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(内容・感想)『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』をヨム!

今回この記事では、戸田大介さんによる『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』について、感想・書評を中心に紹介します。

年始になると「今年こそ〇〇を頑張る!」と意気込む私。しかし年末まで続いた試しがありません。正直、去年何を目指していたのか思い出すのも難しいほどです。

そんな私が今年の始め、ふとAmazonで見つけたのが『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』という本。タイトルだけでも「これだ!」と心を掴まれ、早速読んでみました。

【対象】誰におすすめの本か?

この本は、以下のような方にお勧めの本です。

  • 新しい習慣を始めたいけど続かない人
  • 三日坊主を克服したい人
  • 長期的な目標に挑戦中の人
  • 習慣化の科学に興味がある人

【プロフィール】著者:戸田大介(とだだいすけ)さんはどんな人か?

戸田大介さんは、1991年生まれのソフトウェアエンジニアであり、bondavi株式会社の代表取締役社長です。

新卒で電通アイソバー(現・電通デジタル)に入社し、データアナリストとして勤務した後、独立してbondaviを創業しました。

大学在学中からアプリ開発を始め、「人の前向きな行動を引き出すアプリ」の開発に注力しています。

代表作である習慣化アプリ『継続する技術』は200万ダウンロードを超え、国内No.1の習慣化アプリとして知られています。

【感想、書評】『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』はどんな内容か?

『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』は、習慣化アプリ「継続する技術」の開発者である戸田大介さんが、200万人のユーザーデータを分析し、習慣化の成功と失敗の要因を明らかにした書籍です。

物語形式で展開され、習慣化のコツを実践的に学べる内容となっています。

個人的には、目標設定を時間(5分)で設定しているところに発見がありました。

私はいつも「1章を読む」「5ページ~9ページをやる」など、小刻みな成果ベースで日々の目標を設定してました。

しかし、目標を時間設定に変えることにより、より目標を下げて日々やりやすくなるのではと強く感じました。

テーマ

自分がやりたいことを実現するための「継続」のコツはどんなものか?
どうしたら望ましい習慣を持り、自分自身をいつも望ましい方向へと動かし続けることができるか、そのコツが紹介されています。

結論・根拠

物事の習慣化には、以下3つの掛け合わせが必要である。

  • 「すごく目標を下げる」
    • 強制力がない中での人の習慣化成功率はすごく低い(自主的にやる筋トレや勉強は、やらなくても誰にも怒られないので挫折しやすい)
    • 低い目標はやる気と行動の好循環を生むので、続きやすくなる
    • 目標を無理に大きくしても、結局早めに挫折してしまうので、実際の行動量は大きくならない
  • 「動けるときに思い出す」
    • 同じ行動をするにも、「楽なタイミング」と「苦しいタイミング」があり、「苦しいタイミング」は避けるべき
    • 人は必ず忘れるので、忘れられない、気づける環境をつくるといい
    • やる時間帯を決めるよりも、何かを始めるきっかけとなる「タイミング」を考える
  • 「例外を設けない」
    • 「まあいいか」はすぐに「もういいや」に変わり、挫折しやすくなる
    • 挫折を防ぐためには、忙しいときも何かしら行動するしかない
    • その「行動」は本当に小さなもの、短い時間でよい

口コミ

良い評価(他レビューなどから抜粋)

  • データに基づく実践的な内容: 200万人のユーザーデータを分析した結果に基づいており、信頼性が高い。
  • 物語形式で読みやすい: 主人公の高橋くんのストーリーを通じて、楽しく学べる構成になっている。
  • シンプルな三原則: 「すごく目標を下げる」「動けるときに思い出す」「例外を設けない」という3つの原則が明確で実践しやすい。
  • 具体的なデータの提示: 例えば、60分以上かかる目標を設定すると94.3%が挫折するなど、具体的な数字が示されている。
  • 幅広いメディアでの評価: 各種メディアで話題となり、発売1か月半で5刷2万部を突破するなど、高い評価を受けている。

悪い評価(他レビューなどから抜粋)

  • 新規性の欠如: 習慣化に関する他の書籍と内容が重複していると感じる読者もいる。
  • 具体例の不足: 一部の読者から、具体的な実践例やケーススタディがもっと欲しいとの声がある。
  • データの一般化への懸念: 提示されているデータが全ての人に当てはまるとは限らないとの指摘がある。
  • 物語形式の好み: 物語形式が合わない、もしくは冗長に感じる読者もいる。
  • 価格に対する内容量: 書籍の価格に対して、内容が薄いと感じる人もいる。

まとめ

今回は、戸田大介さんの『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』について紹介しました。

『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった継続する技術』は、目標を「下げる」、実行を「思い出す」、挫折を防ぐ「例外を設けない」の三原則を提示し、物語形式で具体例を交えながら習慣形成を支援する書籍でした。

運動や勉強など新たな習慣を続けたい人、自己改善を目指す人に最適ですので、「今年こそは」と考えてる方はぜひ手に取って読んで実践してみてください!

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morishy

職業:外資系ITサービス企業での技術職 趣味:読書、アニメ/ドラマ/映画鑑賞、スポーツ観戦、ゲーム、プラモなど 自己紹介: IT企業で技術職で働いており、新しいものについて比較的興味を持ちやすい体質です。最近は読書やアニメ、ドラマを中心とした動画鑑賞にどっぷりはまっており、作品の良いところを中心に紹介したいと考えて立ち上げました。 好き嫌いがない性格なので、結構幅広く作品を鑑賞しているので、皆さんの今後の読書や動画鑑賞に活かしてもらえるような情報提供ができれば幸いです。

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