大ヒットドラマ『VIVANT』第2話が放送されました。初回から「映画1本見たくらいすごい」「日本のテレビドラマってまだこんな事できるんだ?!」と、その映画さながらのスケールにSNSでも驚きの声が多数上がった本作。期待の第2話も「見応えがありすぎ」「グッと引き込まれた」とのコメントが多く、物語はさらに盛り上がりを見せています。今回はそんな『VIVANT』第2話について、キャストの魅力や物語のポイント、隠された謎の考察までたっぷりレビューします。視聴率も初回から上昇し第2話は11.9%を記録。想定外の“裏切り”に度肝を抜かれ、タイトル「VIVANT」に隠された意味が明かされる展開に、視聴者もますます夢中になっているようです。それでは、第2話の見どころを振り返りつつ深掘りしていきましょう!
キャスト・キャラクター紹介
乃木憂助(のぎ ゆうすけ) – 演: 堺雅人さん。本作の主人公である乃木は、商社マンとして働きながらも謎多き側面を持つキャラクターです。堺雅人さんは『半沢直樹』シリーズ(TBS)以来3年ぶりの日曜劇場主演で、本作では物静かで気弱そうな表の顔と、時折見せる冷徹で聡明な裏の顔を巧みに演じ分けています。第2話では、緊迫した逃亡劇の中で一瞬怒号をあげるシーンがあり、穏やかな「乃木」が見せた豹変ぶりに周囲もドキッとさせられました。堺さんの幅広い演技力が光り、乃木の内面に潜む秘密を感じさせる名演となっています。
野崎守(のざき まもる) – 演: 阿部寛さん。警視庁公安部の刑事であり、第1話から乃木を助けている頼もしい存在です。阿部寛さんと堺雅人さんは本作が連続ドラマで初共演。阿部さんといえば『TRICK』『新参者』『下町ロケット』など数々の日曜劇場を支えてきた名優ですが、本作では常に先を読み冷静沈着な公安捜査官を熱演。第2話では、野崎が乃木に対し「共同戦線を張れ」と呼びかけバディ関係を築く一方、乃木の素性にどこか疑念を抱く様子も垣間見せます。阿部さんの低く重みのある声と存在感がキャラクターの信頼感を高め、物語に緊張感を与えています。
柚木薫(ゆずき かおる) – 演: 二階堂ふみさん。バルカ共和国で医師として働く芯の強い女性で、難病の少年ジャミーンを献身的に支える心優しきキャラクターです。二階堂ふみさんは映画『ヒミズ』での新人賞受賞をはじめ高い演技力で知られ、ドラマでは『ストロベリーナイト・サーガ』などにも出演経験があります。本作では海外で奮闘する日本人医師という役どころを等身大に演じ、第2話では逃亡劇に巻き込まれながらもジャミーンの治療薬確保に奔走する姿が描かれました。とっさに咄嗟の嘘で野崎を言いくるめる機転も見せ、二階堂さんの凛とした佇まいが薫の強さと優しさを表現しています。
黒須駿(くろす しゅん) – 演: 松坂桃李さん。乃木の後輩であり、“別班”の工作員という役どころ。松坂桃李さんは第4話以降からの登場ですが、主要キャストとして名前が挙がっており、今後物語の鍵を握る存在となりそうです。松坂さんは『この世界の片隅に』(TBS)以来5年ぶりの日曜劇場出演で、過去には『ゆとりですがなにか』などで幅広い役柄を演じてきました。本作では乃木の“後輩”というポジションで、どのような活躍を見せるのか、第2話時点でも彼の登場を待ち望むファンの声がSNSで盛り上がっています。
ノゴーン・ベキ – 演: 役所広司さん。第1話にサプライズ登場した謎の人物で、テロ組織「テント」のリーダーと目される存在です。役所広司さんは日本を代表する名優で、『陸王』(TBS)以来6年ぶりの日曜劇場出演となりました。劇中では乃木憂助の過去とも関わりがありそうなキーマンで、第2話では直接の登場は控えめですが、その影が物語に暗い影響を及ぼしていることが示唆されています。役所さんの圧倒的な存在感は映像に登場するだけで緊迫感を生み、第5話以降で本格的に物語に絡んでくることが予想されます。
この他にも、駐バルカ日本大使の西岡英子(檀れいさん)や、日本大使館職員ナジュム(濱田岳さん)など豪華キャストが脇を固めています。堺雅人さん×阿部寛さんというW主演級の共演に加え、二宮和也さんの登場(乃木を追う謎の男・ノコル役)も話題になりました。超豪華俳優陣がそれぞれに存在感を発揮し、第2話でも「主演クラスがずらりと集結していて贅沢!」との声が上がるほどです。キャストの顔ぶれだけでも一見の価値ありと言えるでしょう。
制作陣情報(監督・脚本・制作)
『VIVANT』の制作陣も日本ドラマ界のトップクラスが集結しています。まず演出・原作を手がけるのは福澤克雄さん。福澤監督はTBS日曜劇場枠で数々の名作を生み出してきた名演出家で、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』など社会現象となった作品を手掛けてきました。今回は監督のみならず企画原案も担当する完全オリジナルストーリーで、「あまりに壮大で複雑」と堺雅人さんも語るスケールの大きい物語を作り上げています。中央アジア・モンゴルでの長期ロケを敢行し、砂漠のシーンなど映画さながらの迫力を追求するなど、福澤監督のこだわりが随所に感じられます。
脚本は福澤監督とタッグを組む八津弘幸さんを中心に、李正美さん、宮本勇人さん、山本奈奈さんといった気鋭の脚本家チームが参加しています。八津弘幸さんはドラマ『半沢直樹』『ノーサイド・ゲーム』『テセウスの船』などヒット作を多数執筆しており、企業ドラマやミステリーを巧みに構成する脚本術に定評があります。今回も伏線の張り方や謎の提示が絶妙で、第2話までに「VIVANT=別班?」という大胆な仮説を早々に投下する展開には驚かされました。複雑なストーリーながら視聴者を迷子にさせないテンポの良さは、脚本陣の力量によるものでしょう。
音楽は作曲家の千住明さんが担当。壮大かつ緻密なオーケストレーションは物語の緊張感とスケール感をさらに高めています。千住さんは大河ドラマ『風林火山』や映画音楽でも知られる巨匠で、本作でもメインテーマ「VIVANT」の旋律が視聴者の心を掴み、第2話の砂漠シーンでは雄大なサウンドが臨場感を演出していました。また、モンゴル語の台詞が多い本作では現地語の監修にネイティブスタッフを起用しリアリティを追求している点も特筆すべきです。制作費1話あたり1億円とも報じられた破格のスケールで、TBSの日曜劇場が総力を挙げて作り上げた超大作と言えるでしょう。
あらすじ
※ここから第2話の詳細なストーリーに触れます。未視聴の方はご注意ください。
中央アジアのバルカ共和国でテロ事件の濡れ衣を着せられた乃木(堺雅人)と薫(二階堂ふみ)は、公安刑事の野崎(阿部寛)の助けを借り、現地警察からの追跡を振り切って何とか在バルカ日本大使館に逃げ込みます。ひとまず大使館で保護された2人でしたが、乃木にはまだ使命が残っています。彼は勤務先・丸菱商事の140億円(誤送金された巨額資金)を取り戻すため、悠長に隠れてはいられません。野崎もまた「世界中を巻き込む大きな渦に入り込んだ」と語り、この状況の背後にただならぬ陰謀を感じ取っていました。
大使館では、日本大使の西岡英子(檀れい)が乃木たちの保護に尽力してくれるかに見えました。しかし、それは表向きの顔。本当は西岡大使こそバルカ政府側と内通する“裏切り者”だったのです。彼女は乃木たちを匿うふりをしながら密かにバルカ警察へ引き渡そうと画策。突如大使館内の明かりが消され、乃木たちの前に武装警察が押し寄せるという絶体絶命のピンチに陥ります。「まさか大使が裏切り者だとは!」と信じていた人に裏切られた乃木たちは愕然。しかし間一髪のところで、大使館職員のナジュム(濱田岳)が独断で助け舟を出してくれました。ナジュムの活躍により乃木・薫・野崎・そして現地協力者の大男ドラム(富栄ドラム)は密かに大使館の裏口から脱出に成功します。
行き場を失った一行は、バルカ警察の手の届かないルートとして“死の砂漠”を横断する計画を立てます。バルカ人ですら決して踏み入れないという過酷なアド砂漠を、一か八かでラクダに乗って越える作戦です。夜明け前、乃木たちは幼いジャミーンを薫の同僚看護師に託し(砂漠行には連れて行けないため)、水や食料を抱えて砂漠に向かいました。道中、野崎と乃木は互いに情報交換を始めます。爆破犯ザイールが死の間際に乃木へ呟いた謎の言葉「お前がVIVANTか?」について、野崎は自分なりの推理を語りました。それは「“VIVANT”とは公には存在しない自衛隊の極秘情報部隊『別班』のことではないか?」という仰天の仮説だったのです。突然の指摘に乃木も動揺を見せます。野崎はさらに、丸菱商事社内にテロ組織と内通する人物(内通者)がいる可能性や、CIAすら追っている“正体不明の組織”が暗躍していることを示唆し、乃木に協力を求めました。こうして利害の一致した乃木と野崎は、疑心暗鬼になりながらも共に日本への帰還を目指すことになります。
砂漠の夜、焚き火を囲むシーンでは、乃木が不思議な独り言を呟き野崎を警戒させる場面もありました(乃木の中の“もう一人の人格”が顔を覗かせた描写)。野崎は不審に思いつつも、砂漠越えという極限状況でチームワークを乱すまいと黙って見守ります。そして迎えた夜明け、果てしない砂漠をキャラバンが進んでいく中で事件が起こります。なんと薫を乗せていたラクダが暴れ、薫の姿がいつの間にかキャラバンから消えてしまったのです!気付かず前進を続ける乃木たち…第2話は、取り残された薫の安否がわからないまま砂漠に朝日が昇るシーンで幕を閉じました。
感想
第2話はハラハラドキドキの連続で、あっという間の79分間でした。まず驚かされたのは、日本大使の西岡がまさかの裏切り者だった展開です。「味方だと思っていた人物が敵だった」という王道のどんでん返しに、思わず声が出てしまいました。大使館のシーンでは停電の暗闇の中、薫が不安そうに乃木の袖を掴む描写が細かく映されていて、こちらまで手に汗握る緊迫感。【誰を信じていいかわからない】状況に陥った瞬間、野崎が「最後にやることができた。5分後に裏口に集合だ」と静かに指示する場面は鳥肌もので、阿部寛さん演じる野崎の頼もしさが際立っていました。
また、砂漠を越えるという大胆すぎる逃亡計画にも度肝を抜かれました。まさにアドベンチャードラマという触れ込みに嘘はなく、ラクダに乗って砂漠を行く主人公たちの姿は「連ドラの域を超えている!」と感嘆せざるを得ません。砂漠シーンの映像美と迫力ある音楽が相まって、本当に映画を見ているような没入感でした。夜の焚き火で乃木が見せた怪しい独り言のシーンでは、一瞬ホラーのような不気味さも漂い、乃木の内面に踏み込む演出が光りました。堺雅人さんは普段の穏やか乃木と別人格のスイッチを表情の変化だけで演じ分けており、その演技力に改めて脱帽です。
良かった点だけでなく気になった点を挙げると、物語の情報量が多くて展開が早いので、少し置いて行かれそうになる瞬間もありました。第2話では「VIVANT=別班?」という重要ワードが飛び出しましたが、「え、もう答え出ちゃうの?」と若干戸惑いも。もっと引っ張るかと思いきや2話で仮説が提示されたので、この先さらに大きなどんでん返しがあるのかもしれないと勘ぐってしまいました。ただ、これは裏を返せばテンポの良さでもあり、謎が次々明かされるスピード感は爽快です。視聴者を飽きさせず議論も加速させる巧みな構成だと感じました。
全体的には、第2話は「裏切りと謎解き」が詰まった神回だったと思います。物語序盤にしてこれだけ盛り上げてくれるとは、本作の本気度が伝わってきます。砂漠で消えた薫の行方や、乃木の秘密など気になる要素が山盛りで、エンディング後もしばらく興奮が冷めませんでした。笑える小ネタとしては、乃木の大好物が渋いことにクスッときました(赤飯が好きという設定には思わずほっこり)。シリアスな中にもこうした遊び心が散りばめられているのも『VIVANT』の魅力ですね。第2話は終始緊張感たっぷりでしたが、視聴後はまさに「高揚感と心地よい疲労感」が残るような、濃密なエピソードでした。
考察・解説
第2話で一番の話題となったのは、やはり「VIVANT」の意味にまつわる謎解きでしょう。野崎が語った仮説によれば、「VIVANT」は自衛隊の極秘諜報部隊「別班(ベッパン)」を指すコードネームではないかということでした。実はこの“別班”という言葉、現実世界でも存在が噂されている組織です。元公安部の有識者によれば、陸上自衛隊内に正式非公開の情報部隊が実在するとされ、本作の監修者も「別班は実在している」と語っています。つまりドラマ内の設定も、まったくのフィクションではなくリアリティのある題材を下敷きにしているわけです。タイトルの“VIVANT”はフランス語で「生きている」という意味ですが、それをあえてローマ字読みでコード名にしたところが興味深いですね。生きて存在する影の組織というニュアンスと、「別班」のローマ字表記(BEPPAN)に音が似ていることから、野崎は真相に気づいたのでしょうか。第2話では彼の推理として語られただけなので、まだ断定はできません。しかし一部視聴者からは「番組タイトルがそれだけの意味なわけない、きっと別の伏線も…」という声もあり、今後“VIVANT”の言葉にさらなる意味が重ねられる可能性も考えられます。
また、裏切り者の存在が早くも明らかになった点にも注目です。西岡大使の裏切りは視聴者にもショックを与えましたが、第2話時点での“意外な敵”は彼女だけではありません。物語全体のテーマとして「敵か味方か、味方か敵か。」というコピーが掲げられており、今後も登場人物の中に潜む裏切りや二重スパイの存在が示唆されています。例えば、丸菱商事の同僚たちや乃木の上司など、今は善人に見える人物が実はテロ組織と繋がっている可能性も否定できません。実際、野崎も「社内に内通者がいる」と指摘していました。第1話では乃木の部下・水上が怪しい動きを見せていましたし、今後も「誰を信じるべきか?」という疑心暗鬼が物語を駆動していきそうです。
主人公・乃木憂助自身も多くの謎を抱えています。第2話で印象的だったのは、乃木が夢やフラッシュバックで幼少期の記憶に苛まれていたことです。銃声や混乱の中で泣き叫ぶ子供時代の乃木らしき姿…彼の過去にはバルカ共和国での内戦と生き別れなど、悲劇的な出来事があったことが示唆されています。この過酷な体験が原因で、乃木にはもう一つの人格(Fと呼ばれる別人格)が生まれたのではという考察が視聴者の間で盛んに行われています。実際に乃木は時折自分自身と会話するような奇妙なシーンがあり、野崎もそれに薄々気付いている様子でした。もし乃木が二重人格だとしたら、表向きの気弱な乃木と裏の戦闘的な乃木(F)は何をきっかけに入れ替わるのか? 一説には、乃木が右手人差し指でこめかみを押さえる仕草をするとFが出てくる、といった細かなサインも指摘されています。堺雅人さんの演技の中にそうしたスイッチ演技が盛り込まれているので、ぜひ注目してみてください。
さらに興味深いのは、テロ組織「テント」と乃木家の因縁です。物語序盤から登場する謎の大物・ノゴーン・ベキ(役所広司)はテントのボスですが、どうやら乃木憂助の父親である可能性が高まっています。第1話で乃木が幼少期に両親と生き別れになったエピソードが語られていましたが、その父が平和主義の日本人から一転してテロリストの長になった背景には何があるのか…。これは物語後半の宿命的なテーマになりそうです。親子の確執、そして「日本か父か」を選ぶ究極の選択が乃木を待ち受けるのではと想像しています(実際、最終話サブタイトルには“40年の宿命が完結!選ぶのは父か日本か?”との予告も…)。こうした壮大な親子の物語が裏に控えていると思うと、第2話までの誤送金編はまだ序章に過ぎないのかもしれません。
最後に、第2話ラストの薫失踪についても少し考えてみます。砂漠でラクダから落ちてしまった薫ですが、幸い直後の予告映像などから無事が確認できました。しかし一行とはぐれた彼女が見たもの・体験したことが、今後の展開に影響を与える可能性があります。例えば、薫が単独行動中にテントの動向を目撃してしまったり、あるいはジャミーンの治療に関して新たな人物と遭遇したりするのでは? 彼女は医師であり、人道的な立場から物語を見るキャラクターです。荒涼とした砂漠の中で、人の命の重みや絆といったテーマが薫の視点で描かれるかもしれません。第2話ではジャミーンのためにクラウドファンディングを始めようとする薫の健気さも描かれていましたが、この行動が後に大きな繋がりを生む予感もあります。
『VIVANT』第2話は伏線と謎が渦巻く展開でしたが、それゆえにファンの考察も大いに盛り上がっています。「VIVANT=別班説」の真偽、乃木の正体、そして敵味方の裏表など、今後も一瞬たりとも見逃せないストーリーが続きそうです。私自身、視聴後に公式サイトやSNSを見返してヒントを探したくなるほどで、まさに考察が楽しいドラマだと感じています。
視聴者の反応
ポジティブな声(好意的な反応)
- 「今日も映画並みのスケールで圧倒…テレビドラマの域超えてる!」
- 「裏切り者判明とか展開が早くて毎回驚かされる。最高に面白い」
- 「堺雅人さんと阿部寛さんのコンビが渋くて痺れる。演技合戦が見もの」
- 「ドラム優秀すぎ!無言なのに頼りになりすぎて笑った」
- 「VIVANT=別班ってこと!?鳥肌立ったし即ググったら本当にあるとか熱すぎる」
ネガティブな声(否定的・批判的な反応)
- 「情報量多めで少し混乱…ついていくのが大変かも」
- 「2話で謎が明かされるの早すぎでは?肩透かしにならないといいけど…」
- 「スケール大きいけど現実味ない展開もあってツッコミ入れちゃう」
- 「松坂桃李まだ出てこないの?序盤で姿なしは焦らしすぎかな」
- 「何が本当で誰が裏切り者か分からなくてモヤモヤ…早くスッキリさせて!」
SNS上では上記のような声が多数見られました。全体的に「映画級の迫力とスピード感がすごい!」と絶賛するポジティブな反応が大半で、第2話にして早くも物語にどっぷりハマった視聴者が続出しています。「#VIVANT考察」のハッシュタグも盛り上がり、VIVANT=別班説や乃木二重人格説など視聴者同士で議論が白熱。「ドラムみたいな部下ほしい」「ナジュムいい奴だった!」といったキャラクターに対する愛あるコメントも目立ちました。一方で、一部には「情報が多くて難しい」との指摘や「展開が早すぎて戸惑う」との声もありました。しかしそれも「先が読めなくて逆に楽しい」「裏切りが読めないからこそハマる」と肯定的に受け止める人が多いようです。松坂桃李さん演じる黒須が第2話でも登場しなかったことについては「まだ出ないの!?」と驚きつつも、それだけ今後への期待が高まっている証と言えるでしょう。総じて第2話は視聴者の心を鷲掴みにし、SNS上でも関連ワードが次々トレンド入りするなど大反響となりました。
次回への期待
波乱含みの第2話を経て、物語はいよいよ次の局面へ進みます。まず気になるのは砂漠で行方不明になった薫の救出です。乃木たちは薫不在にいつ気付き、どうやって彼女を探し出すのか? 死と隣り合わせのアド砂漠だけに、一刻を争う展開になりそうです。薫と乃木の間には微かな信頼関係も芽生え始めていたので、無事に再会できることを祈るばかり。薫が戻った後は、いよいよ日本への帰還が目前です。第3話予告ではついに一行が日本に戻る様子が映っており、舞台が日本国内に移ることで新たな展開が待っているでしょう。丸菱商事の140億円誤送金事件もクライマックスを迎えるはずです。社内の内通者とは誰なのか、そして消えた大金の行方は? 乃木は疑いを晴らし、会社に戻ることができるのかも注目です。
さらに、物語の裏で蠢くテロ組織「テント」との対峙も本格化していくでしょう。乃木たちが追っているテロリストたちの真の目的とは何なのか。乃木の父・ベキ率いる組織と知った時、乃木はどんな行動を取るのか。「敵か味方か――」というキャッチコピー通り、今後も予想を裏切る展開が続きそうです。個人的には、第2話で垣間見えた乃木と野崎のバディ関係がどう発展するか楽しみです。野崎は乃木の正体に勘付きながらも信頼を寄せつつあり、一方の乃木も野崎の有能さと人間味に触れて絆が生まれています。このコンビが次回以降どんな共闘を見せてくれるのか、ワクワクが止まりません。
そして忘れてはいけないのが、黒須駿(松坂桃李)の本格登場です。第2話まで姿を見せなかった黒須ですが、視聴者の間では「彼は何者なのか?」と早くも考察が盛り上がっています。乃木の後輩という設定からして味方寄りに思えますが、果たして本当に味方なのか、それとも裏があるのか…。松坂さん自ら「第2話も凄い内容です」と放送前にツイートして話題になっただけに、登場時には大きなどよめきが起こることでしょう。第3話以降、黒須やテントの動きで物語は“誤送金編”から“宿命編”へと移行し、さらにスケールアップするはずです。
次回第3話では「絶体絶命の反撃開始」とのサブタイトルが示されており、乃木たちの大逆転劇が期待できます。砂漠を乗り越えた先で彼らを待つものは何か? そして“VIVANT”というタイトルに込められた本当の意味が明らかになる日は来るのか? 謎は深まるばかりですが、視聴者の推理もどんどん冴えてきています。次回も手に汗握る展開間違いなしですので、見逃せませんね!私も全力で追いかけ、またレビューと考察をお届けしたいと思います。
配信情報・視聴方法
『VIVANT』はTBS系列にて毎週日曜よる9時に放送されました(全10話)。見逃し配信は放送直後からTVerやTBS公式サイトで1週間限定配信が行われていたほか、U-NEXTでも各話が順次配信されています。現在(2025年時点)ではNetflixでも全話視聴可能となっており、日本のみならず世界190以上の国と地域で配信中です。もしまだご覧になっていない方やもう一度おさらいしたい方は、これら配信サービスで第2話をチェックしてみてください。
- TVer(ティーバー) – 会員登録不要・無料で最新話を期間限定で視聴可能。
- U-NEXT – 第1話から最終話まで配信中。31日間の無料トライアルを利用して一気見もOK!
- Netflix – 世界配信中。字幕・吹替対応で海外からも視聴できます。
- Paravi(パラビ) – ※2023年にU-NEXTと統合。現在はU-NEXT内で視聴可能です。
- TBSオンデマンド – TBS公式の有料見逃し配信サービスでも視聴可。
地上波放送は終了しましたが、上記のように複数のプラットフォームで『VIVANT』を楽しむことができます。さらに本作はBlu-ray & DVDボックス(全話ディレクターズカット版収録)も発売されており、メイキング映像やキャストインタビューなど特典も充実しています。お好きな視聴方法で、ぜひあの手に汗握る物語を体験してください!
関連グッズ紹介
ドラマ『VIVANT』の世界をさらに楽しみたい方のために、いくつか関連グッズや作品をご紹介します。
- 公式ノベライズ小説『日曜劇場 VIVANT』(上・下巻)
ドラマの脚本を元に蒔田陽平さんが書き下ろした小説版です。テレビでは描ききれなかった心情描写や細かな設定まで補完されており、ミステリー小説としても読み応え十分。上巻(誤送金編)は2023年8月、下巻(宿命編)は同年9月に発売されました。活字でじっくり復習したい方におすすめです。現在扶桑社文庫より発売中。 - オリジナル・サウンドトラック(OST)
千住明さんが手掛けた劇伴を収録した2枚組サントラCD。テーマ曲「VIVANT」をはじめ、砂漠シーンを彩った壮大な楽曲や緊迫感みなぎるアクション曲など全29曲が収録されています。発売直後からサントラも話題となり、「メインテーマを聞くだけであのシーンを思い出して鳥肌!」というファンが続出しました。各種音楽配信サイトやCDショップで購入・試聴可能です。 - Blu-ray / DVD BOX (ディレクターズカット版)
2023年12月27日発売。全話に未公開シーンを加え再編集したディレクターズカット版を収録。特典映像にはメイキングやキャスト座談会、イベント映像などファン垂涎のコンテンツが盛りだくさんです。さらに初回特典としてオンラインイベント参加券が付属するなど豪華な内容。お気に入りのシーンを何度も楽しみたい方やコレクターの方はぜひチェックしてみてください。 - 劇中アイテム・コラボグッズ
作中でキーアイテムとなる“赤いまんじゅう”こと別班まんじゅうや、乃木の故郷・島根県奥出雲町の酒蔵とコラボした純米酒「VIVANT」などユニークな関連商品も登場しています。劇中に出てきたアイテムを実際に手に取ることで、ドラマの世界観をより身近に感じられるでしょう。公式オンラインショップやコラボ先の店舗で販売されています。 - 番組公式ガイドブック(※発売予定)
放送終了後に制作秘話や撮り下ろし写真を満載した公式ガイドブックの発売も期待されています。キャストインタビューやロケ地マップ、用語解説など、ファンにはたまらない情報が詰まった一冊になるはずです(※詳細は公式発表待ち)。
お気に入りのグッズを手に入れて、『VIVANT』の余韻に浸ったり、コレクションとして楽しんだりするのも良いですね。特にノベライズやサントラは作品理解を深めてくれるので、第2話まで見てハマった方はぜひ手に取ってみてください。
まとめ
『VIVANT』第2話は、裏切り者の発覚とタイトルに秘められた謎が明かされる物語の転換点とも言える回でした。緊迫の逃亡劇から砂漠でのサバイバル、そしてラストの衝撃的な引きまで、息つく暇もない展開に終始ドキドキさせられました。個人的な評価を★5段階で表すなら、ストーリーの濃さと衝撃度から文句なしの★5(神回)をあげたいところです。主要キャストの熱演はもちろん、映像美や音楽、脚本の巧みさが融合し、まさに「日曜劇場史に残る超大作」との呼び声も納得の内容でした。
物語はまだ序盤だというのに、ここまで伏線と謎が張り巡らされているとは今後への期待が高まるばかりです。乃木の正体や“別班”の真実、父との宿命など、これから先の展開にも目が離せません。次回以降、一体どんなサプライズが待っているのか、日曜日が来るのが待ち遠しいですね! 皆さんは第2話をご覧になってどう感じましたか?ぜひ思ったことや考察をコメントで教えてください。引き続き『VIVANT』の世界を一緒に楽しんでいきましょう。次回のレビュー記事もお楽しみに – まだまだ“VIVANT祭り”は続きます!