と音の融合により臨場感が倍増していました。

制作面では、モンゴル語の監修に現地の専門家を起用しリアリティを追求しているほか、TBSと制作陣が総力を挙げて作り上げた超大作となっています。監督・脚本陣の過去のヒット作ゆかりの俳優が多数出演しているのも特徴で、「福澤組」の結束力が作品のクオリティにつながっているようです。第4話ではその結束が生み出した巧みな演出が光り、視聴者を唸らせる仕上がりになっていました。

あらすじ

※未視聴の方はここから先はネタバレにご注意ください。

1億ドル誤送金事件の黒幕、まさかの人物!
主人公・乃木憂助(堺雅人)が勤める丸菱商事で起こった巨額の誤送金事件。その損失金を追って乃木たちは中東のバルカ共和国へ渡航し、テロ組織「テント」や謎の言葉“VIVANT”に翻弄されてきました。第4話では、ついに誤送金事件の真相と黒幕が明らかになります。乃木や公安警察の野崎(阿部寛)は監視カメラの映像解析などから、財務部の新人社員・太田梨歩(飯沼愛)が送金データを改ざんした真犯人だったことを突き止めました。控えめで存在感の薄かった太田が、実は世界的ハッカー「blue@walker(ブルーウォーカー)」だったのです。彼女は黒幕に操られて社内システムを書き換え、誤送金事件を引き起こしていました。

裏切り者の正体と新たな刺客
太田を陰で操っていた黒幕とは、乃木の同期で信頼できる同僚だと思われていた山本巧(迫田孝也)でした。山本は乃木と同じ部署の課長で仲間のはずでしたが、その正体はテロ組織「テント」の協力者“モニター”だったのです。第3話のラストで乃木に罪をなすりつけるかのような動きを見せた山本が、やはり裏で糸を引いていました。野崎たち公安は山本を逮捕すべく密かに尾行しますが、途中で彼の姿を見失ってしまいます。実は山本の前に黒須駿(松坂桃李)という謎の男が現れ、彼を助けて逃亡を手引きしたのです。黒須は第4話で初登場した人物で、華麗な身のこなしで山本をさらい去りました。その正体は後に明かされますが、この時点では視聴者にも「一体何者?」と強いインパクトを残します。

二重人格“F”の衝撃と別班の真実
山本を連れ去った黒須は、ある廃工場で山本を拘束。山本が目を覚ますと、そこには表情を一変させた乃木が待ち構えていました。ここで乃木のもう一つの顔、“別人格F”がついに姿を現します。乃木はこれまでお人好しで冴えないサラリーマンに見えていましたが、その裏では日本の影の諜報組織「別班」のエージェントだったのです。亡きアル=ザイールが遺した言葉“ヴィヴァン”が「別班」を意味していたという伏線が、ここで回収されました。乃木は正体を隠すために“うだつの上がらない社員”を演じていただけで、本当は冷徹なプロの工作員だったのです。彼に取り憑く別人格「F」は、任務のためなら手段を選ばない冷酷さを持っていました。

拘束された山本に対し、乃木(F)は鬼気迫る尋問を開始します。まるで「半沢直樹ばりの恫喝力」で山本を追及し、「裏切り者は許さない」という執念でテントや協力者について白状させました。山本の口から、テントが日本を危機に陥れようとしている計画の一端が語られ、状況を把握した乃木と黒須は山本に最終的な制裁を下します。詳細は描かれませんでしたが、山本は首吊り自殺に見せかけられて命を絶たれました。乃木たち別班は、祖国を脅かす存在に対しては自らの手を汚してでも排除する——物語は一気にダークヒーロー路線へ突入した瞬間でした。

物語は新章「宿命編」へ
こうして、丸菱商事の誤送金事件は真犯人の死亡という結末で一応の決着を迎えます。乃木は無事に1億ドルを回収し、彼ら一行はバルカ共和国から日本へ帰国することになりました。しかし、依然として謎は山積みです。テロ組織テントの全容、そして彼らのリーダーで乃木の実の父であるノゴーン・ベキ(役所広司)の存在が明らかになり、物語は次のステージへと移ります。第4話ラストでは、日本に戻る飛行機の中で乃木が静かに目を閉じ、次なる決意を胸に秘めているように描かれていました。ここからドラマは「宿命編」と称される後半戦へと突入しますj。果たして乃木は父と対峙するのか?そして“VIVANT”に込められた本当の意味とは?第4話は壮大な物語の折り返し地点として、視聴者に大きな衝撃と今後への期待を残して幕を閉じました。

感想

第4話を観終えてまず感じたのは、「とにかく怒涛の展開で息つく暇もなかった!」ということです。序盤から伏線回収のオンパレードで、事件の真犯人があの太田さんだったと分かったときは「え、そう来たか!」と驚きました。財務部の地味な新入社員が天才ハッカーだったという展開には、まんまと騙された視聴者も多かったのではないでしょうか。普段はおとなしい彼女が、裏では社内の大金を動かすほどのハッキングをしていたなんて…思い返せば第3話までほとんど出番がなかったのもミスリードだったんですね。個人的には太田役の飯沼愛さんの演技も見事で、正体を明かした後の不気味な笑みにはゾクッとしました。

そして何と言っても今回一番の衝撃は、乃木さんの豹変シーンです。あの穏やかで「僕の好物は赤飯です」なんて冗談を言っていた乃木さんが、一転して冷酷な“F”の顔になった瞬間、画面に引き込まれました。堺雅人さんの鬼気迫る演技は圧巻で、山本を尋問するシーンでは思わずこちらまで息を呑んでしまいました。まさか日曜9時のドラマで主人公がここまでダークになるとは…正直「そこまでやっちゃうの!?」とテレビの前で固まってしまいましたね。しかし堺さんはさすがで、怖ろしい中にもどこかユーモラスさすら感じさせる独特の迫力があり、完全に魅了されました。「倍返し」ならぬ「明日は来ない」(乃木の決め台詞)の凄みには鳥肌が立ちました。

良かった点ばかりではなく、気になる点も少しありました。展開が一気に加速したぶん情報量が多くて、「テントって結局何?」とか「別班はいつから動いてた?」など一度で理解しきれない部分も残りました。でもこれはある意味嬉しい悲鳴で、後から録画を見返して発見がある楽しさでもあります。むしろ視聴後に色々考察したくなるドラマは久しぶりで、その点『VIVANT』は大満足です。

また、物語序盤の異国冒険劇のワクワク感から一転して、日本でのスパイサスペンスにシフトしたことで作品の雰囲気が大きく変わりました。前半のコミカルな掛け合いや現地の人々との触れ合いが好きだった方には、この急展開は少し寂しく感じるかもしれません。しかし私は二面性のある物語を存分に楽しめました。笑いあり涙ありから一気にハラハラの展開になるジェットコースター感は、まさに日曜劇場の真骨頂だと思います。

全体的に、第4話は「VIVANTここに極まれり!」と言える神回だったのではないでしょうか。視聴後はしばらく放心状態になるほどインパクトが強く、すぐにSNSで他の視聴者の感想を漁ってしまいました。同じタイミングで一喜一憂できるドラマって本当に楽しいですよね。この感覚を味わわせてくれる『VIVANT』には拍手を送りたいです。

考察・解説

第4話で判明した事実を踏まえて、物語の裏側や伏線について少し考察してみます。まず注目すべきは、乃木憂助という人物の多層構造です。乃木には「冴えない商社マン」「Fと呼ばれる別人格」「日本の諜報員(別班メンバー)」という三つの顔があると言えます。実際、第1話から乃木は時折謎めいた言動を見せていました。例えばCIAのサムからあっさり機密情報を得たシーンでは「学生時代の友人だから」と説明していましたが、普通に考えれば不自然でした。この違和感も、乃木が政府の極秘組織と繋がっていたとわかれば合点がいきます。さらに、モンゴルで遭難した際に乃木の意識が朦朧とした中で“F”が現れた場面や、独り言のように誰かと会話していた場面も別人格の存在を示唆していました。つまり序盤から乃木=別班の伏線は巧みに張られていたのです。視聴者の中には早い段階で「もしや乃木は…」と勘づいた方もいたようですが、それでも実際に明かされると衝撃が大きかったのは、乃木(F)が想像以上にダークだったからでしょう。

別班とは何者かについても整理しましょう。劇中の野崎の説明によれば、「別班」とは“自衛隊の影の諜報部隊”で、公には存在しない秘密組織だとされています。民間人になりすまして諜報活動を行い、超一流の人材が集められているとのこと。乃木はまさにその一員だったわけですが、興味深いのはタイトルの「VIVANT」の意味との関連です。第2話で“ヴィヴァン”がモンゴル語の「別館(bekkan)」=日本語の「別班(beppan)」に通じるという推測がありました。実際、アル=ザイール(第1話で自爆した男)が乃木を「VIVANT」と呼んだのは、彼を別班の一員だと疑ったからでした。タイトルがそのまま秘密組織を指していたとは驚きですが、さらにフランス語で「生き生きとした」という意味も含んでいます。この二重の意味を持つ言葉をタイトルに据えた点に、本作のテーマが隠れているように思います。すなわち、「影の世界で生きる者たちの物語」であり、同時に「命を懸けて生き抜く」というメッセージでもあるのではないでしょうか。

また、テント(Tent)というテロ組織についても考えてみます。ノゴーン・ベキ率いるテントは国際的な武装集団で、日本を標的に何らかの陰謀を巡らせています。第4話までに判明した範囲では、テントはバルカ共和国とも繋がりを持っている様子です。乃木の両親(卓と明美)が過去にバルカで悲劇に遭った背景にもテントが絡んでいそうです。さらにベキは元公安の経歴を持ち、自衛隊の別班とも対をなす存在に見えます。ここから推測すると、ベキと乃木(父と息子)はまさに表裏一体の関係と言えるかもしれません。父は闇の組織を作り上げ、息子は影の組織に属する。宿命的な親子がどのように再会し、相対するのか非常に興味深いです。おそらくテーマの一つである「家族の絆と断絶」が、この親子対決によって描かれるのではないでしょうか。

第4話のラストで黒須が乃木を「先輩」と呼び、別班の後輩であることが明かされました。このことから、別班には乃木以外にも複数のメンバーがいることが確定しました。黒須以外にもまだ見ぬ別班隊員が潜んでいる可能性があります。もしかすると主要キャラの中にも別班構成員がいるのでは?と勘ぐってしまいますね。たとえば公安部長の佐野(坂東彌十郎)や、乃木の上司・長野専務(小日向文世)など、今のところテント側とも公安側ともつかない立場の人物がちらほらいます。佐野は劇中で乃木が別班だと野崎から報告を受けても公安メンバーに伏せていました。この動きから、政府高官の一部も別班の存在を知り黙認していると考えられます。日本国内でも公安 vs 別班 vs テントの三つ巴が水面下で繰り広げられていると仮定すると、緊張感はますます高まります。

最後に、第4話で個人的に気になった細かなポイントを一つ。乃木が「F」にスイッチする際、彼は決まって目を閉じ深呼吸をするような仕草を見せています。そして目を開けると人格が変わっている。この演出は過去の名作映画『ファイト・クラブ』やドラマ『Mr.ロボット』など、二重人格もののオマージュにも感じられました。また乃木が「F」として覚醒した後、声色や話し方まで変わるところはさすが堺雅人さんの芸達者ぶりですね。ネット上でも「乃木さんの“F”はまるで○○と○○(一人二役)を見ているみたい」という声がありました。実際、善良な顔の乃木と冷酷なFは同一人物とは思えないほどのギャップです。今後もFとしての乃木が登場する場面では、その変化を見逃さないよう注目したいと思います。

視聴者の反応

第4話放送後、SNS上では大変な盛り上がりを見せました。Twitterには興奮や驚きを伝えるコメントが溢れ、深夜にも関わらずトレンドに「VIVANT」「乃木さん」「別班」などの関連ワードが軒並みランクインしました。視聴者の声をいくつか拾ってみると、ポジティブな反応とネガティブな反応の両方が見られます。

ポジティブな声(好意的な反応)

  • 凄すぎて追い付かない!展開が早すぎて心臓がいくつあっても足りない!」
  • 衝撃すぎて放心状態…。乃木さんがあんな人だったなんて、もう一生ついていきます!」
  • 「松坂桃李、ここでキター!! 待ってました!黒須の登場シーンで思わず声出た!」
  • 「乃木が別班だったおかげで、CIAに知り合いがいるって設定も全部繋がったな。伏線回収気持ちいい」
  • 誰も予想できなかった展開。先が読めなくて毎週ワクワクする!」

第4話へのポジティブな声としては、「予想を超えるどんでん返しが最高」「俳優陣の演技が神がかっている」といった賞賛が多く見られました。特に堺雅人さんの演技について「冷酷なのに引き込まれる」「圧巻の迫力で鳥肌が立った」と称賛する声が目立ちます。また、松坂桃李さん登場への興奮もすさまじく、「登場の仕方がカッコ良すぎる!」「これで主要キャスト勢揃い、豪華すぎ!」というコメントがありました。伏線回収の巧みさに感心する視聴者も多く、「2話の“ヴィヴァン”の意味がここにきて効いてきた」「細かいヒントが全部繋がってスッキリした!」という声も上がっています。まさに第4話は「神回」と称する人が続出し、「日曜夜に最高のエンタメをありがとう!」と感謝のツイートまで見られました。

ネガティブな声(否定的・批判的な反応)

  • 「展開が一気に飛ばしすぎてついていけない…。情報量多すぎて混乱した」
  • 「乃木が別班ってやっぱり予想通りだったかな。驚きはしたけど、少し読めてた部分もあった」
  • 「急にシリアスになりすぎて怖かった…。前半の冒険活劇な雰囲気が好きだったのに」
  • 「世界中が掴めない謎の組織とか、設定が大げさすぎる気もする。ちょっと現実味ないかな」
  • 「女性キャラの活躍が少ないかも?薫や太田の描写がもう少し丁寧ならもっと感情移入できたのに」

一方でネガティブな意見としては、「展開が急すぎる」「設定が非現実的」というものがありました。特に「情報量が多く消化不良」という声は散見され、第4話で一気に明かされた伏線に「頭が追いつかない」という視聴者もいたようです。また、「乃木別班説」はネット上で考察が盛んだったため、「想定内だった」という反応も一部にはありました。物語のテイストが途中で大きく変わったことについて「前半のコミカルさが良かったのに、後半はシリアス一辺倒で寂しい」という意見も見られます。ただ、これらの声も作品への期待の裏返しであるように感じます。「非現実的」と言いつつも毎週観てしまう、その魅力が『VIVANT』にはあるのでしょう。総じてネガティブな反応は少数派で、圧倒的多数は物語の盛り上がりを楽しむポジティブなもので占められていました。

視聴者の反応を見ていると、共感の嵐と考察合戦で大いに盛り上がっていることが分かります。「#VIVANT考察」「#VIVANT第4話」などのハッシュタグには、ファン同士で謎解きや次回予想を語り合う投稿が数多くありました。まさにSNS時代ならではの視聴体験ですね。この熱狂ぶりを見ると、ドラマが単なる娯楽を超えて一種の社会現象となっていることを感じます。記事を読んでいる皆さんも、第4話についてぜひコメント欄やSNSで感想を聞かせてくださいね!

次回への期待

怒涛の展開となった第4話を受けて、物語はいよいよ後半戦「宿命編」へ突入します。次回、第5話では舞台が日本に移り、乃木たちがテントの脅威に本格的に立ち向かっていくことになりそうです。第4話の最後に示唆されたように、公安の野崎と別班の乃木が手を組んで極秘に捜査を進める展開になるかもしれません。闇の守護者となった乃木と警察側の野崎というバディがどんなコンビネーションを見せてくれるのか楽しみです。まるでバットマンとゴードン警部のような関係になっていくのでは…なんて想像も膨らみます。

また、第5話予告ではバルカ警察のチンギス(バルサラハガバ・バタボルド)も来日し、再登場することが示されています。バルカで乃木を執拗に追い回したあのタフガイ刑事が日本でも暴れ回るのかと思うとワクワクしますね。日本の公安・別班・テント・バルカ警察という四つ巴の勢力が交錯し、熾烈な情報戦・心理戦が展開されることでしょう。それぞれの思惑が絡み合い、誰が敵で誰が味方なのか、さらに混沌としていきそうです。

個人的に次回以降注目したいのは、乃木と薫の関係です。異国の地で生死を共にした二人には特別な絆が芽生えています。薫は第4話で乃木の裏の顔をまだ知りませんが、日本に戻って彼の正体が明かされたとき、彼女は受け入れるのか戸惑うのか…。淡いロマンスの行方も気になるところです。二階堂ふみさん演じる薫が物語後半でどう活躍するか、ぜひ見届けたいですね。

そして何と言ってもノゴーン・ベキと乃木憂助、父子の再会が最大の注目ポイントです。長年生き別れとなっていた父と息子が、敵同士として相まみえることになるのか。予告映像では未だ二人の直接対面シーンは出ていませんが、近いうちにドラマチックな邂逅が描かれるのは間違いないでしょう。役所広司さんと堺雅人さんの演技対決というだけで胸熱ですし、そこに二宮和也さん演じるノコルも絡んでくる可能性があります。「謎の親子」と称されるベキとノコルの関係もまだ明かされていないので、次回以降でその秘密が解けるのではと期待しています。

加えて、テントが日本で何を企んでいるのかも大きな焦点です。誤送金事件はテントの計画の一端に過ぎないでしょうから、本丸のテロ計画がどんなものなのか気になります。日本を揺るがす巨大な陰謀と、乃木たちの死闘…想像するだけで次回が待ち遠しいですね。「敵か味方か、味方か敵か」というコピーが示すように、信じていた人物がまた裏切ったり、意外な味方が現れたりと、まだまだサプライズがありそうです。

第4話は物語の折り返し地点として大きなどんでん返しを見せましたが、次回第5話からはいよいよフィナーレに向けた助走が始まります。ここまで視聴者の予想を裏切り続けてきた『VIVANT』ですから、この先も予断を許しません。ネット上では早くも「○○の正体は誰なのか?」「タイトル『VIVANT』に隠された最後の意味とは?」など様々な考察が飛び交っています。私自身、今から頭をフル回転させて謎解きを楽しんでいますが、答え合わせができる日曜の放送が待ちきれません!次回、第5話でもきっと驚きと興奮が待っていることでしょう。新章スタートに期待を膨らませつつ、放送日を心待ちにしたいと思います。

配信情報・視聴方法

『VIVANT』をまだ観ていない方、もう一度見直したい方のために、視聴できるプラットフォームをご紹介します。本作はTBS系列で放送されたドラマですが、現在は動画配信サービスで全話視聴可能です。特にU-NEXTでは『VIVANT』が見放題配信中で、31日間の無料トライアル期間を利用すれば、第1話から最終話までイッキ見することもできます。U-NEXTだけの特典として、福澤克雄監督による副音声解説付きの「別班バージョン」も配信されており、製作秘話や裏話を聞きながら楽しむこともできます。これはファンには嬉しいコンテンツですね。

またNetflixでも『VIVANT』が配信されています。既にNetflix会員の方は追加料金なしで視聴可能です。大画面で高画質な映像を楽しめるので、モンゴルロケの壮大なシーンやアクションシーンも迫力満点で味わえますよ。残念ながら民放公式の見逃し配信サービスTVerでは放送当時配信が行われておらず、現在も視聴不可のようです。ですので、無料で観たい場合はU-NEXTの無料体験を活用するのがおすすめです。

他にもDMM TVAmazonプライム・ビデオでは有料レンタルで視聴できる場合があります。ただし全話まとめて視聴するなら定額見放題の方が経済的でしょう。DVD/Blu-rayの発売もされており、パッケージ派の方はレンタルショップや販売店で手に入れることも可能です。なお、地上波での再放送は2025年6月時点では特に予定が発表されていません。しかし2026年に続編放送が決定していることもあり、それまでに特別総集編や再放送が行われる可能性もあります。公式サイトやTBSの番組情報をチェックしておくと良いでしょう。

今すぐ視聴したい方は以下のリンクからどうぞ:

  • U-NEXTで『VIVANT』を視聴 ▶︎ (31日間無料トライアルあり)
  • Netflixで『VIVANT』を視聴 ▶︎ (月額プランで見放題)

大作ドラマですので、お好きな方法で存分にお楽しみください。未見の友人にもぜひ勧めて、一緒に『VIVANT』ワールドに浸りましょう!

関連グッズ紹介

『VIVANT』の世界をもっと楽しみたい方に向けて、関連グッズや書籍も充実しています。まず注目は公式ノベライズ本です。ドラマの脚本をもとに書き下ろされた小説版『VIVANT』が上下巻で発売されており、映像では描かれなかった登場人物の心情や裏設定が細かく綴られています。活字でじっくり物語を追体験すると、新たな発見があるかもしれません。最近ではオーディオブック版も配信開始されており、通勤通学の合間に耳で『VIVANT』の物語を楽しむこともできます。

また、劇中音楽を収録したオリジナル・サウンドトラックCDも大人気です。千住明さん作曲による重厚なテーマ曲や、緊迫感みなぎる劇中曲の数々は、改めて聴くとドラマの名シーンが蘇ってきます。自宅でBGMとして流せば、あなたのお部屋が一瞬で別班の作戦会議室に早変わり⁉ 仕事や勉強が捗る…かどうかは分かりませんが、ファンなら手元に置いておきたい一枚です。

ファン必携といえば、Blu-ray & DVD-BOXも見逃せません。全話ディレクターズカット版を収録し、さらにメイキングやキャストインタビューなど4時間を超える特典映像が収められた豪華仕様となっています。放送では泣く泣くカットされたシーンやNG集など、ファン垂涎のお宝映像が盛りだくさん。特製ブックレットにはロケ地マップや年表、設定解説も掲載されており、『VIVANT』の世界観をとことん深掘りできます。発売と同時に品薄になるほどの人気商品なので、まだ手に入れていない方はお早めにチェックしてください。

さらにユニークな関連商品として、劇中に登場した“小道具”コラボグッズがあります。例えば乃木憂助の大好物として話題になった「赤飯」にちなんで、島根県奥出雲町産のお米を使った赤飯キットが公式グッズとして販売されました。劇中で乃木が「僕の好物は赤飯です」と語るシーンは印象的でしたが、自宅で同じ味を再現できるなんてユーモアがありますよね。また物語序盤の舞台となったモンゴル・ゴビ砂漠のロケ地ツアーまで企画されており、ドラマファンが実際にロケ地を巡る旅行も人気だとか。劇中と同じ広大な砂漠を自分の目で見れば、あなたも「バルカ共和国」の空気を感じられるかもしれません。

最後に、ファンならぜひ手に入れたいのが公式パンフレット/ガイドブックです。主要キャストの撮り下ろしグラビアやインタビュー、相関図、ストーリー解説、さらにはシーズン2の噂話(!?)まで網羅された内容で、読み応え抜群です。表紙にはキャスト5人(堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さん、役所広司さん)が勢揃いし、「敵か味方か、味方か敵か—」のキャッチコピーが大きくデザインされたビジュアルは見るだけでテンションが上がります。

このように『VIVANT』はドラマ本編以外でも楽しめる要素が満載です。お気に入りのグッズを手に入れて、あなたも是非「別班」の一員になったつもりで盛り上がりましょう!

まとめ

第4話『さらなる裏切りと隠された正体』は、『VIVANT』全編の中でも特にエポックメイキングな回となりました。物語前半のクライマックスに相応しい神回であり、目が離せないシーンの連続に視聴者は文字通り翻弄されました。誤送金事件の真犯人が判明し、主人公・乃木憂助の裏の顔が遂に露わになるという二大衝撃は、まさに「涙あり笑いあり、そして震えるほどのサプライズあり」の大満足エピソードでした。個人的評価を星で表すならば文句なしの★★★★★(5点満点)です!堺雅人さんの怪演、松坂桃李さんの参戦、物語の大きな転換点として申し分ない内容に興奮が冷めやらぬ思いです。

今後の展開にも期待が高まるばかりです。40年の宿命を背負った父子の物語、日本を揺るがす陰謀との戦いと、『VIVANT』はまだまだ隠し玉を持っていそうです。先日、2026年に続編が制作決定とのニュースも飛び込んできました。それだけ本作が大きな反響と支持を得た証拠でもあります。続編では乃木の別人格「F」がさらに活躍するという噂もあり、ファンとしては楽しみでなりません。

この記事を読んで「ちょっと面白そうかも?」と思った方、ぜひ本編をチェックしてみてください。きっとあなたも毎週日曜が待ち遠しくなること間違いなしです。そして既にハマっている皆さん、第4話までの展開で印象に残ったのはどのシーンでしたか? また、第5話以降で注目しているポイントはありますか?ぜひコメント欄やSNSで教えてください。一緒に『VIVANT』を語り合い、この熱狂を分かち合いましょう!敵か味方か分からないスリル満点の冒険は、まだ続いていきます。引き続き最後まで目が離せませんし、私自身も全力で視聴&考察を続ける所存です。それでは――「明日は来ない」(でも日曜の放送日は必ず来る!)を心に刻みつつ、次回のレビューでまたお会いしましょう。ありがとうございました!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

morishy

職業:外資系ITサービス企業での技術職 趣味:読書、アニメ/ドラマ/映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモなど 自己紹介: IT企業で技術職で働いており、新しいものについて比較的興味を持ちやすい体質です。最近は読書やアニメ、ドラマを中心とした動画鑑賞にどっぷりはまっており、作品の良いところを中心に紹介したいと考えて立ち上げました。 好き嫌いがない性格なので、結構幅広く作品を鑑賞しているので、皆さんの今後の読書や動画鑑賞に活かしてもらえるような情報提供ができれば幸いです。

-ドラマ
-