ガンダムシリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』は、スタジオカラー×サンライズという異色の組み合わせで制作された話題作です。宇宙世紀のオルタネイト(if)世界を舞台に、高校生ヒロインがモビルスーツ戦に挑むという意欲的なストーリーが展開されます。第1話から謎の赤いガンダムの出現と衝撃展開で視聴者を惹きつけ、続く第2話への期待も高まりました。今回は第2話「白いガンダム」を視聴した感想と考察を、ネタバレを極力控えつつご紹介します。往年のガンダムファンも新規視聴者も楽しめる内容となっていますので、「もしも」の一年戦争がどのように描かれたのか、一緒に見ていきましょう!
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キャスト・キャラクター紹介
本作は魅力的なキャラクターと実力派声優陣の競演も見どころです。主人公アマテ・ユズリハ(マチュ)は高校生ながら行動力抜群の少女で、声を担当する黒沢ともよさんは繊細さと芯の強さを併せ持つ演技でマチュの成長を表現しています。第1話でマチュが見せた勇敢さや戸惑いの表情は黒沢さんの演技力によってリアルに伝わり、視聴者の共感を誘いました。
マチュを非合法バトル《クランバトル》の世界に誘う少女ニャアンには石川由依さんが声をあて、クールさの中に情熱を秘めたキャラクター像を的確に演じています。マチュとの掛け合いでは石川さんの落ち着いた声色が良いコントラストとなり、物語にメリハリを与えています。謎の少年パイロットシュウジ・イトウは土屋神葉さんが担当。寡黙で影のあるシュウジの雰囲気に、土屋さんの透明感のあるボイスがマッチしており、今後物語が進むにつれ彼の感情がどう表現されるか注目です。
一方、宇宙軍側のキーパーソンであるシャリア・ブル少佐は川田紳司さんが渋い演技で存在感を示しています。かつてシャアの部下だったという経歴を持つシャリアの複雑な心情が、川田さんの抑えた語り口からにじみ出ており、第2話ではナレーション的な役割も含め物語を引き締めていました。伝説的キャラクターシャア・アズナブルも登場し、声は新進気鋭の新祐樹さんが担当。往年のシャア役・池田秀一さんではなく新さんへのキャスト変更には驚きましたが、若き日のシャア像を瑞々しく演じており、カリスマ性と繊細さを兼ね備えた新たなシャア像を提示しています。その他、エグザベ・オリベ役に山下誠一郎さん、マチュの属するチーム「ポメラニアン」の仲間たちにも藤田茜さんや伊瀬茉莉也さんら実力派が集結。さらにハロ役で釘宮理恵さんが参加しており、可愛らしい声で場面に和みを添えてくれます。豪華かつ多彩な声優陣の熱演が、キャラクターたちに命を吹き込み、物語への没入感を高めています。
制作陣情報(監督・脚本・制作)
本作の制作陣も超豪華で、アニメファン垂涎のメンバーが集まっています。監督は鶴巻和哉氏。『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズや『FLCL』で知られる鶴巻監督がガンダム作品を手掛けるという点だけでも驚きですが、そのダイナミックでスタイリッシュな演出は第1話から健在でした。例えばモビルスーツ戦のスピード感あるカット割りや、第2話で挿入された旧作オマージュ演出など、随所に監督ならではの遊び心とこだわりが感じられます。
シリーズ構成・脚本は榎戸洋司氏と庵野秀明氏が担当。榎戸氏は『少女革命ウテナ』『FLCL』などで知られるストーリーテラーであり、キャラクターの心理描写や寓話的な作風に定評があります。庵野氏は言わずと知れた『エヴァンゲリオン』シリーズの生みの親であり、大のガンダムファンとしても有名です。その庵野氏が自らガンダムの脚本に参加していることで、本作には随所に往年のガンダム愛と新解釈が織り込まれています。実際、スタジオカラーとサンライズの初タッグ作品と銘打たれ、「カラー×サンライズ 夢が、交わる。」というキャッチコピー通り、ガイナックス~カラー流のポップで実験的な演出と、サンライズ伝統のリアルロボット路線が見事に融合しています。原作の富野由悠季氏もクレジットされており、宇宙世紀ガンダムの魂はしっかり継承しつつ、制作陣の新風を吹き込んだ作品と言えるでしょう。
メカデザイン面では山下いくと氏(『エヴァンゲリオン』シリーズのメカデザイナー)が参加し、ガンダムGQuuuuuuXをはじめ新型モビルスーツの造形に独特の存在感を与えています。従来のガンダムにはない曲線的なディテールやギミックが散りばめられ、戦闘シーンでも異彩を放っていました。音楽は照井順政氏と蓮尾理之氏が担当し、重厚なオーケストレーションから電子音まで駆使したBGMが物語をドラマチックに盛り上げます。さらに主題歌には人気アーティスト米津玄師さんの「Plazma」が起用され、作品の世界観を象徴する疾走感あふれるOP曲となっています(オープニング映像の絵コンテ・演出も鶴巻監督自身が担当)。エンディングテーマ「もうどうなってもいいや」を歌うのはホロライブ所属のVTuberスター星街すいせいさんで、透明感のある歌声が物語の余韻を優しく包み込んでくれます。こうした制作陣の豪華さと情熱が結集し、ガンダム45周年に向けた意欲作として高いクオリティに仕上がっています。
あらすじ(第2話)※ネタバレ極力回避
第2話「白いガンダム」では、物語の舞台が一気に一年戦争の時代へと遡ります。前話で描かれたU.C.0080年代から5年前、宇宙世紀0079年のジオン独立戦争(一年戦争)末期が舞台です。伝説のエースである若きシャア・アズナブル大佐がサイド7を急襲し、地球連邦の秘密兵器だった最新鋭モビルスーツガンダムと強襲揚陸艦ペガサスを強奪するところから物語が展開します。シャアは奪った白いガンダムを自身の愛機として真紅に染め上げ「赤いガンダム」と名付け、さらにその機体に新型のアルファ・サイコミュ制御デバイスを搭載します。シャアのもとには後に彼の腹心となるシャリア・ブル(当時は地球連邦から亡命したニュータイプ士官)が加わり、二人は驚異的な戦果を挙げていきます。
物語はジオン軍が戦争の主導権を握り返した状況から進みます。劣勢に立たされた地球連邦軍は起死回生の策として、かつてジオンから奪取した大型拠点アステロイドをコロニー落としさながらジオン本拠地に衝突させようと試みます。シャアはそれを阻止すべく決死の作戦に参加しますが、その最中に彼の赤いガンダムのサイコミュが暴走。シャアと一部の小惑星が謎の光球に包まれて消え去るという「ゼクノヴァ現象」と呼ばれる異変が発生します。この不可解な事件によって戦局は膠着し、連邦とジオンは休戦協定を結ぶことに。一年戦争は思わぬ形で終結を迎え、シャアは行方不明となりました。
第2話では、この一連の過去の出来事がシャリア・ブルの視点を通して描かれます。彼が上官だったシャアの足跡を追い求める形で物語が語られるため、視聴者はシャリアと共に「シャアに何が起きたのか?」という謎に迫る構成です。なお、現在(U.C.0084)の時間軸で活躍する主人公マチュたちは第2話では登場せず、あくまで5年前の戦争の顛末が中心です。しかし、この過去編が第1話で提示された謎(赤いガンダムの正体やシャリアの目的)を理解するための重要な鍵となっており、物語全体の厚みを増す役割を果たしています。ネタバレを避けるため詳細は伏せますが、「もしもガンダムをシャアが奪っていたら?」というファン垂涎のIFストーリーが展開し、オリジナルの『機動戦士ガンダム』とは異なるもう一つの一年戦争が描かれる第2話となっています。
感想
第2話を観終えてまず感じたのは、「なんて大胆な展開だろう!」という驚きでした。まさか本編の序盤で現代パートを一時中断し、過去の一年戦争エピソードを丸ごと1話かけて描くとは思いませんでしたが、結果的に物語への理解と没入感が深まり大満足です。特にシャアがガンダムを強奪するくだりは旧作ファンとして興奮せずにはいられません。赤い彗星シャアが白いモビルスーツを駆るという背徳的なカタルシスと、「もしシャアがガンダムに乗っていたら…」という夢の展開が映像化されたことで、長年のガンダムファンほどニヤリとするシーンだったのではないでしょうか。
演出面でも鳥肌ものの名シーンが数多くありました。中でも感心したのはアイキャッチ演出です。テレビ版『機動戦士ガンダム』(1979年放送)のアイキャッチ映像を彷彿とさせるカットが差し込まれた時には思わず唸ってしまいました。劇場版には存在しなかったテレビ版風のアイキャッチが、第2話ではBGMや構図まで完璧に再現されており、あまりの凝りように思わず笑ってしまったほどです。ガンダムがビームサーベルを振り下ろす静止画カットや、タイトルロゴだけのシンプルなバージョンなど、時期によって異なったバージョンのアイキャッチを両方用意する徹底ぶりには脱帽しました。新作アニメでありながら随所に旧シリーズへのリスペクトが感じられ、古参ファンほどニヤリとできる演出に心が躍りました。
また、シャリア・ブルという渋めのキャラクターにスポットを当てた構成も渋い選択ですが大成功でした。彼のナレーションで物語が進むことで、第1話を未見でも「何が起きたのか」を自然と把握できる親切設計になっていたのは見事です。シャリア役の川田紳司さんの抑制の効いた語りがまた渋く、第2話のラストで彼が静かに語る場面では思わず引き込まれました。戦争の悲哀とロマンが詰まったストーリーに音楽も重厚にマッチし、短編映画を一本観たような満足感すら味わえました。
一方で、現在のマチュたちの物語が進まなかったことで「早く続きが観たい!」という気持ちも強まりました。とはいえ、過去編を挟んだことで世界観や用語への理解が深まり、第1話で感じた謎への興味がさらに膨らんだのも事実です。視聴後には「なるほど、そう繋がるのか」と感心しつつ、早くマチュやシュウジの活躍する続きの回を観たくてウズウズしています。第2話単体の完成度は非常に高く、シリーズ全体への期待をより一層高めてくれる内容でした。
考察・解説
第2話で提示された様々な要素について、もう少し踏み込んで考察してみます。まずテーマ的な部分では、サブタイトル「交錯する因縁と覚醒の兆し」が示す通り、過去と現在の因縁が交錯し、新たな覚醒が芽生え始めることが描かれていると感じました。過去パートではシャアとシャリアというジオン側の因縁がクローズアップされました。シャアとシャリアの師弟関係、そして一年戦争末期に起きたゼクノヴァ現象という謎の事件――これら過去の因縁が現代パートのマチュたちに大きく影を落としているのは明白です。第1話でマチュが遭遇した赤いガンダムや、シャリア率いる部隊がサイド6に現れた理由も、この過去の出来事に由来しているわけで、過去と現在の物語が巧みにリンクしています。その構成により、「歴史の因果」というガンダムシリーズらしい重厚なテーマが浮かび上がっていました。
一方、「覚醒の兆し」という点では、やはり主人公マチュの存在が鍵を握るでしょう。第1話でマチュはガンダムGQuuuuuuXに偶然乗り込み、その際にオメガ・サイコミュが起動して彼女の意思に応えるように機体を動かしました。ニュータイプだけが扱えるとされるサイコミュ兵器がマチュに反応したという事実は、彼女が新たなニュータイプの覚醒者である可能性を示唆しています。第2話ではかつてシャアが扱ったアルファ・サイコミュが暴走し悲劇を生んだことが描かれましたが、それと対になるようにマチュのオメガ・サイコミュが今後物語でどう作用するのか、大変興味深いです。過去のニュータイプたち(シャアやシャリア)の時代が終わり、新世代であるマチュやシュウジの時代へとバトンが渡される――まさに「新たな時代の幕開け」という本作のテーマが、この因縁と覚醒の対比によって表現されているように思えます。
物語設定の考察としては、本作が「もう一つの一年戦争」を描いている点に注目したいです。これは富野由悠季監督の小説版『機動戦士ガンダム』や他の外伝作品へのオマージュとも捉えられます。例えば、劇中でガンダムを奪われたことで連邦が劣勢に立たされる展開は、富野監督の小説版で描かれた「アムロ不在の一年戦争」を彷彿とさせますし、ゼクノヴァ現象によるシャアの失踪は『逆襲のシャア』のラスト(アクシズ・ショック)を思わせる要素もあります。こうした過去シリーズからの「ネタ拾い」が随所に仕込まれており、ガンダムの歴史に詳しいファンほどニヤリとできる仕掛けになっています。実際、ネット上でも「ジークアクスは小説版ガンダムから結構ネタ拾いしてるらしい」と話題になっていました。制作側のガンダム愛とリスペクトが感じられる部分であり、単なるパラレルワールドものにとどまらず公式の歴史(UC正史)への深読みができる余地があるのも、本作の考察のしがいがある点です。
テーマ面では、監督の鶴巻和哉氏がインタビューで本作を「冷戦体験」を描く物語だと述べています。一年戦争後の宙域で繰り広げられる心理戦、常に不安と緊張が漂う状況は、まさに冷戦下の世界に通じるものがあります。第2話でも、連邦とジオンが膠着状態に陥り休戦せざるを得なくなる様子は、決着のつかないまま潜在的な火種が残る冷戦構造そのものです。過去に富野監督が第二次世界大戦の体験をガンダムで描いたのに対し、鶴巻監督は自身の世代の冷戦体験をガンダムで描こうとしている、とも語っています。そうした背景を踏まえると、戦争が終わったはずの世界で再び戦乱の予感が漂い始めるジークアクスのストーリーは、冷戦後の不安定な平和に揺れる現実世界とも重なり、非常に示唆に富んでいます。
さらに、本作はガンダムシリーズ初の女性主人公である点も見逃せません。実は企画当初、女性がガンダムに乗る物語は「リスキーで前例がない」として議論を呼んだそうですが、結果的に製作陣はその挑戦をやり遂げました。ちょうど同時期に放送された『水星の魔女』で初の女性主人公ガンダムが話題になりましたが、本作ジークアクスもまた女性視点からガンダムの世界を描くパイオニア的作品です。マチュという女性キャラの目線で見る戦争やモビルスーツ競技《クランバトル》の世界は新鮮で、第1話では学園ドラマ的な明るさと戦争の影が交錯する独特の雰囲気が生まれていました。青春群像劇×リアルロボット戦争という難しい組み合わせに挑んでいるのも本作の魅力であり、第2話まで観てそのバランス感覚は見事だと感じます。過去編で戦争の現実を見せたことで、逆に「平和ボケしたマチュ達の日常」がいかに危ういかが浮き彫りになり、今後彼女たちが戦乱に巻き込まれていくであろう展開に一層重みが増しました。ガンダムらしいハードなテーマと、現代的な青春・群像劇要素がどのように融合していくのか、専門的な視点でも興味が尽きない作品です。
視聴者の反応
第2話放送後、SNS上では様々な反響が見られました。その中からポジティブな声とネガティブな声をそれぞれピックアップしてまとめます。
全体的には「意外性のある構成を楽しんだ」「往年のファンほど興奮している」というポジティブな意見が多数を占めていましたが、一方で「初見に優しくない」「早く続きが見たい」といった声も一部にありました。もっとも、こうした賛否含めてSNSで大いに盛り上がっており、話題性は抜群と言えます。
ポジティブな反応(好評) 🟢
- 「もしもの一年戦争展開が熱すぎる!まさかシャアがガンダムに乗る姿を公式で見られるとは感激」
- 「旧作ガンダムへのオマージュ演出が満載で鳥肌。アイキャッチ再現には思わず拍手しました」
- 「作画と音楽のクオリティが劇場版並みに凄い。30分があっという間でもっと観たい!」
- 「シャリア・ブルにスポットが当たるなんて渋すぎて最高。彼の語りが作品に深みを与えていた」
- 「声優陣が豪華すぎ!新シャア役の新祐樹さんもハマってたし、釘宮ハロも可愛すぎる」
ネガティブな反応(賛否両論・批判) 🔴
- 「第2話は過去の話ばかりで現代のマチュ達が出なくて肩透かし。早く本筋に戻ってほしい」という声も。
- 「ガンダム初見には設定が難解かも…。一年戦争の予備知識ないと置いてけぼりになりそう」という指摘。
- 「展開が盛り沢山すぎて情報過多に感じた。30分で消化するには詰め込みすぎでは?」
- 「オルタネイト歴史とはいえ、あまりに原典を改変しすぎていて戸惑った。シャアがガンダム強奪は衝撃的だけど賛否あるかも」
- 「1話→2話で雰囲気変わりすぎてびっくり。学園ものかと思いきや急にハードな戦記ものになって混乱した」という声も見られました。
次回への期待
過去編が一段落したことで、次回第3話「クランバトルのマチュ」からはいよいよ物語の本筋が再開される模様です。予告映像によれば、再び舞台はU.C.0084のサイド6に戻り、マチュことアマテ・ユズリハが《クランバトル》で活躍する展開が描かれそうです。第1話で半ば成り行きでGQuuuuuuXのパイロットになってしまったマチュですが、彼女が「マチュ」というエントリーネームでクランバトルに本格参戦する姿が見られるかもしれません。シュウジやニャアンとの関係性もここから深まっていくでしょうし、警察や宇宙軍に目を付けられた彼女がどのように立ち回るのかハラハラします。
また、第2話までで提示された赤いガンダムの謎やシャア失踪の真相、そしてゼクノヴァ現象などのキーワードにも今後スポットが当たっていくでしょう。シャリア・ブルは現在もシャアを捜し続けているわけですが、彼がサイド6でマチュやシュウジとどう絡んでいくのかも見どころです。もしかすると、過去からもう一人の重要人物が現代に姿を現す…なんてサプライズもあるかもしれません。ネット上では「他の一年戦争キャラも出てくるのでは?」と予想する声も多く、実際第5話では黒い三連星、第6話ではキシリア・ザビの名前が噂されるなど、ファンの考察と期待が加速しています。過去と現在の交錯が今後どんなドラマを生むのか、予想するだけでワクワクが止まりませんね。
第3話以降はマチュたちの日常が徐々に戦乱に飲み込まれていく展開になると考えられます。平和だったクランバトルが本物の戦争に置き換わる時、マチュやニャアンたちはどんな選択をするのか…。青春ストーリーが一転、シリアスな戦争ドラマになっていく予感もあり、物語はいよいよ本番です。予告映像では新キャラや新メカも登場しており、今後も目が離せません。来週の放送が待ち遠しいですね!
配信情報・視聴方法
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は現在テレビ放送と各種配信で視聴可能です。テレビ放送は毎週火曜24時29分から日本テレビ系(全30局)でオンエア中。また毎週土曜19時からBS11でも放送されています(初回のみ21時から)。地上波を見逃してもBS放送があるのは嬉しいですね。
配信では、Amazon Prime Videoにて毎週水曜午前1時(火曜深夜放送後すぐ)に最速配信が行われています。特に日本国外ではPrime Videoでの独占配信となっており、全世界240以上の国と地域で視聴可能です。国内においてもPrime会員の方は最速で視聴できますので要チェックです。
そのほか見放題の定額配信サービスも充実しています。毎週金曜22時以降, NetflixやHulu, dアニメストア, U-NEXT, ディズニープラスなど主要プラットフォームで順次配信が開始されます。自分の好きなサービスで続きが追えるのはありがたいですね。またABEMAやLeminoでは毎週日曜22時から広告付き無料配信も行われており、登録なしで最新話を楽しむこともできます。公式サイトの「放送・配信情報」ページでは詳細な配信スケジュールとリンクが掲載されていますので、視聴方法に迷ったら確認してみてください。どの媒体でも視聴環境が整っていますので、自分に合った方法でジークアクスの世界に飛び込みましょう!
関連グッズ紹介
作品世界をより楽しみたい方のために、公式から様々な関連グッズも展開されています。ガンダム作品といえばガンプラ(ガンダムのプラモデル)は外せません。本作の主役機である「HG 1/144 ガンダムGQuuuuuuX」は既に発売中で、独特なフォルムとカラーリングを忠実に再現したキットになっています。差し替えなしで高機動形態への変形も可能な凝った作りで、組み立てながら劇中の名シーンを追体験できます。また、シャアの赤いガンダム(RX-78/C-Red とでも言うべき機体)や、黒い三連星仕様のドムなど劇中登場MSのガンプラ展開も順次予定されており、コレクション欲を刺激します。
フィギュア派の方には、METAL ROBOT魂〈SIDE MS〉 ガンダムGQuuuuuuXが注目です。ダイキャストを使用した完成品フィギュアで、劇中さながらのプロポーションと可動域を両立しており、劇中ポーズを自由に再現できます。主役のマチュことアマテ・ユズリハのフィギュアも企画進行中で、パイロットスーツ姿や学制服姿の立体化などファンには嬉しいラインナップが予定されています。机に飾っておけば、いつでもジークアクスの世界観を感じられますね。
可愛らしいアイテムがお好みならぬいぐるみ系グッズもあります。劇中でマチュが大切に抱えていた相棒ハロ(HARO)のぷかぷか可愛いプラッシュ(ぬいぐるみ)は見逃せません。緑色の定番ハロにジークアクスのロゴが入った限定デザインで、抱き心地も抜群です。また、作中登場のマスコット的存在「プラッシュ・コンチ」なるぬいぐるみも発売予定とのことで、こちらは謎の生物(?)コンチを模したユニークなアイテムになりそうです。
さらに、音楽関連もファン必携です。主題歌「Plazma」を歌う米津玄師さんのニューシングルは各音楽配信サイトで配信中で、疾走感のある名曲として人気ランキング上位に入っています。星街すいせいさんが歌うエンディング曲「もうどうなってもいいや」もデジタルシングルがリリースされており、その切ない歌詞とメロディが第2話の余韻に浸るのにピッタリです。劇伴BGMを収録したオリジナル・サウンドトラックも発売が予定されているので、作品の世界観を音楽でも味わいたい方は要チェックです。
その他、公式ガイドブックやノベライズなどの書籍展開も期待されています。今後、設定資料集やスピンオフ小説が発売されれば、より深い世界観考察が楽しめるでしょう。公式サイトのグッズページでは最新の商品情報が随時更新されているので、お気に入りのグッズを見つけてジークアクスの世界を存分に堪能してください。
まとめ
第2話「白いガンダム」は、過去と現在の物語を巧みに織り合わせて作品世界に厚みを持たせる見応え十分なエピソードでした。シャア・アズナブルというレジェンドの因縁を軸に据えつつ、現代の主人公マチュたちに繋がる謎とテーマを提示した構成はお見事と言うほかありません。まさに交錯する因縁がドラマを生み、そこから新たな覚醒の兆しが感じられる展開で、今後の物語への期待が一層高まりました。
一言感想: ★★★★☆(4.5/5)
もうひとつの一年戦争を描いた大胆なストーリーと演出に圧倒されつつ、ラストには「早く続きが見たい!」と唸らされた第2話でした。ガンダムファンならニヤリとする仕掛け満載で、シリーズ未経験でも引き込まれること間違いなしです。ガンダムの新境地を切り開く本作、ぜひ一度チェックしてみてください!
第3話以降、物語はいよいよクライマックスに向けて加速していくはずです。マチュたちの運命は過去の因縁とどう交わり、どんな未来を切り拓いていくのでしょうか?皆さんは第2話を観て何を感じましたか?ぜひ感想や考察をハッシュタグ#ジークアクスでSNSに共有して、一緒に盛り上がりましょう!次回の放送もお見逃しなく🚀🌟